林門利門入
江戸時代の囲碁棋士
林門利門入(はやし もんりもんにゅう、1707年〔宝永4年〕 - 1746年3月20日〔延享3年1月29日〕)は、江戸時代の囲碁棋士で、家元林家六世林門入。元の名は岡田門利。常陸国出身、五世林因長門入門下、七段上手。七世井上春達因碩は甥にあたる。
1736年(元文元年)に因長門入の跡目となり、同年より御城碁に出仕。1743年(寛保3年)に因長が碁所を断念して隠居し、門利が家督を継いで六世林門入となり、七段昇段。御城碁は6局を勤め、因長の没した翌1746年(延享3年)死去。法名は到岸悟入信士。死後は実子の轉入が林家を継いだ。
御城碁成績
編集参考文献
編集- 安藤如意、渡辺英夫『坐隠談叢』新樹社 1955年