坂道シリーズ
坂道シリーズ(さかみちシリーズ)は、秋元康がプロデュースする乃木坂46、櫻坂46、日向坂46、吉本坂46ら一連のアイドルグループおよび各プロジェクトの総称である[2][3][4][5]。メディアなどでは坂道グループとも称されるが[6][7][8][9][10]、版元・運営元であるソニー・ミュージックの公式サイトは坂道シリーズと称している[11][12][13]。
坂道シリーズ | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | J-POP |
活動期間 | 2015年[注 1] - |
レーベル |
N46Div. Sony Records |
事務所 |
乃木坂46合同会社 Seed & Flower合同会社 吉本興業グループ |
共同作業者 |
乃木坂46 櫻坂46(旧名義・欅坂46) 日向坂46(旧名義・けやき坂46) 吉本坂46 Sony Music Entertainment 秋元康 |
概要
2011年にAKB48の公式ライバルとして結成された同じく秋元康プロデュースによる乃木坂46は[14]、デビュー後、AKB48とは一線を画して活動してきたが、2015年に「乃木坂46 新プロジェクト」として結成された欅坂46(当時)を「坂道シリーズ第2弾」と位置づけ[1]、以降も、吉本坂46を「坂道シリーズ第3弾」と称するなど[15]、各グループを合わせて坂道シリーズと総称するようになった。欅坂46の中のチーム[注 2][注 3]として結成されたけやき坂46(通称:ひらがなけやき)は[18][19][20][21][22]、2019年、日向坂46に改名し、第4の坂道シリーズとして分離・独立する形で、単独シングルCDデビューをした[23]。2020年、欅坂46は櫻坂46に改名した[24]。
AKB48の公式ライバルとして結成された乃木坂46は、AKB48との差別化を図り[25]、さらに坂道シリーズ第2弾として結成された欅坂46は、AKB48グループや乃木坂46とも異なる作品性を提示している[26]。その他に、AKB48グループとは異なる坂道シリーズの特徴として専用劇場を持たずに冠テレビ番組などが活動のベースになっている点が挙げられる[27]。
選抜・兼任などグループ間での人事交流があるAKB48グループに対し、坂道シリーズは、「坂道AKB」などAKB48グループ側の特別ユニットへの参加・選抜を除けば、グループ間の選抜や兼任がなく[25][注 4]、「AKB48選抜総選挙」への坂道シリーズの参加や坂道シリーズとして類似のイベントの開催も(後述の生駒里奈の例外を除けば)していない[28]。2014年から2015年にかけて交換留学生として、乃木坂46の生駒里奈のAKB48チームBとの兼任およびSKE48チームEの松井玲奈の乃木坂46との兼任が実施されたが[29]、その発表がされた当初はファンが反対署名を行うなどし[30][31]、公式ライバルとしてのコンセプトが問われた[32]。
乃木坂46、櫻坂46および日向坂46の3グループ間の共演や繋がりとしては、テレビ東京系で日曜深夜(月曜未明)0時15分から30分ずつ、3グループの冠番組が連続で放送されている[注 5](2024年8月現在)。なお、欅坂46(当時)は、2016年12月30日(29日深夜)の『乃木坂工事中』スペシャル回に出演したほか[33]、日向坂46は、けやき坂46時代の冠番組『ひらがな推し』の放送開始以前は欅坂46(当時)の冠番組『欅って、書けない?』に出演していた。また、2019年にはNHKで3グループが共演する音楽バラエティ番組『坂道テレビ〜乃木と欅と日向〜』が2度放送され[34]、欅坂46から櫻坂46への改名後の2021年2月27日には第3弾として『坂道テレビ〜乃木と櫻と日向〜』が放送された[35]。2021年10月からはTBSの朝の情報番組『THE TIME,』にも曜日レギュラーとして乃木坂46・櫻坂46・日向坂46のメンバーが出演する[注 6][36][37][38]。同局では『ラヴィット!』にもシーズンレギュラー(「ラヴィット!ファミリー」)として3グループから出演している。日テレでは「BINGO!」シリーズや『乃木坂スター誕生』シリーズ、『日向坂ミュージックパレード』などの番組が放送される[注 7]。
テレビ以外では、3グループ共演作品として2018年秋の舞台「ザンビ」や2021年春のドラマ『ボーダレス』などで共演[39]。2019年4月からは、日刊スポーツで坂道シリーズ公式初のメディア連載「坂道の火曜日」が毎週掲載されている[40]。また、各グループともファッション雑誌で専属モデルを務めているメンバーがいることから同じ雑誌の専属モデルのメンバー同士が各紙の紙面などで共演することもある[41][42]。ライブパフォーマンスでは、櫻坂46、日向坂46がそれぞれ改名して別のグループとなってから初の合同ライブとして2021年7月9-11日に「W-KEYAKI FES. 2021」が、両グループがそれぞれ欅坂46、けやき坂46時代に「欅共和国」を行っていたのと同じ富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催された[43](翌年も開催されたが、2023年以降は発展的解消として開催されていない[44])。音楽番組では、乃木坂46の曲順において欅坂46(当時)、日向坂46もパフォーマンスに登場し、総合司会の内村光良を加えた合同ステージで乃木坂46の「シンクロニシティ」を披露した2019年12月31日の『第70回NHK紅白歌合戦』(NHK)や[45]、各グループのセンター経験者12人[注 8]が『乃木坂46・櫻坂46・日向坂46 一夜限り!夢の坂道選抜』コーナーで3曲[注 9]を披露した2021年7月3日の『THE MUSIC DAY 2021 音楽は止まらない』(日テレ系)などで3グループが共演している[46]。
ラジオ番組も同じく、ニッポン放送では乃木坂46は『乃木坂46のオールナイトニッポン』、櫻坂46は『こちら有楽町星空放送局』、日向坂46は『日向坂46 松田好花のオールナイトニッポンX』[注 10]が放送されており、3つのラジオ番組でのグループ間の交流がみられる。NHKでも乃木坂46はらじらーサンデー、櫻坂46と日向坂46はさくらひなたロッチの伸びしろラジオに出演している。文化放送では日曜18 - 19時台に3グループの冠番組[注 11]が連続して放送されている[注 12]ほか、『レコメン!』についても2017年から月曜・水曜に欅坂・乃木坂のメンバーがメインパーソナリティを担当。2019年からは日向坂のメンバーがメインパーソナリティを担当しており、ゲストとして出演するメンバーも含めメンバー同士が共演することもあったが2023年3月をもって番組リニューアルに際し全員降板となった。TOKYO FMにおいても2022年3月までは、毎週金曜日の19時30分から2グループの冠番組が連続して放送されていたが、2022年4月からは20時台に集中された[注 13]。かつてはTOKYO FMのGIRLS LOCKS!も担当していたが、現在は終了している[注 14]。J-WAVEやBAYFM、一部地方局にも坂道メンバーのレギュラー出演番組があるが、在京局ではTBSラジオへのレギュラー出演は一切ない[注 15]。
AKBグループが、2013年以降「ドラフト会議」と称して合同オーディションを行なっているのと同様、坂道シリーズも2018年夏に乃木坂46・欅坂46(当時)・けやき坂46(当時)の合同オーディションを開催した[47]。その合格者39名の内21名は、乃木坂46の4期生(11名)・欅坂46の二期生(9名)・けやき坂46の三期生(1名)として配属された一方、いずれにも配属されなかった残りの合格者は、2020年2月15日まで「坂道研修生」としてレッスンおよび活動をしていた[48]。同年2月16日に配信された「坂道研究生 配属発表 SHOWROOM」で乃木坂46の新四期生(5名)・欅坂46新二期生(6名)・日向坂46新三期生(3名)として正式に配属が発表された[注 16]。
AKB48グループと同様に坂道シリーズでも、表題曲の選抜に選ばれなかったメンバー(乃木坂46ではアンダー、櫻坂46では「BACKS」[注 17]、日向坂46では「ひなた坂46」[注 18]と呼称)も各シングルのカップリング曲を担当しているが[注 19]、乃木坂46のアンダーやけやき坂46はいずれも独自の全国ライブツアーや複数回の日本武道館での単独ライブの開催[52]、独自のCDアルバム[注 20]の発表など、AKB48グループのアンダーにはない活動を展開している[53]。特に、けやき坂46は、徐々に人気を獲得し、前述の通り、2019年に日向坂46と改名して欅坂46から分離・独立する形で、単独シングルCDデビューしている[23]。
秋元康の他に(吉本坂46を除く)坂道シリーズを繋ぐ人物としては今野義雄(ソニー・ミュージックレーベルズ執行役員)が挙げられ、メディアによって「乃木坂46合同会社および欅坂46とけやき坂46が所属するSeed & Flower合同会社の代表」[54]、(日向坂46の)「今野運営委員長」[55]、「乃木坂46運営委員会委員長」[56]、「ソニーミュージックエンターテインメント・ジェネラルマネージャー」[57]、「乃木坂46合同会社代表・欅坂46運営委員会委員長」[58]、「乃木坂46・欅坂46の運営委員長」[59]、「欅坂46運営委員会委員長」[60]、「日向坂46運営委員会委員長」などの肩書で紹介され[61]、各グループの運営を代表して記者会見などに登場する。
構成
2024年8月20日現在
グループ | 活動開始日 | シングルCDデビュー日 | 活動休止日 | グループカラー | メンバー数 | 備考 |
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乃木坂46 | 2011年8月21日[62] | 2012年2月22日[63] | - | 紫 | 32 | |
櫻坂46 | 2015年8月21日[64] | 2016年4月6日[65][注 21] | - | 白[67][注 22] | 27 | [注 23] |
吉本坂46 | 2018年8月20日[69] | 2018年12月26日 | 2022年2月5日[70] | 橙 | 62[注 24] | [注 25] |
日向坂46 | 2015年11月30日[72] | 2019年3月27日[注 26] | - | 空色[75][注 27] | 27 | [注 28] |
坂道シリーズの推移
歴代キャプテン・副キャプテン
乃木坂46
期間 | キャプテン | 副キャプテン |
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2012年6月17日 - 2019年9月1日 | 桜井玲香[76][77] | (不在) |
2019年9月2日 - 2021年11月28日 | 秋元真夏[78] | |
2021年11月29日 - 2023年2月22日 | 梅澤美波[79] | |
2023年2月23日 - | 梅澤美波[80] | (空席) |
櫻坂46(欅坂46)
期間 | キャプテン | 副キャプテン | |
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欅坂46 | |||
2017年1月21日 - 2021年1月3日 | 菅井友香[81] | 守屋茜[81] | |
櫻坂46 | |||
2021年1月4日 - 2022年11月9日 | 菅井友香[82] | 松田里奈[83][82] | |
2022年11月10日 - | 松田里奈[84][85] | (空席) |
吉本坂46
期間 | キャプテン | 副キャプテン |
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任命時期不明 | 河本準一(次長課長)[86] | (不在) |
日向坂46 (けやき坂46)
期間 | キャプテン | 副キャプテン | |
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けやき坂46 | |||
2018年6月3日 - 2019年2月10日 | 佐々木久美[87] | (不在) | |
日向坂46 | |||
2019年2月11日 - 2024年11月6日 | 佐々木久美 | (不在) | |
2024年11月7日[88] - | 髙橋未来虹[89] |
坂道合同オーディション
2018年6月1日、乃木坂46・欅坂46・けやき坂46の「坂道合同新規メンバー募集オーディション」が開始された[90]。
- 応募資格:2018年7月9日時点で満12歳から満20歳で、合格後速やかに上京・在住でき、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズと専属契約を交わすことに支障のない女性。2018年7月9日締切[91]。
- 応募総数:12万9182人[92]
- 一次審査:書類選考[91]
- 二次審査:カメラテスト(2018年7月14日・15日:東京 / 7月16日:札幌・仙台 / 7月21日:福岡・金沢 / 7月22日:鹿児島・新潟 / 7月23日:沖縄・静岡 / 7月27日・28日:大阪 / 7月29日:名古屋・香川)[91]
- 三次審査:面談(2018年8月11日:東京都内某所)[91]
- 最終審査:実技(2018年8月19日:東京都内某所)[92]
- 最終合格者:三次審査を通過した82名の候補者が自己アピールや歌唱審査、質疑応答などに臨み、39名が合格[48][注 29]。倍率はおよそ3400倍であった[92]。
2018年11月29日に合格者の配属先(乃木坂46の4期生に11名・欅坂46の二期生に9名・けやき坂46の三期生に1名)が明らかになり、翌11月30日から順次メンバー名など詳細が各グループの公式サイトで発表されたのを受け、12月3日に乃木坂46が、12月10日に欅坂46・けやき坂46が合同で「お見立て会」(日本武道館)を開催し、新加入メンバーがファンの前で披露された[48]。
坂道研修生
坂道研修生(さかみちけんしゅうせい)は、坂道合同オーディションに合格したものの、坂道シリーズの各グループへ正式に配属されなかった乃木坂46、欅坂46、日向坂46の研修生の総称[94]。
年譜
2018年11月、坂道合同オーディションが行われ、合格した39人のうち、21人が各グループに配属されたが、合格したメンバーの中で、グループに配属されなかった残りのメンバーは「坂道研修生」として活動を開始[94]、月に2回ほどのレッスンを重ねた[95]。
2019年9月7日、坂道研修生のオフィシャルサイトが開設された[96]。オフィシャルサイトで坂道研修生15人のプロフィールと写真が初めて公開され、配属先は未定だが、1年遅れで本格活動を開始[97]。坂道研修生の公式Twitterアカウント開設[98]。9月13日から15日間、全メンバーの動画を初公開[99]。2019年10月30日・11月12日・11月20日、坂道研修生合同で東名阪Zeppツアーを大阪、東京、愛知の3都市で開催[100]。
2020年2月16日、正式なグループ配属先が「坂道研修生 配属発表 SHOWROOM」で発表された[101]。坂道研修生15名の配属先は乃木坂46の4期生に5人、欅坂46の二期生に6人、日向坂46の三期生に3人、学業のため活動辞退が1人となった[102]。
メンバー
名前 | よみ | 生年月日 | 出身地 | 血液型 | 身長 | 配属先 | 備考 |
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黒見明香 | くろみ はるか | 2004年1月19日(20歳) | 東京都 | O型 | 162cm | 乃木坂46 | |
佐藤璃果 | さとう りか | 2001年8月9日(23歳) | 岩手県 | B型 | 158cm | 乃木坂46 | |
林瑠奈 | はやし るな | 2003年10月2日(21歳) | 神奈川県 | O型 | 163cm | 乃木坂46 | |
松尾美佑 | まつお みゆ | 2004年1月3日(20歳) | 千葉県 | O型 | 165cm | 乃木坂46 | |
弓木奈於 | ゆみき なお | 1999年2月3日(25歳) | 京都府 | A型 | 165cm | 乃木坂46 | |
遠藤光莉 | えんどう ひかり | 1999年4月17日(25歳) | 神奈川県 | A型 | 164cm | 櫻坂46(欅坂46) | |
大園玲 | おおぞの れい | 2000年4月18日(24歳) | 鹿児島県 | A型 | 163cm | 櫻坂46(欅坂46) | |
大沼晶保 | おおぬま あきほ | 1999年10月12日(25歳) | 静岡県 | B型 | 162cm | 櫻坂46(欅坂46) | |
幸阪茉里乃 | こうさか まりの | 2002年12月19日(21歳) | 三重県 | O型 | 154cm | 櫻坂46(欅坂46) | |
増本綺良 | ますもと きら | 2002年1月12日(22歳) | 兵庫県 | A型 | 157cm | 櫻坂46(欅坂46) | |
守屋麗奈 | もりや れな | 2000年1月2日(24歳) | 東京都 | AB型 | 154cm | 櫻坂46(欅坂46) | |
髙橋未来虹 | たかはし みくに | 2003年9月27日(21歳) | 東京都 | B型 | 167cm | 日向坂46 | |
森本茉莉 | もりもと まりぃ | 2004年2月23日(20歳) | 東京都 | A型 | 160cm | 日向坂46 | |
山口陽世 | やまぐち はるよ | 2004年2月23日(20歳) | 鳥取県 | O型 | 150cm | 日向坂46 | |
松岡愛美 | まつおか まなみ | 2002年4月2日(22歳) | 東京都 | A型 | 160cm | 辞退 |
新参者
新参者 Shinzanmono[103] | |
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イベントの種類 | 一般イベント |
正式名称 |
(全体)新参者 in TOKYU KABUKICHO TOWER[103] (ライブ)新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za[104] |
開催時期 | 2023年10月27日 - 12月3日[103] |
開催時間 | 終日 |
会場 | 東急歌舞伎町タワー[104] |
主催 |
乃木坂46合同会社[104] Seed & Flower合同会社[104] |
協力 |
ソニー・ミュージックレーベルズ[104] Y&N Brothers[104] |
最寄駅 |
西武新宿駅[105] 新宿西口駅[105] 新宿駅[105] 新宿三丁目駅[105] |
直通バス |
成田空港 - 東急歌舞伎町タワー(東急バス)[105] 羽田空港 - 東急歌舞伎町タワー(東急バス)[105] |
駐車場 | 有[105] |
新参者(しんざんもの[106])は、2023年10月27日 - 12月3日にかけて開催された、乃木坂46、櫻坂46、日向坂46の合同イベント[103][107][108]。正式名称は、新参者 in TOKYU KABUKICHO TOWER(しんざんもの イン とうきゅうかぶきちょうタワー)[103]。坂道シリーズに関連するソニー・ミュージックエンタテインメント他2社による合弁会社、TSTエンタテインメントが運営する東急歌舞伎町タワーで行われた[103][109][110]。キャッチコピーは「歌い、舞う。好きと
イベント名の「新参者」は、各坂道グループの「新参者」である、2022年2月1日に加入した乃木坂46 5期生[112]、2022年9月21日に加入した日向坂46 四期生[113]、2023年1月5日に加入した櫻坂46 三期生が出演し[114]、新宿・歌舞伎町の「新参者」である東急歌舞伎町タワー(2023年4月14日開業)で行われることにちなむ[103][115]。
このイベントは、東急歌舞伎町タワーの全館を使用して開催し[107]、館内では、乃木坂46の5期生、櫻坂46の三期生、日向坂46の四期生によるライブのほか、コラボグッズ、飲食店舗でのコラボメニューの販売を実施する[107]。
参加メンバー
- 乃木坂46 5期生 - 五百城茉央、池田瑛紗、一ノ瀬美空、井上和、岡本姫奈、小川彩、奥田いろは、川﨑桜、菅原咲月、冨里奈央、中西アルノ[116]
- 櫻坂46 三期生 - 石森璃花、遠藤理子、小田倉麗奈、小島凪紗、谷口愛季、中嶋優月、的野美青、向井純葉、村井優、村山美羽、山下瞳月[117]
- 日向坂46 四期生 - 石塚瑶季、小西夏菜実、清水理央、正源司陽子、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、藤嶌果歩、宮地すみれ、山下葉留花、渡辺莉奈[104][注 30]
新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za
『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』(しんざんものライブアットシアターミラノざ)は、東急歌舞伎町タワー内で行われているイベント「新参者」期間内の2023年11月3日 - 12月3日に[103]、同館内のTHEATER MILANO-Zaにて行われる有料音楽ライブ[119]。THEATER MILANO-Zaで有料音楽ライブが開催されるのは、これが初めて[119]。
乃木坂46の5期生、櫻坂46の三期生、日向坂46の四期生が、それぞれ単独で10公演ずつ行う[107]。各グループのそれぞれ一部公演では、109シネマズプレミアム新宿でのライブビューイングのほか[120]、乃木坂46は7つ[121]、櫻坂46と日向坂46は9つの動画配信サイトで[122][123]、ライブストリーミングが実施された[103]。また、東急歌舞伎町タワー内のHOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotelでは、ライブチケットとのセット宿泊プランも展開された[107]。
日程
乃木坂46、櫻坂46、日向坂46によるライブの日程はそれぞれ以下の通り[103][116][117][104]。
- N - 乃木坂46 5期生
- S - 櫻坂46 3期生
- H - 日向坂46 4期生
時間 | 年 | 2023 | |||||||||||||||||||
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月 | 11 | 12 | |||||||||||||||||||
日 | 3 | 4 | 6 | 8 | 9 | 11 | 12 | 14 | 16 | 18 | 21 | 23 | 25 | 26 | 27 | 29 | 30 | 1 | 2 | 3 | |
13:00 - | H | H | S | S | H | N | N | N | S | N | |||||||||||
18:00 - | H | H | S | S | H | N | N | N | S | N | |||||||||||
18:30 - | S | S | S | H | H | N | N | H | H | S |
脚注
注釈
- ^ 「坂道シリーズ」という名称の初出は、2015年「坂道シリーズ第2弾」と銘打たれた欅坂46の募集時(募集時の名称・鳥居坂46)[1]。ただし「坂道シリーズ」の原点である乃木坂46は2011年から活動している。
- ^ 総合プロデューサーの秋元康の『「欅坂46」というグループの中に、ひらがな表記の「けやき坂46」というチームを作ろう』という発言から発足[16]。
- ^ 「日向坂46ストーリー」にアンダーグループという記載は一切無い[17]。
- ^ 例外として後述の生駒里奈と松井玲奈のほか、欅坂46(当時)とけやき坂46(当時)の兼任であった長濱ねるの例がある。
- ^ 乃木坂46の『乃木坂工事中』、櫻坂46の『そこ曲がったら、櫻坂?』、日向坂46の『日向坂で会いましょう』の順に放送。なお、『乃木坂工事中』と『そこ曲がったら、櫻坂?』の間には5分間の番宣が入る。
- ^ 当初は乃木坂46(梅澤美波)・櫻坂46(松田里奈)から1名ずつであったが1年後の2022年10月からは曜日を拡大し、火曜日に日向坂46メンバー(松田好花)が出演するようになった。なお、2022年10月からは水曜日・木曜日は櫻坂46メンバーが出演、2023年7月以降は月曜がマンスリーゲストとなり、火曜に日向坂46(松田好花)、水曜に乃木坂46(一ノ瀬美空、2023年4月より月曜出演)、木曜に櫻坂46(松田里奈)のメンバーが出演している。
- ^ 櫻坂46に関しては、欅坂46時代の「KEYABINGO!3」を最後に日テレでの冠番組はない。
- ^ 乃木坂46から生田絵梨花、齋藤飛鳥、山下美月、与田祐希、大園桃子、遠藤さくらの6名、櫻坂46から山﨑天、藤吉夏鈴、森田ひかるの3名、日向坂46から加藤史帆、齊藤京子、丹生明里の3名。
- ^ 『 Sing, Sing, Sing (With a Swing)』、『おいでシャンプー』、『シンクロニシティ』
- ^ 2023年9月までは『日向坂46 松田好花の日向坂高校放送部』、2024年3月までは『日向坂46 松田好花のオールナイトニッポンZERO』が放送。
- ^ 日曜日はテレビ・ラジオ共に3グループの冠番組が集中している。
- ^ 乃木坂46の「の」、日向坂46の「ひ」、櫻坂46の「さ」の3番組。なお、櫻坂46の「さ」の後には乃木坂46の公式ライバル僕が見たかった青空の『僕が見たかった青空の「青天のヘキレキ!」』も放送されている。
- ^ 但し、TOKYO FMの場合は、金曜日は、11時30分から『日向坂46のほっとひといき!』、20時00分から『日向坂46の余計な事までやりましょう!』の2番組を持っている。いっぽう、櫻坂46に関しては同局でのレギュラー番組は2024年8月時点で存在しない。
- ^ 2015年から2020年まで橋本奈々未(元乃木坂46、2017年2月まで)と平手友梨奈(元欅坂46、2017年4月から脱退後の2020年3月まで)が担当していた。2021年からはARTIST LOCKS!のコーナーの一つとして「乃木坂LOCKS!」が放送されている。
- ^ ゲスト出演はあり。また、TBSラジオと系列関係にある大阪のMBSラジオではメンバーがレギュラー出演する番組が存在する。
- ^ 2024年8月現在、元坂道研修生のメンバーは乃木坂46の四期生、櫻坂46の二期生、日向坂46の三期生として既存メンバーとの区別はなされていない。
- ^ ただし、BACKSメンバーは5thシングルまでは表題曲選抜外のメンバーのみならず、表題曲3列目の選抜メンバーも含んでおり、ユニット曲を除く全曲で1・2列目を担当する「櫻エイト」に対する意味合いで用いられていた。乃木坂46のアンダーとほぼ同義となったのは7thシングル以降[49][50]。
- ^ 11thシングルから選抜制となった際にアンダーに相当するメンバーに「ひなた坂46」(ひらがなひなた)の呼称を用いるようになった[51]。
- ^ 欅坂46ホームページにより当初アンダーグループの位置付けがされていた、けやき坂46も同様[18][19][20][21][22]。
- ^ けやき坂46のアルバムにはCDタイトルにアンダーアルバムなどの表記が無い。
- ^ 欅坂46のデビューシングル『サイレントマジョリティー』のリリース日。櫻坂46の1stシングル『Nobody's fault』のリリース日は2020年12月9日[66]。
- ^ 欅坂46時代のグループカラーは 緑。
- ^ メンバー募集時の名称は「鳥居坂46」。1期メンバー発表・結成の2015年8月21日の記者会見で「欅坂46」への改名が発表された。2020年10月13日に欅坂46としての活動を休止し[68]、翌10月14日に櫻坂46に改名した[67]。
- ^ 活動休止時点の構成人数。
- ^ 吉本興業の芸人を中心としたグループ。2022年2月5日をもってグループとしての活動を休止し、現在活動休止中[71]。
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