日鉄セメント
北海道室蘭市にあるセメントメーカー
日鉄セメント株式会社(にってつセメント)は、北海道室蘭市にある日本製鉄グループの企業(セメント工場)。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒050-8510 北海道室蘭市仲町64 北緯42度21分09秒 東経141度00分00秒 / 北緯42.35250度 東経141.00000度座標: 北緯42度21分09秒 東経141度00分00秒 / 北緯42.35250度 東経141.00000度 |
設立 | 1954年6月28日 |
業種 | ガラス・土石製品 |
法人番号 | 5430001056935 |
事業内容 | セメントの製造・販売、土石の加工・販売、産業廃棄物の処理・再生加工 |
代表者 | 吉村康嗣(代表取締役社長) |
資本金 | 15億円 |
売上高 |
128億2,600万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
13億8,000万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
13億7,500万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
13億3,400万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
22億4,800万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
126億300万円 (2024年3月期)[1] |
主要株主 | 日本製鉄、住友大阪セメント |
外部リンク | https://cement.nipponsteel.com/ |
日鉄セメント室蘭工場 | |
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操業開始 | 1955年 |
業種 | ガラス・土石製品 |
生産品 | セメント、特殊製品 |
敷地面積 | 22.9ヘクタール (0.229 km2) |
住所 | 北海道室蘭市仲町64 |
所有者 | 日鉄セメント |
概要
編集北海道における経済活動の基盤整備・強化としてのセメント供給、富士製鐵室蘭製鐵所(現在の日本製鉄室蘭製鉄所)で副生される「高炉スラグ」の資源循環を目的として設立した[2]。「高炉セメント」を主力製品としているほか、特殊製品(注入材、セメント系固化材、補修材など)を開発しており[3]、北海道・東北地方を主要販売エリアとしている。また、産業廃棄物処分業として産業廃棄物の処理、副産物のリサイクルを行っている。これまでに北海道による「北海道科学技術賞」[4]、環境省による「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(共同受賞)[5]、学会において各賞を受賞している[6]。
沿革
編集- 1954年(昭和29年):富士製鐵と磐城セメントの共同出資により、「富士セメント」として設立[7]。
- 1955年(昭和30年):セメント粉砕設備竣工[7]。セメント製造・販売開始[7]。
- 1956年(昭和31年):1号キルン竣工(1980年廃棄)[7]。
- 1960年(昭和35年):2号キルン竣工(1985年廃棄)[7]。
- 1965年(昭和40年):3号キルン竣工(2012年廃棄)[7]。
- 1970年(昭和45年):日鐵セメントに社名変更[7]。セメントタンカー「芙蓉丸」就航[4]。
- 1974年(昭和49年):4号キルン竣工[7]。
- 1984年(昭和59年):業界の構造改善により、共同販売会社「アンデスセメント」に属する(1994年解散)[8]。
- 1988年(昭和63年):特殊製品工場竣工[7]。
- 1992年(平成 4年):産業廃棄物処理施設認可[7]。
- 1998年(平成10年):廃棄物窯尻投入設備竣工[7]。工場が「ISO 9002」認証取得(2003年に「ISO 9001」へ移行)[7]。
- 2001年(平成13年):本社・工場が「ISO 14001」認証取得[7]。
- 2002年(平成14年):肉骨粉投入設備竣工[9]。下水汚泥処理設備竣工[7]。
- 2005年(平成17年):ロシアのGOST規格「GOST R」取得[7]。
- 2006年(平成18年):廃プラスチック処理設備竣工[7]。
- 2012年(平成24年):日鉄住金セメント株式会社に社名変更[7]。
- 2019年(平成31年)4月1日 - 親会社の新日鐵住金の日本製鉄への社名変更に伴い、日鉄セメント株式会社に商号変更。
製品
編集事業所
編集関連会社
編集- ニレミックス
- 富士トラック[10]
- フジコンサルタント
脚注
編集- ^ a b c d e f 日鉄セメント株式会社 第73期決算公告
- ^ ニッポン・セメント工場探訪 2014, p. 1.
- ^ 会社案内, p. 2.
- ^ a b ニッポン・セメント工場探訪 2014, p. 2.
- ^ “平成27年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰等について(お知らせ)”. 環境省 (2015年11月27日). 2017年6月2日閲覧。
- ^ “受賞歴”. 日鉄住金セメント. 2017年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q “沿革”. 日鉄住金セメント. 2017年6月1日閲覧。
- ^ “構造改善とセメント各社の再編”. セメント協会. 2017年6月2日閲覧。
- ^ ニッポン・セメント工場探訪 2014, p. 3.
- ^ “富士トラック”. 2017年6月2日閲覧。
参考文献
編集- 『セメント年鑑』 62巻、セメント新聞社、2010年。
- “会社案内” (PDF). 日鉄住金セメント. 2017年6月2日閲覧。
- 「日鉄住金セメント 室蘭工場」(PDF)『セメント・コンクリート』、セメント協会、2014年、2017年6月2日閲覧。