李昇祐
李 昇祐(イ・スンウ、1998年1月6日 - )は、大韓民国・水原市出身のサッカー選手。Kリーグ1・水原FC所属。元韓国代表。ポジションはFW、MF。
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ソウル広場での李昇祐 (2018年) | ||||||
名前 | ||||||
愛称 |
Korean Messi (韓国のメッシ) | |||||
カタカナ | イ・スンウ | |||||
ラテン文字 | Lee Seung-woo | |||||
ハングル | 이승우 | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 大韓民国 | |||||
生年月日 | 1998年1月6日(26歳) | |||||
出身地 | 水原市 | |||||
身長 | 168cm | |||||
体重 | 63kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | 水原FC | |||||
ポジション | FW / MF | |||||
背番号 | 11 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2011 | 仁川ユナイテッドFC | |||||
2011-2016 | FCバルセロナ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2016-2017 | FCバルセロナB | 1 | (0) | |||
2017-2019 | エラス・ヴェローナFC | 30 | (2) | |||
2019-2021 | シント=トロイデンVV | 17 | (2) | |||
2021 | → ポルティモネンセSC (loan) | 4 | (0) | |||
2022- | 水原FC | 53 | (16) | |||
代表歴2 | ||||||
2013-2015 | 韓国 U-17 | 18 | (13) | |||
2015-2017 | 韓国 U-20 | 16 | (7) | |||
2018-2021 | 韓国 U-23 | 10 | (4) | |||
2018-2019 | 韓国 | 11 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年7月8日現在。 2. 2021年6月15日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
編集クラブ
編集韓国の水原市出身で仁川ユナイテッドFCのユースからFCバルセロナのユース (ラ・マシア) に移籍。2011-12年シーズンではユースのリーグ戦得点王に輝き、その後はユースの最上位にあたるフベニールAまで昇格を果たした。因みに当時のラ・マシアには久保建英、アンドレ・オナナ、ウィルフリッド・カプトゥーム、イアン・ポベダ、ボビー・アデカニェ、マティアス・ラカバなどが在籍していた。ただし、2014年にFCバルセロナ側に未成年者の移籍に関するFIFA条項違反があったため、18歳になる2016年1月まで公式戦に出場することができなかった[1]。
2016年3月13日、当時FCバルセロナBが所属していた3部リーグのUEリェイダ戦に後半32分から途中出場し、デビューを飾った[2]もの、デビュー以降の15-16年シーズン、および16-17年シーズンではバルサBでの出場、およびベンチ入りはなく、FCバルセロナ U-19でUEFAユースリーグに出場していた。
2017年6月、スペインのスポーツ紙ムンド・デポルティーボにFCバルセロナ側はイ・スンウをバルセロナBへ昇格させるつもりがないという記事が掲載され[3]た後、8月末に150万ユーロの移籍金でイタリアのセリエAに昇格が決まったばかりのエラス・ヴェローナFCに完全移籍することが発表された。[4]
2018年5月6日、ACミラン戦でプロ初ゴールを記録した。2019年8月30日、シント=トロイデンVV(STVV)に完全移籍することが発表された[5][6]。
2021年2月1日、シーズン終了までの期限付き移籍でポルティモネンセSCに加入した[7]。この契約には買取オプションも付帯していたが[8]、行使されることなくシーズン終了後にSTVVに復帰となった。
2021年11月23日、STVVとの契約を解消し、退団したことが発表された[9]。翌2022年には母国であるKリーグ1の水原FCに入団し、シーズン14ゴールを挙げて復活を印象付けた。
2023年8月、月間MVPに選出された[10]。
代表
編集2014年に世代別の代表に選出され、AFC U-16選手権に出場。準々決勝では日本と対戦し、2得点を決めて準決勝進出に貢献した[11]。アジアの予選を勝ち抜いてFIFA U-17ワールドカップに出場し、ブラジルを撃破するなど存在感を見せた[12]。
2018年ロシアワールドカップではチーム最年少で選出され、2試合に出場した。2018年アジア大会に出場し、4得点の活躍で優勝に貢献し、大韓民国国軍の兵役免除の恩典を受け[13]、FOXスポーツアジアによるベストイレブンにも選出された[14]。
所属クラブ
編集- ユース経歴
- 2011年 仁川ユナイテッドFC U-15
- 2011年 - 2017年 FCバルセロナ・フベニル
- プロ経歴
- 2017年 - 2019年 エラス・ヴェローナFC
- 2019年 - 2021年 シント=トロイデンVV
- 2021年 ポルティモネンセSC
- 2022年 - 水原FC
代表歴
編集出場大会
編集- U-16韓国代表
- AFC U-16選手権(2014年)
- U-17韓国代表
- FIFA U-17ワールドカップ(2015年)
- U-19韓国代表
- AFC U-19選手権(2016年)
- U-20韓国代表
- FIFA U-20ワールドカップ(2017年)
- U-23韓国代表
- アジア競技大会(2018年)
- 韓国代表
- 2018年 - 2018 FIFAワールドカップ(グループリーグ敗退)
- 2019年 - AFCアジアカップ2019(ベスト8)
試合数
編集
韓国代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2018 | 7 | 0 |
2019 | 4 | 0 |
通算 | 11 | 0 |
脚注
編集- ^ バルセロナに逸材「韓国のメッシ」李承佑/イチオシ日刊スポーツ(2017年1月3日)
- ^ “韓国のメッシ”イ・スンウがバルサBでプロデビュー「夢のためにもっと頑張る」ゲキサカ(2016年3月15日)
- ^ http://www.mundodeportivo.com/futbol/fc-barcelona/20170620/423523724273/fc-barcelona-barca-seung-woo-lee-mercato-fichaje-dortmund.html
- ^ https://mundodeportivo.jp/articles/2867
- ^ #WELCOMESEUNGWOO STVV 2019年8月30日
- ^ “【新加入】イ・スンウ選手と完全移籍契約締結のお知らせ”. シント=トロイデンVV (2019年8月30日). 2019年8月30日閲覧。
- ^ "SEUNG-WOO LEE MOVES TO PORTIMONENSE SC ON A LOAN" (Press release). シント=トロイデンVV. 1 February 2021. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “Seung-woo Lee reforça Portimonense por empréstimo” (ポルトガル語). Record (2021年2月1日). 2021年11月23日閲覧。
- ^ “【退団】イ・スンウ選手と契約解除のお知らせ”. シント=トロイデンVV (2021年11月23日). 2021年11月23日閲覧。
- ^ “25歳になったバルセロナ下部組織出身「韓国のメッシ」、8月のKリーグ月間MVPに選出!”. 2023年9月24日閲覧。
- ^ 韓国のメッシ”にやられた…U-16日本代表は準々決勝敗退でU-17W杯出場逃すゲキサカ(2014年9月14日)
- ^ FIFA、ブラジル撃破の立役者イ・スンウを紹介「かつてのマラドーナ」サッカーキング(2015年10月19日)
- ^ “男子サッカーで日本銀、韓国優勝で孫興民は兵役免除に アジア大会”. フランス通信社 (2018年9月2日). 2018年9月5日閲覧。
- ^ “日本から2名選出! 大物FWは選外…海外メディアが選ぶアジア大会ベスト11”. ゲキサカ (2018年9月5日). 2018年9月5日閲覧。