峰延駅
北海道美唄市にある北海道旅客鉄道の駅
峰延駅(みねのぶえき)は、北海道美唄市峰延町峰樺(みねかば)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はA14。電報略号はミネ。事務管理コードは▲130134[2]。
峰延駅 | |
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駅舎(2017年7月) | |
みねのぶ Minenobu | |
◄A13 岩見沢 (8.4 km) (4.5 km) 光珠内 A15► | |
所在地 | 北海道美唄市峰延町峰樺 |
駅番号 | ○A14 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 335.3 km(函館起点) |
電報略号 | ミネ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
79人/日(降車客含まず) -2014年- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)7月5日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集当初は市来知(三笠)の空知集治監や月形の樺戸集治監の最寄り駅でもあった。
年表
編集- 1891年(明治24年)7月5日:北海道炭礦鉄道の峯延駅として開業[3]。一般駅[1]。
- 1900年(明治33年):峰延駅へ字体変更[注釈 1]。
- 1904年(明治37年)頃:峰延炭鉱から当駅の光珠内側に設けられた積込場へ馬車軌道敷設。この積込場へ当駅から引込線敷設。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、官設鉄道に移管。
- 1907年(明治40年):峰延炭鉱閉山。
- 1968年(昭和43年):跨線橋設置。
- 1978年(昭和53年)10月2日:貨物取扱い廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[1]。
- 2007年(平成19年)10月:駅番号設定。
- 2024年(令和6年)3月16日:ICカード「Kitaca」の利用が可能となる[6][7][8]。
駅名の由来
編集地名より。当地は三笠市の達布山(アイヌ語名:「タㇷ゚コㇷ゚(tapkop)」〔たんこぶ山〕[9])から南に延びる丘陵地帯の下にある場所であり[10]、その様子からついた和名[9]、あるいはアイヌ語名の「タㇷ゚コㇷ゚ヌㇷ゚(tapkop-nup)」(峰のある・野)を意訳した[10]、とされている。
駅構造
編集2面2線の相対式ホームを持つ地上駅で無人駅になっている。かつては3番のりば(下り副本線)と上下本線の間に中線(上り副本線)があったが、廃止され、線路が撤去されている。
自動券売機は設置されていない。ホーム側に男女共用、非水洗の和式トイレが設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■函館本線 | 上り | 岩見沢・手稲方面 |
2 | 下り | 滝川・旭川方面 |
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ホームから望む駅舎(2017年7月)
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待合室(2017年7月)
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ホーム(2017年7月)
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跨線橋(2017年7月)
利用状況
編集2014年(平成26年)度の1日平均乗車人員は79人である[11]。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1951年(昭和26年) | 572 | [12] |
: | ||
1960年(昭和35年) | 884 | [13] |
: | ||
2009年(平成21年) | 102 | [14] |
2010年(平成22年) | 116 | |
2011年(平成23年) | 139 | |
2012年(平成24年) | 110 | [11] |
2013年(平成25年) | 99 | |
2014年(平成26年) | 79 |
駅周辺
編集美唄市の郊外。すぐそばに三笠市との境界がある。また、岩見沢市にも近いため岩見沢市の郊外のようにもなっているが、峰延独自の文化・集落でもある。開拓当時は市来知村(現在の三笠市の一部)に属していた。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 鉄道局年報 明治33年度版より字体が変更されている。
出典
編集- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、819頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、216頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 北海道炭礦鉄道会社 第四回営業報告。
- ^ “「通報」●函館本線蘭越駅ほか29駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年3月31日)
- ^ 出典:『交通公社のガイドシリーズ・405、国鉄きっぷ全ガイド』(著:近藤喜代太郎、日本交通公社出版事業局(現:JTBパブリッシング)、1987年1月発行)、240ページ。
- ^ 『2024年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブ 。2023年12月15日閲覧。
- ^ 『2024(令和6)年3月ICカードKitacaエリアを拡大します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月13日。オリジナルの2023年12月13日時点におけるアーカイブ 。2023年12月13日閲覧。
- ^ 『ICカードKitacaエリアを拡大します! ~2024年春、函館・旭川各エリアでKitacaサービスを開始します~』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2022年9月14日。オリジナルの2022年9月14日時点におけるアーカイブ 。2022年9月14日閲覧。
- ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、44頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、44頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ a b “第10編 運輸・通信” (PDF). 美唄市統計書 平成27(2015)年版. 美唄市. p. 77 (2015年). 2020年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月16日閲覧。
- ^ 美唄市百年史 資料編 平成3年9月発行、市制申請書による年間乗車 総数の365日平均。
- ^ 美唄市百年史 資料編 平成3年9月発行、美唄駅統計資料による年間乗車 総数の366日(閏年)平均。
- ^ “第10編 運輸・通信” (PDF). 美唄市統計書 平成24(2012)年版. 美唄市. p. 77 (2012年). 2020年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月16日閲覧。
- ^ “峰延 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月6日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 峰延|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company