小港町
小港町(こみなとちょう)は、神奈川県横浜市中区の町名[5]。現行行政地名は小港町1丁目から小港町3丁目(字丁目)で、住居表示は未実施[6]。
小港町 | |
---|---|
町丁 | |
本牧フロント | |
北緯35度25分49秒 東経139度39分48秒 / 北緯35.43031度 東経139.66344度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 中区 |
人口情報(2024年(令和6年)3月31日現在[1]) | |
人口 | 2,361 人 |
世帯数 | 1,284 世帯 |
面積([2]) | |
0.138 km² | |
人口密度 | 17108.7 人/km² |
設置日 | 1933年(昭和8年)4月1日 |
郵便番号 | 231-0802[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
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地理
編集中区東部に位置し、北は新山下三丁目、西から南にかけて山手町・北方町・本牧町・本牧宮原・本牧十二天、東は錦町に接する。町内を南北に幹線道路山下本牧磯子線が通り、街の北部が1丁目、南部の山下本牧磯子線東側が2丁目、同西側が3丁目となる。1丁目東側の埋立地にはUR賃貸住宅「ビューコート小港」があり、人口は多い。ビューコート小港と本牧十二天の境には千代崎川の河口があるが、暗渠化されたのち2008年よりほとんどの区間で埋め立てられた[7]。1丁目西側と山手町との境の道は「ワシン坂」と呼ばれるが、坂の名の由来には諸説ある[8]。2丁目の全域と3丁目の一部は1946年に米軍に接収され、横浜海浜住宅として使用されてきたが、1982年に返還された[5]。2丁目には2008年11月21日に「イトーヨーカドー本牧」が開店[9]。不採算のため2016年7月18日に閉店となったのち、同年11月4日にコーナン・ノジマ・三和を各テナントとした「本牧フロント」が開店した[10]。
歴史
編集1933年(昭和8年)4月1日に、中区本牧町および北方町から新設された。1938年に北方町の一部、1941年には埋立地を編入。1970年に町域の一部を新山下三丁目に編入した[11]。町名は、字名の「小湊」から採られた。『新編武蔵風土記稿』の北方村の項に、「小名 小湊」の記録がある[12][13]。
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
小港町1丁目 | 1,005世帯 | 1,823人 |
小港町2丁目 | 68世帯 | 143人 |
小港町3丁目 | 211世帯 | 395人 |
計 | 1,284世帯 | 2,361人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[14] | 1,701
|
2000年(平成12年)[15] | 2,371
|
2005年(平成17年)[16] | 2,740
|
2010年(平成22年)[17] | 2,610
|
2015年(平成27年)[18] | 2,321
|
2020年(令和2年)[19] | 2,310
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[14] | 677
|
2000年(平成12年)[15] | 969
|
2005年(平成17年)[16] | 1,176
|
2010年(平成22年)[17] | 1,149
|
2015年(平成27年)[18] | 1,059
|
2020年(令和2年)[19] | 1,122
|
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[20]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
小港町1丁目 | 全域 | 横浜市立大鳥小学校 | 横浜市立大鳥中学校 |
小港町2丁目 | 全域 | ||
小港町3丁目 | 全域 |
事業所
編集2021年現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[21]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
小港町1丁目 | 23事業所 | 365人 |
小港町2丁目 | 6事業所 | 143人 |
小港町3丁目 | 29事業所 | 152人 |
計 | 58事業所 | 660人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[22] | 72
|
2021年(令和3年)[21] | 58
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[22] | 845
|
2021年(令和3年)[21] | 660
|
施設
編集- 本牧フロント
- 横浜インターナショナルスクール
その他
編集日本郵便
編集警察
編集町内の警察の管轄区域は以下の通りである[24]。
丁目 | 番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|---|
小港町1丁目 | 全域 | 山手警察署 | 本牧ふ頭交番 |
小港町2丁目 | 全域 | ||
小港町3丁目 | 全域 |
脚注
編集- ^ a b “令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年3月” (XLSX). 横浜市 (2024年4月5日). 2024年4月26日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
- ^ a b “小港町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』pp.1010-1011
- ^ “住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
- ^ “千代崎川の記憶を後世に”. タウンニュース. (2011年7月14日) 2016年2月29日閲覧。
- ^ “「ワシン坂」、「ガス山」、「イスパニア通り」の由来って何?”. はまれぽ.com (2011年6月2日). 2024年4月11日閲覧。
- ^ 『11/21(金) 『イトーヨーカドー本牧』 開店』(pdf)(プレスリリース)セブン&アイ・ホールディングス、2008年10月22日 。2016年11月14日閲覧。
- ^ “イトーヨーカドー跡地 「本牧フロント」が開店 8店 一堂に”. タウンニュース. (2016年11月10日) 2024年4月11日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』pp.390-391
- ^ 『横浜の町名』p.65
- ^ 新編武蔵風土記稿北方村.
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
- ^ “小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2021年8月5日). 2021年8月8日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)”
- ^ “交番案内/山手警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2024年5月6日閲覧。