山本八幡宮 (八尾市)
八尾市にある神社
山本八幡宮(やまもとはちまんぐう)は、大阪府八尾市山本町にある神社。 旧社格は村社。
山本八幡宮 | |
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所在地 | 大阪府八尾市山本町1-2-16 |
位置 | 北緯34度37分42.6秒 東経135度37分11秒 / 北緯34.628500度 東経135.61972度 |
主祭神 | 誉田別尊 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 享保元年(1716年) |
別名 | 山本八幡神社(旧称) |
例祭 |
夏季大祭(7月14・15日) 秋季大祭(10月14・15日) |
概要
編集誉田別尊(応神天皇)を祀る。近鉄河内山本駅のすぐ北側、玉串川の西岸、立石街道の南沿いに所在する、小ぢんまりとした神社である。
歴史
編集享保元年(1716年)、山本新田の開発者である山中庄兵衛正永と、本山弥右衛門重英(加賀屋)の両人らが石清水八幡宮より神霊を勧請[1]し、山本新田の鎮守として分祀された。当初は「山本八幡神社」という名称だった。その後、享保13年 (1728) 正月に加賀屋から泉屋住友吉左衛門へ所有が変わった後には、住友家の尊崇と保護を受け近代まで至る[1]。
昭和15年(1940年)に住友住宅による山本新田での宅地分譲が終了し、212年に渡る住友家の地主管理が終了する。その際に住友住宅より東南部分の土地を寄贈されている。同年に玉串川沿いにあった池を埋めたて、社務所が新築される[1]。
昭和31年(1956年)に旧橿原神宮の古材を用いて社殿が改築され、恩智神社の社家である新海(にいみ)氏より専任の宮司を迎え入れている[1]。この頃に旧山本新田住友会所の建物の移築もあり境内が整備され、「山本八幡宮」と改称し現在に至っている。本殿は社殿の中に収まっている。
1994年から1997年にかけて社殿を除いたすべての施設に大幅な改修が行われた。 社務所・集会所・神楽殿は撤去され、境内北西角に鉄筋4階建てのビルが建てられた。 さらに敷地東側・玉串川の間に歩道が整備された[注釈 1]。正面にあった太鼓橋は撤去された。
摂末社
編集- 摂社: 妙見(みょうけん)宮
- 祭神は北辰明神(ホクシンミョウジン)。北辰明神は北極星が神格化されたものであり、国土の守護や災害の滅除、長寿延命に霊験があるとされている。かつては住友家の守護神であった。
現地情報
編集所在地
交通アクセス