松本純弥 (陸上選手)
松本 純弥(まつもと じゅんや、2000年9月28日[2] - )は、日本の陸上競技選手。専門は中距離走。
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2022日本学生陸上個人選手権大会 800m決勝 (4月17日 レモンガススタジアム平塚) | ||||
選手情報 | ||||
ラテン文字 | Junya MATSUMOTO | |||
愛称 | 松純(マツジュン)[1] | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 中距離走 | |||
所属 | 株式会社FAJ | |||
大学 | 法政大学 | |||
生年月日 | 2000年9月28日(24歳) | |||
出身地 | 日本 神奈川県 | |||
身長 | 176 cm | |||
成績 | ||||
国内大会決勝 |
日本選手権 800m:2位 (2023年) | |||
自己ベスト | ||||
100m | 11秒20 | |||
200m | 21秒69 | |||
400m | 46秒66 | |||
800m | 1分46秒52 | |||
1000m | 2分30秒67 | |||
1500m | 4分02秒67 | |||
5000m | 16分59秒68 | |||
編集 |
経歴
編集球技が苦手だったことから陸上競技を始め、小学生時代から駅伝大会に出場し、横浜市立錦台中学校[3]から本格的に陸上に取り組むようになる[4]。長距離走選手を志向していたが、法政大学第二高校進学後、「短距離みたいにスピードが求められ、長距離のようにレース展開の面白さがある」と800m走の魅力を感じて転向した[5]。
高校2年生時、インターハイの予選を兼ねた関東大会南関東地区予選会の男子800m走で、クレイ・アーロン・竜波らを抑えて優勝[5](インターハイでは予選敗退)。3年生時のインターハイでは、男子800m走ではクレイ・アーロン・竜波に0.8秒差で敗れて準優勝に終わったが[6]、メンバーの1人として走った男子1600mリレー走で初優勝を果たした[7]。この後、第34回日本ジュニア・ユース陸上のU20男子800m走で優勝[8]。
大学は法政大学経済学部に進学。1年生時から関東学生陸上競技対校選手権大会(関カレ)の男子800m走で優勝[9]。日本選手権の男子800m走では予選で自己記録を更新する快走で決勝に進むも[10]、決勝では8位に終わった[11]。日本学生陸上競技対校選手権大会(インカレ)の男子800m走では関カレに引き続いての優勝を果たす活躍を見せた[12]。2年生時のインカレ男子800m走では、大会新記録となる1分47秒02で優勝し、2連覇を達成した[13]。
大学卒業後の2023年4月より、法政大学OBが社長を務める株式会社FAJに入社し、競技を継続している[14]。同年に行われた第107回日本陸上競技選手権大会において男子800mで日本歴代9位となる1分46秒52で2位となった。
スタイル
編集800m走では前半200mまでは後ろから行くのがおなじみで[1]、後半に追い上げる展開が多く、後半の走りとレース展開を作ることが自身の強みと語る[4]。かつて1500m走を専門にしていたときからこのようなレース展開をすることが多かったようで、その時の名残である[4]。
脚注
編集- ^ a b “陸上界のまつじゅん(松本純弥)が優勝!”. ランナーズ・ジャーナル JAPAN (2019年5月26日). 2020年7月4日閲覧。
- ^ 本人Twitterプロフィールより。
- ^ “全国中学校体育大会 区内から4人出場へ 区役所で激励会”. タウンニュース 神奈川区版. (2015年8月13日) 2020年7月4日閲覧。
- ^ a b c “【企画】新人特集 法大を背負う未来のスター候補を発掘せよ!俺たちが選ぶイチ押しNO.1ルーキー 〜陸上部編〜”. スポーツ法政. スポーツ法政新聞会 (2019年8月24日). 2020年7月4日閲覧。
- ^ a b “松本(法政二)競り合い制す 男子800 陸上高校南関東予選会”. カナロコ. (2017年6月19日) 2020年7月4日閲覧。
- ^ “激闘インターハイ(後) 相洋勢が個人でも日本一”. タウンニュース 小田原・箱根・湯河原・真鶴版. (2018年8月25日) 2020年7月4日閲覧。
- ^ “インターハイ陸上・男子1600mリレー 法政二が初優勝「最後は気持ちで」”. 高校生新聞オンライン. (2018年8月7日) 2020年7月4日閲覧。
- ^ “日本ジュニア・ユース 松本純弥が800mで全国優勝!”. 部活動ブログ. 法政大学第二中・高等学校 (2018年10月23日). 2020年7月5日閲覧。
- ^ “第98回関東学生陸上競技対校選手権大会 豊田将樹選手(スポーツ健康学部4年)が400mH・松本純弥選手(経済学部・1年)が800mで優勝”. 法政大学 (2019年5月29日). 2020年7月4日閲覧。
- ^ “圧巻!高校生のクレイアーロン竜波が高校記録に迫る快走で予選トップ!【日本選手権2019男子800m予選】”. PLAYER!. (2019年6月27日) 2020年7月4日閲覧。
- ^ “【陸上】第103回日本選手権Day2 男子800m決勝 クレイ・アーロン竜波が史上初の高校生優勝 日本歴代6位の1分46秒59!”. ベースボール・マガジン社WEB. (2019年6月28日) 2020年7月4日閲覧。
- ^ “【陸上競技】天皇賜杯第88回日本学生対校選手権 3、4日目 400mH豊田&800m松本が関カレに引き続き優勝を果たす!!”. スポーツ法政. スポーツ法政新聞会. 2020年7月4日閲覧。
- ^ “法大・松本純弥が大会新で男子800m連覇「いいレースでした」”. スポーツ報知. (2020年9月13日). オリジナルの2020年9月13日時点におけるアーカイブ。 2020年9月13日閲覧。
- ^ 松本純弥 [@0928Junya] (2023年4月5日). "【ご報告】". X(旧Twitter)より2023年6月7日閲覧。
外部リンク
編集- 松本 純弥 (@0928Junya) - X(旧Twitter)
- 松本純弥 Junya Matsumoto (@junya_middle) - Instagram