山本歩夢
山本 歩夢(やまもと あゆむ、2002年6月24日 - )は、日本の陸上競技選手。福岡県苅田町出身。自由ケ丘高等学校卒業。國學院大學人間開発学部在学中。
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選手情報 | ||||
ラテン文字 | Ayumu Yamamoto | |||
国籍 |
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競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 長距離走 | |||
大学 | 國學院大學人間開発学部 | |||
生年月日 | 2002年6月24日(22歳) | |||
出身地 |
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身長 | 168cm | |||
体重 | 53kg | |||
自己ベスト | ||||
5000m | 13分34秒85 | |||
10000m | 28分16秒92 | |||
ハーフマラソン | 1時間00分43秒 | |||
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経歴
編集高校は自由ケ丘高等学校出身。
高校時代
編集2020年11月28日に行われた第6回鞘ヶ谷記録会の5000mで13分48秒89を記録した。全国高校駅伝には一度出走するも1区区間23位となった。
大学時代
編集大学1年次
編集國學院大學史上初の13分台ランナーとして入学。出雲駅伝、全日本大学駅伝の出走はなかったが、第98回箱根駅伝で大学三大駅伝デビューし、3区を走り6人を抜く激走を見せた。全日本実業団ハーフマラソンでは大学記録を更新する1時間00分43秒を記録した。なお、この記録は当時のU20日本記録である1時間01分41秒を上回ったが、2021年12月31日までの記録ではないため、U20日本記録とはならなかった。
大学2年次
編集出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに2区を走り、区間6位・7位と好走。第99回箱根駅伝でも3区区間5位で2人抜きの走りを見せた。都道府県対抗駅伝でも3区を走り区間9位だった。
大学3年次
編集出雲駅伝では4区区間6位、全日本大学駅伝では2区区間11位となる。怪我の影響で第100回箱根駅伝にも出れず、不本意な1年となった。
大学4年次
編集出雲駅伝では2区区間5位で順位を2つ下げたが國學院大學は2度目の優勝を達成した[1]。全日本大学駅伝では6区を走った。2位で襷を受けると首位を走る青山学院大学との差を大幅に詰め、区間新記録を樹立[2][3][4]。自身初の区間賞を受賞し、初優勝に貢献した[5][6]。1月2日の第101回箱根駅伝では3回目の3区を走り、区間5位で順位を2つ上げる活躍を見せたが、國學院大學は総合3位で史上6校目の大学駅伝3冠を逃した[7]。國學院大學卒業後は旭化成陸上部に所属することになっている。
戦績・記録
編集大学三大駅伝戦績
編集学年 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
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1年生 (2021年度) |
第33回 ー - ー 出走なし |
第53回 ー - ー 出走なし |
第98回 3区-区間5位 1時間01分59秒 |
2年生 (2022年度) |
第34回 2区-区間6位 15分46秒 |
第54回 2区-区間7位 31分58秒 |
第99回 3区-区間5位 1時間02分07秒 |
3年生 (2023年度) |
第35回 4区-区間5位 17分59秒 |
第55回 2区-区間11位 32分22秒 |
第100回 ー - ー 出走なし |
4年生 (2024年度) |
第36回 2区-区間5位 16分27秒 |
第56回 6区-区間賞 36分47秒 区間新記録 |
第101回 3区-区間5位 1時間01分54秒 |
自己ベスト
編集- 5000m - 13分34秒85(2023年7月8日:ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会)
- 10000m - 28分16秒92(2023年7月16日:関東学生網走夏季記録挑戦競技会)
- 10マイル - 46分16秒(2022年12月4日:第48回熊本甲佐10マイル公認ロードレース大会)
- ハーフマラソン - 1時間00分43秒(2022年2月13日:第50回全日本実業団ハーフマラソン)
関連項目
編集参考文献
編集脚注
編集- ^ “出雲駅伝、国学院大が5年ぶりV 駒大との競り合い制す”. 日本經濟新聞 (2024年10月14日). 2025年2月16日閲覧。
- ^ “6区・山本歩夢が区間新!「しっかり仕事ができた」國學院大が連続区間賞で青学大に迫る /全日本大学駅伝”. 月陸Online (2024年11月3日). 2025年2月16日閲覧。
- ^ “国学院大の山本歩夢が区間新記録で青学大を猛追 エースの平林清澄に逆転託す 全日本大学駅伝6区”. スポーツ報知 (2024年11月3日). 2025年2月16日閲覧。
- ^ “【全日本大学駅伝】国学院大・山本歩夢、6区区間新記録 首位との差を37秒短縮でエース平林へ”. 日刊スポーツ (2024年11月3日). 2025年2月16日閲覧。
- ^ “全日本大学駅伝 国学院大が初優勝 大学三大駅伝2冠達成”. NHK (2027年11月3日). 2025年2月16日閲覧。
- ^ “【全日本大学駅伝】國學院大學が悲願の初優勝で2冠達成 アンカー対決制す 駒澤大も終盤青学大を抜き2位”. 日テレNEWS NNN (2024年11月3日). 2025年2月16日閲覧。
- ^ “国学院大、悲願の初優勝を逃し3冠ならず…往路6位から巻き返すも3位”. 讀賣新聞オンライン (2025年1月3日). 2025年2月16日閲覧。