思い出のキャロライナ

ジェームス・テイラーのシングル曲

思い出のキャロライナ」("Carolina in My Mind")はシンガー=ソングライタージェームス・テイラーが作詞作曲し、演奏した曲で、1968年のセルフタイトルのデビューアルバムに収録されている。テイラーはこの曲をビートルズのレーベル、アップル・レコードでの海外録音の最中に書いたもので、当時のテイラーの望郷の念が反映されている。シングルとして発売されて、評論家の称賛を浴びたが商業的には成功しなかった。この曲は1976年のテイラーのアルバム『グレイテスト・ヒッツ』のために再録音され、より親しみやすい状況になった。この曲は数十年にわたるテイラーのキャリアにおいて、コンサートでの定番となっている。

「思い出のキャロライナ」
ジェームス・テイラーシングル
初出アルバム『ジェームス・テイラー
B面 "Taking It In" (1969年オリジナル) "Something's Wrong" (1970年再発売)[1]
リリース
録音 1968年7-10月
ジャンル フォークロックカントリー・ポップ
時間
レーベル アップル
作詞・作曲 ジェームス・テイラー
プロデュース ピーター・アッシャー
ジェームス・テイラー シングル 年表
思い出のキャロライナ
1969年
ノッキング・ラウンド・ザ・ズー
1969年
テンプレートを表示

この曲は1969年にノースカロライナの歌手ジョージ・ハミルトン4世英語版によってカントリー・チャートで控えめなヒットとなった。地域に強く結びついていることから「思い出のキャロライナ」はノースカロライナ州の非公式の州歌と呼ばれている。この曲はまた、ノースカロライナ大学チャペルヒル校でも非公式の校歌としてスポーツイベントや応援集会などで演奏され、すべての大学入学時に卒業生によって歌われている[2]。この曲と州との結びつきはフィクションおよびノンフィクションでも取り上げられている。この曲はテイラーのもっとも評論家に称賛された曲となり[3][4]、テイラーの聴衆にとって非常に人気があり、重要なものとなった[3]

曲とレコーディング

編集

この曲ではテイラーがノースカロライナ州で育った年月が言及されている[5]。テイラーはこの曲をビートルズのレーベル、アップル・レコードでの海外録音中に作った。メリルボーンハイストリートにあるプロデューサーのピーター・アッシャーロンドンフラットでこの曲を書き始め、地中海のフォルメンテラ島での休日に作業を再開し、出会ったばかりのスウェーデン娘のカリンと過ごしたイビサ島近くの島で仕上げた[3][6]。この曲には自身の家族、犬、故郷と離れた[6]当時のテイラーの望郷の念が反映されている[7]

Dark and silent late last night,
I think I might have heard the highway calling ...
Geese in flight and dogs that bite
And signs that might be omens say I'm going, I'm going
I'm gone to Carolina in my mind.

暗く静かな昨夜遅く、
ハイウェイが呼んでいるのを聞いたと思った…
鵞鳥が飛び犬が噛みつき
この徴は僕が行く、僕が行く、
僕が心の中でキャロライナに行く前兆だ。

オリジナルの録音は1968年の7月から8月の間の期間にロンドンのトライデント・スタジオで、アッシャーのプロデュースで行われた[8]。歌詞の中の "holy host of others standing around me"(その他の聖なるホストが僕のまわりに立っている)はテイラーがアルバムをレコーディングしている時に同じスタジオで『ホワイトアルバム』をレコーディングしていたビートルズへの言及である[5]。実際、「思い出のキャロライナ」のレコーディングにはベースギターでポール・マッカートニーの参加がクレジットされており[9]、クレジットはされていないがバッキング・ボーカルにはジョージ・ハリスンが参加している[5]。その他のミュージシャンとしてはオルガンにフレディ・レッド英語版、ドラムスにジョエル・"ビショップ"・オブライエン、そしてテイラーとならぶ2台目のギターにはミック・ウェイン英語版が参加している[8]。テイラーとアッシャーはバッキング・ボーカルも担当し、アッシャーはタンバリンも担当した[8]リチャード・ヒューソンがストリングスの編曲と指揮を行い[8]、30人構成の野心的なオーケストレーションが録音されたが使用されなかった[5]。曲自体は評論家の称賛を浴び、ローリング・ストーン誌の1969年4月のレビューでジョン・ランドーはこの曲を「美しく」アルバムからの「もっとも深く惹き付けられる2曲」のうちの1曲と呼び、マッカートニーのベース演奏も「尋常ではない」と称賛している[10]。テイラーの伝記作家ティモシー・ホワイト英語版はこの曲を「アルバム中の静かな最高傑作」と呼んでいる[5]。アルバムのリリースから50年後に振り返って、ビルボード誌はこの曲を「甘美なテイラーの最高傑作」で、"stone-classic" と呼んでいる[11]

この曲はセルフタイトルのデビューアルバムに収録されて1968年12月(アメリカでは1969年2月)にリリースされ、後にシングルとしてイギリスでは1969年2月、アメリカでは1969年3月にリリースされた[12]。しかしながら、アルバムのリリースと同じ(薬物中毒によるテイラーの入院によるプロモーション活動ができないという)問題に悩まされ、シングルのもともとのリリースは全米ポップ・チャートで118位に達したにとどまり、イギリスではチャートインしなかった。[12]。実際のところ、テイラーはロンドンでのレコーディングセッションの間に依存症を再発しており[5][13]、ビートルズに取り囲まれていると言う行のすぐ後に "Still I'm on the dark side of the moon"(まだ僕は月の暗い側にいる)と続けている[7]。テイラーのセカンドアルバム、『スウィート・ベイビー・ジェームス』と、そこからのヒットシングル「ファイアー・アンド・レイン」の成功を受けて、アップルは1970年10月に「思い出のキャロライナ」をシングルとして再発売し[1]、全米チャートで67位に到達した。(以前、リリースされなかった「思い出のキャロライナ」のアコースティックデモは『ジェームス・テイラー』のアップル・レコードによる2010年のリマスタリング版にボーナストラックとして収められた。)カナダでは、この句は1969年の春に最高64位に達し[14]、1970年秋に再度チャートインして39位に到達した[15]

この曲と「彼女の言葉のやさしい響き」の2曲は1970ねんだいのアップルの使用許諾に対する頑なさによって、アップル所有のマスターの使用が不確実なことから、別バージョンがテイラーの1976年のコンピレーションアルバム『グレイテスト・ヒッツ』で使用するためにリメイクされた[16]。新規録音は1976年10月にロサンゼルスのサウンド・ファクトリーで行われ、再度ピーター・アッシャーがプロデュースを担当した[17]

「思い出のキャロライナ」のこの時の解釈はオリジナルよりもゆっくりしたテンポで、テイラーのアコースティックギターと共にペダル・スティール・ギターダン・ダグモア(曲の最後で連続的に下がって行く音が注目される)、ベースのリー・スカラー、ドラムスのラス・カンケル、ピアノのクラレンス・マクドナルドハーモニウムアンドリュー・ゴールドおよびフィドルのバイロン・ベルリン英語版などのLAのセッション・ミュージシャンが参加した[17]。バッキング・ボーカルはゴールドとテイラーが担当した[17]。『グレイテスト・ヒッツ』は2001年までに米国内で1100万枚をうりあげ、ダイアモンド・レコードとなり[16][18]、「思い出のキャロライナ」はこのバージョンが最も広く知られることになった[7]。リメークはオリジナルよりも評論家の称賛を集めた。オールミュージックビル・ジャノヴィッツ英語版は1976年の録音について「この曲のけだるい、哀愁を帯びた悲惨なカントリーの憂鬱を強調した」と述べ[7]、1979年の『ローリング・ストーン・レコード・ガイド英語版』では、評論家のスティーヴン・ホールデン英語版が「見事な」リメイクがテイラーの歌唱がこの数年で強化されたことを示していると述べている[4]。伝記作家のホワイトはオリジナルのオーケストレーションがなくなったことが曲に恩恵を与えていると信じていた[5]

1976年の再録音はテイラーの2003年のコンピ―レーションアルバム『ベスト・オブ・ジェームス・テイラー英語版』にも収録されている。

チャート履歴

編集

その後の演奏

編集
 
2010年のトルバドール・リユニオン・ツアー英語版キャロル・キングと演奏するテイラー。ビデオスクリーンには地方の景色が映し出されている。

「思い出のキャロライナ」はテイラーのコンサート・レパートリーの定番となり、実質的にすべてのテイラーのツアーでのセットリストで演奏されている[26]。この曲の1992年の演奏は1993年リリースのテイラー初のライブアルバム『(LIVE)英語版』に収録されている。聴衆の反応は、ヒットシングルにならなかったにもかかわらずこの曲が非常に好まれていることを示しており、テイラーのアコースティックギターから最初の音が鳴り響いた途端に拍手が起こり、歌唱が始まるとさらに拍手が増している。この時期のテイラーの常に優れたツアーバンドでは、4人のバック・シンガーが使われていた。[27]アーノルド・マッカラー英語版デヴィッド・ラズリー英語版ケイト・マルコヴィッツ英語版ヴァレリー・カーターはアレンジで強く取り上げられ、1976年のリメイクから始まったハーモニーを強調し続けていた[7]

この曲は1980年のブロッサム音楽センター英語版での James Taylor: In Concert [28]、1988年のボストンコロニアル劇場英語版での James Taylor: In Concert [28]、2002年の Pull Over を含む発売されたテイラーのコンサートビデオ複数に収録されている[29]。この曲は2002年にテレビ番組CMT Crossroads 用にディクシー・チックスとの共演でも演奏された[30][31]。2004年、テイラーとチックスはVote for Changeツアーでもこの曲を共に演奏し、テイラーはこの演奏を前ノースカロライナ州選出上院議員で米国副大統領候補のジョン・エドワーズに捧げた[32]。2006年、『ジェームス・テイラーを讃える今年のミュージケアの人トリビュート』のショーとリリースされたビデオで、「思い出のキャロライナ」はアリソン・クラウスジェリー・ダグラスによって演奏された[33]。テイラーの2006年と2007年のワン・マン・バンド・ツアーでもこの曲は演奏されたが、ラリー・ゴールディングス英語版のピアノとハーモニウムをバックに、テイラーが映像とともに曲と、フォルメンテラ島やほかの場所と曲作りとの関係を紹介した[6]。テイラーは短い期間だけ知り合っていて、それ以来会うこともなかった歌詞に出て来るカリンについてと、どのように彼女を再び見つけたのかをいくつものユーモアを交えて語った[6]。このような演奏の一つがドキュメントとして2007年にリリースされたアルバムおよびビデオ『ワン・マン・バンド英語版』に収録されている[6]。もう一つのライブ演奏がキャロル・キングとの2010年のライブCD/DVDコンボである『トルバドール・リユニオン英語版』に収録されている[34]。テイラーは2012年1月19日の『コルベア・レポー』に出演し、スティーヴン・コルベアとともに「思い出のキャロライナ」を歌うとともに[35]ノースカロライナ州シャーロットでの2012年民主党全国大会最終日にこの曲を演奏し、「仲間のター・ヒールズと民主党員」にあいさつした[36]

2020年のパレード誌とのインタビューで、テイラーは「思い出のキャロライナ」が演奏するのに最もお気に入りの曲であり「聴衆の反応はいいし、それが長く続くので「思い出のキャロライナ」が好きだ。ステージに立つたびにこの曲を演奏するけど、飽きるなんてことはない」と説明している[37]

その他のバージョン

編集

「思い出のキャロライナ」のオリジナル版は大衆の注目を集めなかったが、他のアーティストには注目された。ノースカロライナの歌手ジョージ・ハミルトン4世英語版によって1969年にアメリカのカントリーチャートで29位のヒットとなり、カナダでは3位に到達した[38]エヴァリー・ブラザースもまた1969年にタイトルを "Carolina on My Mind" と変えてシングルとしてこの曲をリリースしたが、チャートインはできず[39]、1994年のボックスセット Heartaches and Harmonies に収められた。イーヴィー・サンズ英語版もまた1969年のアルバムAny Way That You Want Me でこの曲を取り上げた[40]

この曲はメラニーによって、彼女の1970年のアルバムCandles in the Rain に収録されたが、編曲と節回しはテイラーのものとは全く異なり、オールミュージックは「彼女のバージョンはオリジナルとは全く異なる平面に居る」と書いている[41]。この曲はジョン・デンバーによって1970年のアルバム Take Me to Tomorrow で、より普通のフォークロックスタイルでも録音されている[42]。フィラデルフィアを拠点にするポップ・グループ、クリスタル・マンションは1970年10月にこの曲のカバーをリリースし、全米ポップシングルチャートで73位に達した[43]ドーンは1970年のデビュー・アルバムCandida にこの曲のカバーを収録した。同じころ、グレン・キャンベルは自身のテレビの人気番組The Glen Campbell Goodtime Hour でスピードを速くしたカントリースタイルのカバーをリンダ・ロンシュタットとデュエットし、この模様は後に2007年にリリースされたビデオGood Times Again に収められた[44]

その後、他のアーティストがレコーディングする頻度が下がったのでこの曲はテイラーの曲として認識されるようになったが、2000年代後半でも60枚ほどのアルバム(コンピレーションでの再収録や、テイラー自身のアルバムも含む)にこの曲が取り上げられている[45]

場所の感覚

編集

「思い出のキャロライナ」は地理的な場所に強く結びついており[46]ノースカロライナ州の非公式な州歌として何度も言及されている[47][48][49][11]。テイラーは父親がノースカロライナ大学医学校で教えていたチャペルヒルの隣のカーボロで育った[50]。テイラーは「チャペルヒル、山麓、郊外の丘は静かで、田舎風で、美しいが「静か」だ。赤い土、季節、あの場所の香りを思うと、私を大人にした経験は、人々よりも風景や気候だったのかもしれない」と後に振り返っている[51]。より広い意味では、この歌は南部と結びついている。著述家のジェイムズ・L・ピーコックは「南部の場所の感覚」を確立すると言う点では、たとえその動きが投影されたノスタルジアだとしても、スティーブン・フォスターの「ケンタッキーの我が家」や、その他の歌や文学作品と同種のものとみなしている[52]。著述家のケン・エマーソンはまた、テイラーの曲がフォスターの "Sitting By My Own Cabin Door" と、個人的および文脈的な混乱の中で家に憧れると言う意味でに似ていることから、アメリカのソングライターとのつながりも感じてる[53]。州との関係についての認識から、チャペルヒル博物館では2003年にこの地域でテイラーが過ごした年月の記念品とビデオドキュメンタリーを含む継続的な展示「思い出のキャロライナ:ジェームス・テイラー物語」を開催した[54]

「思い出のキャロライナ」はまた、ノースカロライナ大学チャペルヒル校の非公式の歌となっている[48][55]。この曲やスポーツイベントや応援集会など演奏されており[56]、すべての大学入学時に卒業生によって歌われている[57][58]。2019年に学生新聞The Daily Tar Heel はこの曲がどのようにして、キャンパスでの年数を超えて学生の中に残るのかを詳しく書いた記事を掲載した[2]。この曲は、クレフ・ハンガーズをはじめとするUNCキャンパスの人気のあるア・カペラグループによっても頻繁に歌われている[2]。クレフ・ハンガーズの2007年の秋コンサートでの演奏では、将来の『アメリカン・アイドル』第8シーズンで決勝に進出したアヌープ・デサイ英語版[59]が曲の最後でリードボーカルを担当した[60]。クレフ・ハンガーズは2009年3月に、ホールデン・ソープ英語版学長と共に殺害された学生会長のエヴァ・カーソン英語版の1年目の慰霊祭で再びこの曲を演奏した[55][61]。2019年、ある元クレフ・ハンガーズのメンバーは「かなりすぐに……この曲には多くの意味があることに気が付きました。それに毎年の卒業式ではなむけの歌として歌うので、その背後にはさらに意味があります……私たちはプライベートなイベントや卒業式のような状況でも、この曲を私たちの特別なもののように扱っています」と語った[2]

2006年10月、テイラーは学校からのカロライナ・パフォーミング・アート生涯功労賞を受けるためにキャンパスに戻った[48]ジェイムズ・メーザー英語版学長はテイラーに「私たちはあなたを愛しています。私たちはあなたがしていること、どのようにしてこの大学を代表しているのかを愛しています」と語った[48]。テイラーは「不思議なことだけど、故郷に帰って歌うのはどこか説得力がある。これは私の個人的な歴史の中で一線を引き、夢の中で行く場所、永遠に私の一部となる風景に再び私を結び付けてくれるのです」と述べた[48]

「思い出のキャロライナ」はカロライナ・クラウン鼓笛団の団歌でもあり[62]、団ではすべてのパフォーマンスの前にこの歌を歌っている。ノースカロライナのフォートブラッグに駐留するアメリカ陸軍第82空挺師団は第82空挺師団オール=アメリカン・コーラスとして知られる歌う兵士のグループを後援している。彼らは2009年のアルバム A Soldier's Heart にこの曲のカバーを録音し[63]、この曲は彼らのコンサートレパートリーの一部となっている[64]

歌詞の一部はCelebrate the States シリーズのノースカロライナ巻と[65]1983年の参考図書America the Quotableエピグラフとして使われた[66]。ニュース配信社は「思い出のキャロライナ」を州の政治、経済、屋外活動についての記事の主題歌として使っている[67]。この歌の地理的な関連はカーリー・アレクサンダーの2004年の小説 The Eggnog Chronicles[68]ノースカロライナ人のシャーリン・マクラムの2006年の小説St. Dale などでも取り上げられている [69]

曲にインスピレーションを与えたのはノースカロライナ州だが、この曲はサウスカロライナ州でも人気があり、サウスカロライナ州情報ハイウェイの州に関するサウンドトラックの構築で1位となった[70]。この曲は毎年サウスカロラナナ州で開かれるテニス大会、ボルボ・カーズ・オープンのテレビ報道のテーマ曲としても使われている。

「思い出のキャロライナ」はカロライナを離れた人々によっても言及されている。受賞歴のあるマサチューセッツ州在住のノースカロライナ人作家ジル・マコークル英語版[71]この歌を「場違いな場所にいるカロライナ人が選んだ州の歌」と言っている[72]キャシー・ライクス英語版テンペランス・ブレナン英語版シリーズの一作目、『既死感英語版』では主人公が(作者同様に)ノースカロライナ州出身だが、モントリオール法人類学者として働いており、恐ろしい殺人事件の真っ只中で、カロライナ人の回想の一部としてこの歌を暗示している[73]。カリフォルニア州に移住したある人物は「今でもラジオでこの曲を聞くたびにノスタルジックな気分になる。ノースカロライナで育った人なら誰でもホームシックになる曲だよ。ある意味、州を離れた人たちのための賛歌になっている」と語った[3]

脚注

編集
  1. ^ a b Castleman, Harry; Podrazik, Walter J. (1976). All Together Now. Pierian Press. pp. 75, 93 
  2. ^ a b c d “Alumni reflect on how 'Carolina in My Mind' stays with them years after graduation”. The Daily Tar Heel. (June 24, 2019). https://www.dailytarheel.com/article/2019/06/carolina-in-my-mind 2019年6月26日閲覧。 
  3. ^ a b c d Halperin, Ian (2003). Fire and Rain: The James Taylor Story (Revised ed.). [[:en:Citadel Press]|Citadel Press]]. p. 71. ISBN 0-8065-2348-4 
  4. ^ a b Dave Marsh, John Swenson (eds.) (1979). The Rolling Stone Record Guide. Random House/Rolling Stone Press. p. 379. ISBN 0-394-73535-8 
  5. ^ a b c d e f g White, Timothy. James Taylor: Long Ago and Far Away, Omnibus Press, 2002, ISBN 0-7119-9193-6. pp. 137–140.
  6. ^ a b c d e Taylor, James (2007). ワン・マン・バンド英語版 (DVD). Hear Music.
  7. ^ a b c d e Janovitz, Bill. “Carolina in My Mind: Song Review”. Allmusic. April 2, 2009閲覧。
  8. ^ a b c d James Taylor (Vinyl inside gatefold). James Taylor. Apple Records. 1968.
  9. ^ Castleman, Harry; Podrazik, Walter J. (1977). “1967 – It's Lonely at the Top”. All Together Now – The First Complete Beatles Discography 1961–1975 (Second ed.). New York: Ballantine Books. p. 71. ISBN 0-345-25680-8. https://archive.org/details/alltogethernowfi0000cast/page/71 
  10. ^ Landau, Jon (April 19, 1969). “Album Reviews: James Taylor”. Rolling Stone. オリジナルのMarch 29, 2010時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100329095547/http://www.rollingstone.com/artists/jamestaylor/albums/album/113822/review/5945820/james_taylor August 25, 2017閲覧。 
  11. ^ a b Enos, Morgan (December 6, 2018). “James Taylor's Self-Titled Debut Turns 50: A Track-by-Track Retrospective”. Billboard. https://www.billboard.com/articles/columns/rock/8488797/james-taylor-self-titled-debut-anniversary 
  12. ^ a b White, Long Ago and Far Away, pp. 142–144.
  13. ^ Halperin, Fire and Rain, p. 70.
  14. ^ a b RPM Top Singles, April 28, 1969
  15. ^ a b RPM Top Singles, December 12, 1970
  16. ^ a b White, Long Ago and Far Away, p. 240.
  17. ^ a b c Greatest Hits (Vinyl inside gatefold). James Taylor. Warner Bros. Records. 1976.
  18. ^ RIAA - Gold & Platinum”. RIAA. October 3, 2008閲覧。[リンク切れ]
  19. ^ [Joel Whitburn's Bubbling Under the Billboard Hot 100 1959-2004]
  20. ^ a b Joel Whitburn's Top Pop Singles 1955-1990 - ISBN 0-89820-089-X
  21. ^ a b Cash Box Top 100 Singles, December 12, 1970”. June 8, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。December 4, 2017閲覧。
  22. ^ Item Display - RPM - Library and Archives Canada”. Collectionscanada.gc.ca (1970年1月31日). 2017年4月4日閲覧。
  23. ^ Item Display - RPM - Library and Archives Canada”. Collectionscanada.gc.ca (1970年1月10日). 2020年1月12日閲覧。
  24. ^ "George Hamilton IV Chart History (Hot Country Songs)". Billboard.
  25. ^ Whitburn, Joel (1993). Top Adult Contemporary: 1961–1993. Record Research 
  26. ^ 年に一つ(そしてツアー毎)の新聞記事が補強証拠を提示している。 年(2000年、1988年)によってはテイラーがツアーを行っていないか、大抵は慈善公演(1993年、1991年、1989年)である観客数の少ないショーでのみ演奏していて、記事が少ししか書かれなかったことに留意すべきである。1980年代前半およびそれ以前についてはオンラインの新聞アーカイブにアクセスすることが困難である。
    • “Spotty connection leaves some struggling to hear James Taylor at ...”. [[:en:South Florida Sun-Sentinel|]]. (May 1, 2009) 
    • “Taylor Blends Soul With Insights”. Los Angeles Times. (September 19, 1996) 
    • “Taylor Makes Right Move to Play With Strings ...”. Los Angeles Times. (November 6, 1995) 
    • “Classic Taylor shows why he's here”. Austin American-Statesman. (August 5, 1994) 
    • “'Sweet Baby James' musical show Taylor-made, but doesn't always fit”. Milwaukee Journal Sentinel. (August 2, 1992) 
    • “James Taylor hits memory lane at full stride in Telluride”. The Gazette (Colorado Springs). (June 29, 1990) 
    • “James Taylor's Singing Has Something to Say, but It Was Said Long Ago”. Los Angeles Times. (November 16, 1987) 
    引用は2009年6月30日に実施したこの Google News Archive search に基づいている。
  27. ^ Ruhlmann, William. “Live: Review”. Allmusic. April 3, 2009閲覧。
  28. ^ a b Risberg, Joel (2005). The James Taylor Encyclopedia. GeekTV Press. pp. 52–53. ISBN 1-4116-3477-2. https://archive.org/details/jamestaylorencyc0000risb/page/52 
  29. ^ Taylor, James (2002). Pull Over. DVD: Columbia Music Video.
  30. ^ CMT Crossroads: James Taylor and Dixie Chicks”. CMT. June 28, 2009閲覧。
  31. ^ Risberg, The James Taylor Encyclopedia, p. 73.
  32. ^ Shelburne, Craig (October 4, 2004). “In Concert, Natalie Maines Reiterates Opposition to Bush”. CMT News. http://www.cmt.com/news/country-music/1491929/in-concert-natalie-maines-reiterates-opposition-to-bush.jhtml June 28, 2009閲覧。 
  33. ^ Various artists (2006). A Musicares Person of the Year Tribute Honoring James Taylor. DVD: Rhino Entertainment.
  34. ^ James Taylor & Carole King – Live at the Troubadour”. Street Date. CBS Radio (April 29, 2010). June 25, 2010閲覧。
  35. ^ James Taylor & Stephen Colbert - "Carolina in My Mind"” (January 19, 2012). January 20, 2012閲覧。
  36. ^ Singer/Songwriter James Taylor Performs at Democratic National Convention”. YouTube. September 7, 2012閲覧。
  37. ^ Farber, Jim (February 14, 2020). “'You Don't Know Me'! James Taylor Says These 7 Songs Tell His Life Story”. Parade. March 5, 2020閲覧。
  38. ^ Whitburn, Joel (2006). The Billboard Book of Top 40 Country Hits (2nd ed.). Billboard Books. p. 418. ISBN 0-8230-8291-1 
  39. ^ Strong, Martin C. (2004). The Great Rock Discography. Canongate Books. p. 515. ISBN 1-84195-615-5 
  40. ^ Any Way That You Want Me”. Allmusic. June 28, 2009閲覧。
  41. ^ Deming, Mark. “Candles in the Rain: Review”. Allmusic. April 4, 2009閲覧。
  42. ^ Ober, Chick (June 28, 1970). “Jerry Hahn Brotherhood – An Array of Sound”. St. Petersburg Times. https://news.google.com/newspapers?id=if0NAAAAIBAJ&sjid=I3wDAAAAIBAJ&pg=6979,5879645&dq=john-denver+carolina-in-my-mind June 28, 2009閲覧。  [リンク切れ]
  43. ^ Whitburn, Joel (2000). Top Pop Singles 1955–1999. Menomonee Falls, Wisconsin: Record Research. p. 151. ISBN 0-89820-140-3 
  44. ^ Roland, Tom (November 30, 2007). “Glen Campbell Recalls Good Times”. CMT News. http://www.cmt.com/news/country-music/1575515/glen-campbell-recalls-good-times.jhtml April 4, 2009閲覧。 
  45. ^ Song Search Results for: Carolina In My Mind (60)”. Allmusic. June 3, 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。April 4, 2009閲覧。
  46. ^ Nelson, Connie; Harris, Floyd (2004). Film Junkie's Guide to North Carolina. John F. Blair. p. 201. ISBN 0-89587-269-2 
  47. ^ “Hey, James Taylor – You've got a ... bridge?”. Rome News-Tribune. (May 21, 2002). https://news.google.com/newspapers?id=XuYGAAAAIBAJ&sjid=6TsDAAAAIBAJ&pg=3430,2859475&dq=carolina-in-my-mind+anthem June 28, 2009閲覧。 
  48. ^ a b c d e Hoppenjans, Lisa (October 2, 2006). “You must forgive him if he's ...”. The News & Observer. http://www.newsobserver.com/161/story/493529.html June 28, 2009閲覧。  [リンク切れ]
  49. ^ Waggoner, Martha (October 17, 2008). “James Taylor to play 5 free NC concerts for Obama”. USA Today. Associated Press. https://www.usatoday.com/life/music/2008-10-17-2062938384_x.htm June 28, 2009閲覧。 
  50. ^ White, Long Ago and Far Away, pp. 55, 57.
  51. ^ White, Long Ago and Far Away, p. 61.
  52. ^ Peacock, James L. (2007). Grounded Globalism: How the U.S. South Embraces the World. University of Georgia Press. p. 226. ISBN 0-8203-2868-5 
  53. ^ Emerson, Ken (1998). Doo-dah!: Stephen Foster and the Rise of American Popular Culture. Da Capo Press. p. 304. ISBN 0-306-80852-8 
  54. ^ Carolina in My Mind: The James Taylor Story”. The Chapel Hill Museum. August 15, 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。June 28, 2009閲覧。
  55. ^ a b Blythe, Anne (March 3, 2009). “Service will honor slain student leader”. The News & Observer. オリジナルのMarch 11, 2009時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090311010650/http://www.newsobserver.com/2811/story/1426219.html June 28, 2009閲覧。 
  56. ^ UNC Marching Tar Heels – Duke Pep Band Trip Schedule”. University of North Carolina at Chapel Hill (November 29, 2008). July 20, 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。June 28, 2009閲覧。
  57. ^ Ferreri, Eric, Jane Stancill and Sue Stock (May 12, 2008). “A roundup of the graduation ceremonies”. The News & Observer. オリジナルのMay 13, 2008時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080513030738/http://www.newsobserver.com/news/higher_education/story/1069240.html June 28, 2009閲覧。 
  58. ^ The University of North Carolina Spring Commencement 2009”. UNC General Alumni Association (2009年). June 28, 2009閲覧。
  59. ^ News: Vote for Anoop on American Idol”. The UNC Clef Hangers. February 16, 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。June 29, 2009閲覧。
  60. ^ UNC Clef Hangers - Carolina In My Mind”. YouTube. April 4, 2009閲覧。
  61. ^ “Eve Carson Remembrance”. University Gazette. (March 18, 2009). オリジナルのMarch 23, 2009時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090323191245/http://gazette.unc.edu/file.2.html April 4, 2009閲覧。 
  62. ^ Carolina In My Mind”. Drum Corps International (December 12, 2010). 2020年9月26日閲覧。
  63. ^ A Soldier's Heart”. Amazon.com. May 5, 2010閲覧。
  64. ^ “The 82nd Airborne Division (Fort Bragg) All American Chorus sings "Carolina in My Mind" at the WBHS 3rd annual Army JROTC Veterans Day ceremony”. Star-News (Wilmington, North Carolina). (November 10, 2016). https://www.youtube.com/watch?v=9ZqxZuu1o7Q 
  65. ^ Shirley, David (2001). North Carolina. Marshall Cavendish. p. 9. ISBN 0-7614-1072-4. https://archive.org/details/northcarolina00shir/page/9 
  66. ^ Edelhart, Mike; Tinen, James (1983). America the Quotable. Facts on File. p. 421. ISBN 0-87196-331-0. https://archive.org/details/americaquotable00edel/page/421 
  67. ^ 'carolina in my mind' Archive Search”. Google News. June 28, 2009閲覧。
  68. ^ Alexander, Carly (2004). The Eggnog Chronicles. Kensington Books. p. 256. ISBN 0-7582-0643-7 
  69. ^ McCrumb, Sharyn (2006). St. Dale. Kensington Books. p. 169. ISBN 0-7582-0777-8 
  70. ^ “Soundtrack for this state now playing”. The Post and Courier. (November 15, 2007). オリジナルの2012年8月1日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20120801085609/http://www.charleston.net/news/2007/nov/15/soundtrack_this_state_now_playing22140/ March 30, 2009閲覧。 
  71. ^ Jill McCorkle - 1958”. The American Collection. June 29, 2009閲覧。
  72. ^ McCorkle, Jill (2004). “North Carolina”. In Leonard, John. These United States: Original Essays by Leading American Writers on Their State Within the Union. Nation Books. p. 337. ISBN 1-56025-618-4 
  73. ^ Reichs, Kathy (2007). Déjà Dead (10th anniversary ed.). Simon & Schuster. p. 177. ISBN 1-4165-7098-5