寺尾駅
寺尾駅(てらおえき)は、新潟県新潟市西区寺尾上二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅である[1]。
寺尾駅 | |
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南口(2021年9月) | |
てらお Terao | |
◄新潟大学前 (2.1 km) (1.9 km) 小針► | |
所在地 | 新潟市西区寺尾上二丁目1-1[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■越後線 |
キロ程 | 74.4 km(柏崎起点) |
電報略号 | ラオ←ラヲ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,836人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)10月20日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
歴史
編集- 1914年(大正3年)10月20日:越後鉄道の停留場として関屋 - 内野間に新設[2]。
- 1918年(大正7年)3月25日:停留場から停車場(駅)に昇格[1][3]。一般駅?[3]。
- 1927年(昭和2年)10月1日:越後鉄道が国有化[3]。鉄道省越後線所属となる[4]。
- 1960年(昭和35年)3月15日:貨物取扱廃止[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1986年(昭和61年)頃:橋上駅化に伴い北口新設[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3]。
- 1998年(平成10年)8月4日:8.4水害に伴い、当駅 - 小針駅間線路路盤の一部が流出。暫くの間、同区間で徐行運転。
- 2005年(平成17年)1月20日:自動改札機使用開始[6]。
- 2006年(平成18年)1月21日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[7]。
- 2007年(平成19年)12月:駅ホーム及び南口にエレベータ新設。
- 2024年(令和6年)1月31日:みどりの窓口営業終了[8]。
駅の西(新潟大学前寄り)には新潟県道44号新潟燕線を横断する踏切があり、これには「農園踏切」の名称が付けられている。踏切の設置時には新潟遊園(現在の寺尾中央公園)の前身である農園があったためで、往時の名残である。
駅構造
編集新潟駅管理の業務委託駅(JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)受託)。改札口には自動改札機が3通路設置されており、全通路でSuica等のICカードが利用出来る。改札口周辺には、自動券売機・多機能券売機[8]・ベンチ(改札内)等が設置されている。ホーム上にトイレ、自動販売機(2014年12月の落雷により現在[いつ?]使用停止中)が設置されている。またバリアフリー対策として、改札内コンコースとホームを連絡するエレベーター1基が設置されている。
自由通路(寺尾駅南北自由通路)は新潟市西区建設課が管理しており、駅舎は自由通路に面する2階に設置されている。バリアフリー対策として南口側にエレベーター1基が設置されている。当駅は新潟砂丘の南斜面に位置しており、南口側と北口側で標高差がある。自由通路は、北口側は数段の階段またはスロープを利用するだけでほぼ平面だが、南口は階段またはエレベーターで昇降する必要がある。改札外にトイレは設置されていない。
以前ホーム東側には歩行者専用踏切が設置されていた。元々は北口側に所在する寺尾神社の参道だったもので、踏切の路面には渡り板が無く、ホーム横に警報機を設置したのみの簡素な構造で、橋上駅舎への改築後も存続したが[9]、JR東日本新潟支社と新潟市ではこの踏切を2014年(平成26年)夏に閉鎖し、警報機を撤去した上で線路南北を柵等で閉鎖する措置が取られた。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■越後線 | 上り | 内野・吉田方面[10] |
下り | 新潟方面[10] |
- 日中は、ほとんどの列車が当駅で交換する。
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改札口(2021年9月)
-
ホーム(2021年9月)
利用状況
編集JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,836人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 2,552 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 2,521 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 2,430 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 2,396 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 2,298 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 2,315 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 2,250 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 2,221 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 2,123 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 2,123 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 2,169 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 2,146 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 2,171 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 2,227 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 2,125 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 2,187 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 2,171 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 2,088 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 2,096 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 2,090 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)1,718 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)1,700 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)1,779 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)1,836 | [利用客数 1] |
駅周辺
編集周辺は住宅地となっている。
北口側
編集- 寺尾中央公園
- 新潟工業短期大学
- 新潟市立五十嵐中学校
- 新潟市立五十嵐小学校
- ひらせいホームセンター 本社・寺尾台店
- 新潟市道曽和インター信濃町線1号(西大通り)
- 第四北越銀行 寺尾支店
- マルイ 寺尾台店
- ウオロク 上新栄町店
- チャレンジゃー 寺尾店
南口側
編集- 新潟市 西区役所[1]
- 新潟市立坂井輪図書館[1]
- 新潟市立坂井輪中学校
- 第四北越銀行 寺尾支店[11]
- 蔦屋書店 ベルパルレ寺尾店
- 新潟県道382号寺尾停車場線
バス路線
編集駅西側、県道44号の踏切付近に西区区バス坂井輪ルート(Qバス)の停留所がある[12]ほか、越後線と並行する新潟交通の「W2 西小針線」および「W3 寺尾線」のバス停も北・南それぞれの幹線道路沿いに設置されている。
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、23頁。
- ^ 「軽便鉄道停留場設置」『官報』1914年10月27日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、599頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「大糸線・飯山線・篠ノ井線・越後線・弥彦線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第9号、朝日新聞出版、2009年9月6日、25頁。
- ^ 「寺尾駅に自由通路新設」(PDF)『市報にいがた』第1031号、新潟市、1986年11月30日、1頁。
- ^ 『平成16年11月27日(土)新潟駅で自動改札使用開始!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2004年11月27日。オリジナルの2006年1月8日時点におけるアーカイブ 。2021年1月8日閲覧。
- ^ 『2006年1月21日(土)新潟エリアSuicaデビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2005年9月21日。オリジナルの2006年1月5日時点におけるアーカイブ 。2021年1月8日閲覧。
- ^ a b “駅の情報(寺尾駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月28日閲覧。
- ^ 自分の住むまち、まち歩き(2012年10月19日更新) - おいしくにしく(新潟市西区スペシャルサイト) - WayBack Machineによるアーカイブ
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(寺尾駅)”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月28日閲覧。
- ^ 旧第四銀行店舗。
- ^ 【西02】区バス坂井輪ルート(Qバス) 時刻表・ルート図 - 新潟市西区.2019年6月3日閲覧。
利用状況
編集- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月23日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月29日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(寺尾駅):JR東日本