日之出不動
岐阜県各務原市にある寺院
日之出不動(ひのでふどう)は、岐阜県各務原市にある寺院である。日之出不動尊ともいう。大安寺の奥の院にあたる。
所在地 | 岐阜県各務原市 |
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本尊 | 不動明王 |
概略
編集大安寺の笑堂和尚がこの地で修行をし、不動明王を安置したのが始まりという。
一説によれば、明治時代初期、厨子を背負った僧侶が中山道鵜沼宿に宿泊したさい、深夜、厨子から「私は鞍馬山の日之出不動である。宿から北にある済北山大安寺の奥山に私を安置しなさい。」の声を聞いたという。僧侶は地元の人々に話し、一宇を構えたという。
現在のように鎮座したのは1887年(明治20年)頃というが、それ以前よりこの地域は霊地とされていたという。1914年(大正3年)には奥之院が設置され、自然の岩を神体とし、御嶽大神が祀られている。
境内には修行用の滝もあり、観音像、地蔵像などもある。
所在地
編集- 岐阜県各務原市鵜沼大安寺町1丁目86