山川隆一
山川 隆一(やまかわ りゅういち、1958年11月29日 - )は、日本の法学者。専門は労働法。東京大学大学院法学政治学研究科教授。元中央労働委員会会長(常勤)。
経歴
編集経歴は以下の通り[1]
- 1977年茨城県立水戸第一高等学校卒業 3月 -
- 1981年10月 - 司法試験合格
- 1982年東京大学法学部卒業 3月 -
- 1982年東京大学法学部助手(1985年3月まで) 4月 -
- 1985年最高裁判所司法研修所司法修習生(1987年4月まで) 4月 -
- 1987年武蔵大学経済学部専任講師、弁護士登録(第一東京弁護士会、1995年3月登録取消) 4月 -
- 1989年助教授 4月 - 武蔵大学経済学部
- 1991年ワシントン大学ロー・スクール修士課程修了(LL.M.) 6月 -
- 1995年筑波大学社会科学系助教授 4月 -
- 1999年11月 - 筑波大学社会科学系教授
- 2000年12月 - 博士(法学)(東京大学)(学位論文「国際労働関係の法理」)
- 2002年11月 - 中央労働委員会公益委員(~2010年12月、2013年2月~(現職))
- 2004年慶應義塾大学大学院法務研究科教授 4月 -
- 2013年東京大学大学院法学政治学研究科教授 4月 -
- 2017年 2月 - 中央労働委員会会長(東京大学より転籍出向)
著書
編集単著
編集- 『不当労働行為争訟法の研究』(信山社,1990年)
- 『雇用関係法』(新世社,1996年/第2版・1999年/第3版・2003年/第4版・2008年)
- 『国際労働関係の法理』(信山社,1999年)
- 『労働契約法入門』(日本経済新聞出版社,2008年)
- 『労働紛争処理法』(弘文堂,2012年)
- 『労働法の基本』(日本経済新聞出版社,2013年)
共著
編集- (山下幸司・浜村彰・大内伸哉・石井保雄・毛塚勝利)『個別労働紛争処理システムの国際比較』(日本労働研究機構,2002年)
- (菅野和夫・齋藤友嘉・男澤聡子・定塚誠)『労働審判制度―基本趣旨と法令解説』(弘文堂,2005年/第2版・2007年)
- (荒木尚志・菅野和夫)『詳説 労働契約法』(弘文堂,2008年)
- (土田道夫・島田陽一・小畑史子)『条文から学ぶ労働法』(有斐閣,2011年)
編著
編集- 『プラクティス労働法』(信山社,2009年)
共編著
編集- (林豊)『労働関係訴訟法〈1〉』(青林書院,2001年)
- (林豊)『労働関係訴訟法〈2〉』(青林書院,2001年)
- (大竹文雄・大内伸哉)『解雇法制を考える―法学と経済学の視点』(勁草書房,2002年/増補版・2004年)
- (土田道夫)『成果主義人事と労働法』(日本労働研究機構,2003年)
- (菅野和夫・土田道夫・大内伸哉)『ケースブック労働法』(弘文堂,2005年/第2版・2006年/第3版・2007年/第4版・2008年/第5版・2009年)
- (荒木尚志)『諸外国の労働契約法制』(労働政策研究研修機構,2006年)
- (野川忍)『労働契約の理論と実務』(中央経済社,2009年)
- (菅野和夫・土田道夫・大内伸哉・野川忍・川田琢之)『ケースブック労働法』(弘文堂,第6版・2010年/第7版・2012年)
- (森戸英幸)『判例サムアップ労働法』(弘文堂,2011年)
- (菅野和夫・中嶋士元也・野川忍)『労働法が目指すべきもの -- 渡辺章先生古稀記念』(信山社,2011年)
- (荒木尚志・岩村正彦)『労働法学の展望 -- 菅野和夫先生古稀記念論集』(有斐閣,2013年)
脚注
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