安禅寺 (新宿区)
東京都新宿区にある天台宗の寺院
安禅寺 | |
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所在地 | 東京都新宿区愛住町9-3 |
位置 | 北緯35度41分20.5秒 東経139度43分08.5秒 / 北緯35.689028度 東経139.719028度座標: 北緯35度41分20.5秒 東経139度43分08.5秒 / 北緯35.689028度 東経139.719028度 |
山号 | 円通山 |
院号 | 正受院 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 慶長13年(1608年) |
開山 | 日蓮宗僧侶 |
中興 | 堯観 |
札所等 | 山の手三十三観音霊場25番札所 |
法人番号 | 3011105000518 |
歴史
編集1608年(慶長13年)、日蓮宗僧侶(名は不詳)によって開山された。その後、堯観(1695年寂)によって中興された。その際に天台宗に転宗した[1]。
元々は麹町に位置していたが、1634年(寛永11年)に現在地に移転した[1]。
当初は「安善寺」という名称であった。ところが、いつのころからか「安禅寺」が使われ始め、寛延(1748年 - 1751年)以降は「安禅寺」としての記録が残るようになった。1813年(文化10年)、寺社奉行の裁定によって正式に「安禅寺」となった[1]。
当寺の聖観世音菩薩は慈覚大師円仁の作といわれており、円仁が延暦寺で自ら彫ったものという。1571年(元亀2年)の比叡山焼き討ちの際に、僧侶に背負われて美濃国の山中に逃れた。正徳年間(1711年 - 1716年)に当寺に移されることになった[2]。
交通アクセス
編集脚注
編集参考文献
編集- 東京市四谷区 編『四谷区史』東京市四谷区、1934年