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完全性 (曖昧さ回避)
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完全
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完全性
目次
1
インテグリティ
2
数学
3
計算機科学
4
人文科学・自然科学
5
キリスト教
6
脚注
7
関連項目
インテグリティ
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もともとの由来からの「
インテグリティ
(完全性)」。
数学
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数学
の各種の文脈において、様々な対象がそれぞれの意味において「
完全
である」と言われる。
totalness
完全関係
:
二項関係
が完全であるとは、任意の二元が関係を持つ(比較可能である)ことを言う。特に完全な
順序関係
は線型順序または
全順序
と呼ばれる。
完全不連結空間
:
位相空間論
において、
不連結
な空間に対し、任意の一点がその
連結成分
を成すとき、その空間は(完)全不連結であるという。
completeness
→「
完備性
」も参照
完全生成系
:
函数解析学
において、
生成系
または
線型独立
系が完全(あるいは完備)であるとは、それが張る
線型包
が
稠密部分集合
を成すことを言う。特に
ヒルベルト空間
(あるいはより一般に
内積空間
)の場合において、
正規直交系
が完全性を持つとき
正規直交基底
と呼ばれる。
完全グラフ
:
グラフ理論
において、グラフが完全とは、任意の頂点対がちょうど一本の辺で互いに結ばれているような無向グラフであることをいう。
完全群
(
英語版
)
:
群論
において、
群
が完全であるとは、それの
外部自己同型群
と
中心
がともに自明となるときに言う。
完全性
: 数理論理学の用語。
exactness
完全系列
:
抽象代数学
において、
頂点
と
矢印
からなる系列が完全であるとは、各矢印の
核
が一つ前の矢印の像に一致するときに言う。
完全函手
:
圏論
における
函手
が完全であるとは、それが完全系列を完全系列に写すときにいう。
完全群
:
作用素環論
において群が完全であることは
従順
であることを一般化するものである。
perfectness
完全数
:
初等整数論
において、
自然数
が完全であるとは、それが自身の真の約数の総和に等しいときに言う。
完全群
(
英語版
)
:
群論
において、
群
が完全であるとは、それが自身の
交換子部分群
と等しいときに言う。
完全体
: 任意の有限拡大が分離的な体
完全環
fullness
全変換半群
(
英語版
)
:
変換半群
(
英語版
)
(変換モノイド)が、(特定の)変換からなる半群を指す場合にも用いられる場合、特にすべての変換からなるものを指していることを明示するために、(完)全変換半群と呼ぶことがある。
全線型環
: 全ての
線型変換
からなる
多元環
。ある種の(一般には無限次元の)
行列環
とみることができる。
全自己準同型環
も参照。
計算機科学
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計算量理論
において、クラス
C
かつ
C
-困難に属するような問題は、クラス
C
の完全問題あるいは
C
-完全であるという。
計算複雑性理論#複雑性クラス
、
NP完全問題
などを参照。
人文科学・自然科学
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→詳細は「
世界遺産 § 完全性
」を参照
世界遺産
の登録審査にあたり、「顕著な普遍的価値」を証明する必要があり、その際の評価指針として「integrity(完全性)」の有無を求める
[
1
]
。ここでの完全性は、必要な要素が全て揃っていることを指す。具体的には、対象となる構成資産の数、特長を伝えるための大きさ(広さ)、自然環境の状態、それらを保全するための周辺環境(開発が及んでいない)、それらを保護する法的根拠など。
キリスト教
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完全 (キリスト教)
脚注
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^
世界遺産条約履行のための作業指針「完全性及び/又は真正性 」
-
文化庁
関連項目
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不完全
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