村松雄斗

日本の卓球選手

村松 雄斗(むらまつ ゆうと、1996年10月14日 - )は、山梨県中央市出身の、日本卓球選手。鹿児島県スポーツ協会(国体鹿児島チーム)所属。ITTF世界ランキング最高位U21男子シングルス2位.Jr.男子シングルス2位.カデット男子シングルス1位.男子シングルス21位。段級位は5段。ITTFグランドファイナルU21で日本人初の2大会でのメダル獲得者。同じ卓球選手の平野美宇はいとこにあたる[2]

村松 雄斗
マインツ05
基本情報
よみがな むらまつ ゆうと
ラテン文字 MURAMATSU Yuto
生年月日 (1996-10-14) 1996年10月14日(28歳)
国籍 日本の旗 日本
出身地 山梨県の旗山梨県中央市
血液型 B型
身長 180cm
体重 63kg
のサイズ 28.5cm
血縁者 平野美宇(従兄妹)
選手情報
最高世界ランク U21男子シングルス2位 Jr.男子シングルス2位 カデット男子シングルス1位 男子シングルス21位 (2017年6月)
段級位 5段
利き腕
グリップ シェークハンド
ラケット 松下浩二オフェンシブ[1]
フォア面ラバー V>20 Double Extra [1]
バック面ラバー スペクトル S1[1]
戦型 カット主戦型
ITTFサイト WTTプロフィール
経歴
学歴 帝京高校卒業
所属歴 鹿児島県スポーツ協会 
JOCエリートアカデミー
東京アート
2016-18 オクセンハウゼンドイツ語版ドイツの旗
2018-2022 琉球アスティーダ
2022- マインツ05
代表 日本の旗 日本代表 2013-2015,2017
ITTFワールドツアー戦歴
デビュー 2009
生涯成績 497試合 341勝 勝率69%
世界卓球選手権戦歴
出場大会数 2
初-最終出場 2015 - 2017
獲得メダル
日本の旗 日本
男子卓球
アジア大会卓球競技
2014 仁川 男子団体
アジア選手権
2015 パタヤ 男子団体
2021 ドーハ 男子団体
東アジア大会卓球競技
2013 天津市 男子団体
ITTFワールドツアーグランドファイナル
2014 坑州市 U21 男子シングルス
2016 ドーハ U21 男子シングルス
ユースオリンピック
2014 南京市 男子シングルス
2014 南京市 混合ダブルス
世界ジュニア選手権
2012 ハイデラバード 男子団体
2012 ハイデラバード 男子ダブルス
2014 上海 男子シングルス
2014 上海 男子団体
アジアカデット卓球選手権
2010 バンコク 男子シングルス
2014 マンバイ 男子団体
東アジアホープス卓球選手権
2008 大阪 男子シングルス
2008 大阪 男子団体
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人物

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山梨県[3][4]中央市出身。平野美宇の家族が経営する「平野英才教育研究センター卓球研究部(通称:平野卓研)」で卓球を始める。

2004年に全日本卓球選手権バンビの部で優勝[5]を皮切りに各世代で優勝。

稲付中学校入学と同時にエリートアカデミーに入った[5]帝京高校を卒業[6]

2013年のアジアカップでは格上の閻安に勝利した。

2016-17シーズンから2017-18シーズンにかけて、ドイツ・ブンデスリーガ1部のオクセンハウゼンドイツ語: TTF Liebherr Ochsenhausenでプレーした。

2016年のITTFワールドツアーグランドファイナルの1回戦では元世界ランキング1位のブラディミル・サムソノフに勝利した。

2017年の世界選手権デュッセルドルフ大会にはシングルスで出場した。

2018年以降はケガなどに悩まされ、国際大会には出場せず国内の試合のみに専念した。

2018年からTリーグ琉球アスティーダに所属し、2019-20シーズンはシングルス6試合、2020-21シーズンはシングルス1試合に出場した。

2022-23年シーズンドイツ・ブンデスリーガ1部の1. FSV Mainz 05に移籍。

2023年から、鹿児島県スポーツ協会所属となり、卓球国体チーム代表となった。

プレースタイル

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180cmの長身から繰り出す安定感のあるバックカットに加え、力強い両ハンド攻撃を併せ持つ、現代カットマンの先駆けとなるカットマン。表ソフトから出されるバックカットは切れ味もよく、変化が鋭い。 一時期粒高を使っていたが、すぐに戻したという。特にラケットを反転しバックハンド攻撃で撃ち抜くのが印象的で、隙あらば攻め、守る所は守るという、メリハリのある戦型といえる。

そのプレーは早くから注目されており、2008年の全日本卓球選手権大会ホープスの部で優勝した際も、同じくカットマンの高島規郎1975年の第33回世界卓球選手権における男子シングルス銅メダリスト)から「世界で開花する日も近いかもしれない」と称賛された[7]

憧れの選手は陳衛星2015年の世界選手権では対戦したがストレート負けを喫した。2017年には臨時で2週間コーチとして指導を受けている。

戦歴

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2004年
2006年
2008年
2009年
2010年
  • ジュニアサーキットフランスジュニア&カデットオープン 男子団体 優勝、男子シングルス 優勝
  • アジアジュニア卓球選手権 カデット団体 準優勝
  • ジュニアサーキット韓国ジュニア&カデットオープン カデット男子ダブルス 優勝(酒井明日翔ペア)
  • カデットチャレンジ&ジュニアサーキットファイナル 男子団体 優勝
  • 全日本卓球選手権大会 カデットの部 男子ダブルス 準優勝(酒井明日翔ペア)
2011年
  • ジュニアサーキットスウェーデンオープン ジュニア男子ダブルス 優勝(酒井明日翔ペア)、ジュニア男子シングルス 準優勝
  • ジュニアサーキットスペインジュニア&カデットオープン ジュニア男子団体 準優勝、ジュニア男子シングルス 優勝
  • ジュニアサーキット香港ジュニア&カデットオープン ジュニア男子団体 準優勝、ジュニア男子シングルス 準優勝
  • ジュニアサーキット韓国ジュニア&カデットオープン ジュニア男子団体 準優勝
  • ジュニアサーキットドイツジュニアオープン ジュニア男子団体 優勝
2012年
  • 第51回大阪国際招待選手権大会 シングルス 優勝
  • ジュニアサーキットスウェ―デンジュニア&カデットオープン ジュニア男子ダブルス 準優勝(龍崎東寅ペア)
  • サフィール国際オープン U-21 準優勝、U-18 優勝
  • ITTFワールドツアースペインオープン U-21 準優勝
  • アジアジュニア卓球選手権 ジュニア男子団体 準優勝
  • ITTFワールドツアーチェコオープン U-21 準優勝
  • ITTFワールドツアーロシアオープン U-21 準優勝
  • ITTFワールドツアーポーランドオープン U-21 優勝
  • 世界ジュニア卓球選手権 男子団体 準優勝
2013年
  • ITTFワールドツアーオーストラリアオープン U-21 準優勝
  • ITTFワールドツアーカタールオープン U-21 準優勝
  • ジュニアサーキットハンガリージュニア&カデットオープン ジュニア男子シングルス 優勝
2014年
2016年
  • ITTFワールドツアードイツオープン U-21 優勝
  • ITTFワールドツアーチェコオープン 男子シングルス 優勝、U-21 優勝
  • ITTFワールドツアー中国オープン U-21 準優勝

戦績

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※最高成績

シングルス

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2016年
  • ITTFワールドツアー チェコオープン 優勝
  • ITTFワールドツアー グランドファイナル(U-21) 準優勝


2024年

  • WTTフィーダーカリアリ 優勝

ダブルス

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2012年

団体

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2014年
  • ユースオリンピック 準優勝

ほか

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年 561 531 502 518 369 381 479 431 376 380 385 359
2011年 358 353 331 335 350 203 204 217 238 238 213 162
2012年 159 162 169 180 159 121 109 129 110 92 96 61
2013年 58 60 51 52 46 59 66 67 72 75 78 70
2014年 86 88 88 83 81 74 44 44 29 29 25 30
2015年 24 25 24 23 24 27 27 26 28 31 35 37
2016年 47 36 38 41 47 39 39 33 33 37 31
2017年 21 24 26 22 28 21 30 30 32 42 37 42
2018年 72 68 87 95 100 106

脚注

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  1. ^ a b c 村松雄斗卓球ナビ
  2. ^ “平野美宇いとこ、村松も世界卓球代表に”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2015年1月19日). https://www.daily.co.jp/newsflash/general/2015/01/19/0007672955.shtml 2017年1月21日閲覧。 
  3. ^ 村松 雄斗MURAMATSU Yuto”. 日本卓球協会. 2016年10月20日閲覧。
  4. ^ 村松 雄斗 (むらまつ ゆうと)”. 日本オリンピック委員会. 2016年10月20日閲覧。
  5. ^ a b 村松雄斗 〈日本 〉”. 卓球王国. 2016年10月20日閲覧。
  6. ^ 選手プロフィール/戦績”. 日本卓球リーグ実業団連盟. 2016年10月20日閲覧。
  7. ^ 全日本選手権(ホープス・カブ・バンビの部)結果”. 卓球王国 (2008年7月28日). 2017年4月10日閲覧。

外部リンク

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