恋人たちの予感
『恋人たちの予感』(こいびとたちのよかん、When Harry Met Sally...)は、1989年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。 脚本はノーラ・エフロン、監督はロブ・ライナー、出演はビリー・クリスタルとメグ・ライアンなど。ニューヨークを舞台にした恋愛映画。
恋人たちの予感 | |
---|---|
When Harry Met Sally... | |
監督 | ロブ・ライナー |
脚本 | ノーラ・エフロン |
製作 |
アンドリュー・シェインマン ロブ・ライナー |
出演者 |
ビリー・クリスタル メグ・ライアン |
音楽 |
マーク・シャイマン ハリー・コニック・Jr |
撮影 | バリー・ソネンフェルド |
編集 | ロバート・レイトン |
製作会社 | キャッスル・ロック・エンターテインメント |
配給 |
![]() ![]() |
公開 |
![]() ![]() |
上映時間 | 96分 |
製作国 |
![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | $16,000,000[1] |
興行収入 |
![]() ![]() ![]() |
本作で主人公の男女が食事をするロウアー・イースト・サイドにあるコーシャー式デリカテッセンのカッツ・デリカテッセンは観光名所となった[3]。
ストーリー
編集男と女が本当の友人になれるのかという問題を、久しぶりに再会する男と女を通じて描いたロマンティック・コメディ。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
ソフト版 | 日本テレビ版 | JAL版[6] | ANA版[6] | |||
ハリー・バーンズ | ビリー・クリスタル | 井上和彦 | 野沢那智 | 安原義人 | 野島昭生 | |
サリー・オルブライト | メグ・ライアン | 高島雅羅 | 佐々木優子 | 戸田恵子 | 小山茉美 | |
マリー | キャリー・フィッシャー | 土井美加 | ||||
ジェス | ブルーノ・カービー | 牛山茂 | 田中秀幸 | |||
ジョー | スティーヴン・フォード | 大塚明夫 | 菅生隆之 | |||
アリス | リサ・ジェーン・パースキー | 滝沢久美子 | ||||
アマンダ | ミシェル・ニカストロ | 井上喜久子 | ||||
ジュリアン | フランク・ルス | 幹本雄之 | ||||
アイラ・ストーン | 北村弘一 | |||||
日本語版制作スタッフ | ||||||
演出 | 水本完 | 蕨南勝之 | ||||
翻訳 | 武満真樹 | |||||
調整 | 金谷和美 | |||||
効果 | 南部満治 大橋勝次 河合直 |
|||||
制作 | ザック・プロモーション | グロービジョン |
- ソフト版:1990年発売のVHSに初収録。
- 日本テレビ版:初回放送1991年4月19日『金曜ロードショー』
- その他声の出演:金内喜久夫、新村礼子、松村彦次郎、麻生美代子、坂本長利、藤波京子、辻村真人、北川智繪、筈見純、前沢迪雄、滝沢久美子、神代知衣、一柳みる、田中正彦、増田裕生、竹口安芸子、秋元羊介、叶木翔子
※ 製作年は不明だが、JAL版とANA版は同じ時期に製作された[7]。
作品の評価
編集映画批評家によるレビュー
編集Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「ロブ・ライナー監督は感動的で愉快な映画でロマンティック・コメディに新しい基準を打ち立て、ビリー・クリスタルとメグ・ライアンの間の鋭い相互作用によって巧みに支えられている。」であり、75件の評論のうち高評価は91%にあたる68件で、平均点は10点満点中8点となっている[9]。 Metacriticによれば、17件の評論のうち、高評価は13件、賛否混在は4件、低評価はなく、平均点は100点満点中76点となっている[10]。
受賞歴
編集賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
---|---|---|---|
第62回アカデミー賞 | 脚本賞 | ノーラ・エフロン | ノミネート |
第47回ゴールデングローブ賞 | 作品賞(ミュージカル・コメディ部門) | ノミネート | |
監督賞 | ロブ・ライナー | ||
脚本賞 | ノーラ・エフロン | ||
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門) | ビリー・クリスタル | ||
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門) | メグ・ライアン | ||
第43回英国アカデミー賞 | 作品賞 | ノミネート | |
オリジナル脚本賞 | ノーラ・エフロン | 受賞 | |
第42回全米監督協会賞 | 長編映画監督賞 | ロブ・ライナー | ノミネート |
第42回全米脚本家組合賞 | オリジナル脚本賞 | ノーラ・エフロン | ノミネート |
舞台
編集2002年7月26日 - 8月4日までシアターコクーンで上演[5]。
キャスト
編集出典
編集- ^ “When Harry Met Sally… (1989) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2021年5月18日閲覧。
- ^ a b “When Harry Met Sally...” (英語). Box Office Mojo. IMDb. 2021年5月18日閲覧。
- ^ “カッツ デリカテッセン ロウワーイースト/バル・バー”. トラベルブック. 2021年5月18日閲覧。
- ^ “恋人たちの予感(日比谷みゆき座/新宿武蔵野館/渋谷パレス座)”. 海星堂書店. 2021年5月18日閲覧。
- ^ a b “恋人たちの予感”. 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月18日閲覧。
- ^ a b 関係者のツイート (2012年10月8日) - Twitter
- ^ 関係者のツイート (2015年9月5日) - Twitter
- ^ “池水通洋”. 青二プロダクション公式サイト. 青二プロダクション. 2018年10月6日閲覧。
- ^ “When Harry Met Sally... (1989)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年5月18日閲覧。
- ^ “When Harry Met Sally... Reviews” (英語). Metacritic. 2021年5月18日閲覧。
関連項目
編集- 彼と彼女の第2章 - 本作の後日談的作品。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト - archive.today(2006年10月24日アーカイブ分)
- 公式ウェブサイト(舞台版) - archive.today(2013年5月1日アーカイブ分)
- 恋人たちの予感 - allcinema
- 恋人たちの予感 - KINENOTE
- When Harry Met Sally... - オールムービー
- When Harry Met Sally... - IMDb
- When Harry Met Sally... - Rotten Tomatoes
- When Harry Met Sally... - Metacritic