妙高戸隠連山国立公園
新潟県と長野県にまたがる国立公園
妙高戸隠連山国立公園(みょうこうとがくしれんざんこくりつこうえん)は、新潟県と長野県にまたがる国立公園である。2015年に上信越高原国立公園から分離して成立した、比較的新しい国立公園である。
妙高戸隠連山国立公園 Myōkō-Togakushi Renzan National Park | |
---|---|
指定区域 | |
分類 | 国立公園 |
面積 | 39,772 ha |
指定日 | 2015年3月27日 |
運営者 | 環境省 |
事務所 | 長野自然環境事務所 |
事務所所在地 |
〒380-0846 長野県長野市旭町1108 長野第1合同庁舎3F |
備考 | http://chubu.env.go.jp/nagano/ |
公式サイト | 妙高戸隠連山国立公園(環境省) |
概要
編集長野県北部から新潟県にまたがり、野尻湖や妙高、戸隠を中心とする山々からなる。当初の上信越高原国立公園指定地域である三国山脈や志賀高原、浅間山地域とは大きく離れた飛地であるため、性格が全く異なる地域として分離指定された。
年表
編集- 1956年(昭和31年)7月10日 - 妙高・戸隠区域が上信越高原国立公園に追加指定。
- 2014年(平成26年)4月18日 - 環境省は上信越高原国立公園に1956年に追加指定された新潟南西部・長野北部の妙高・戸隠地域を分離して、平成26年度内に新たな国立公園として指定する方針を明らかにする[1]。
- 2015年(平成27年)1月20日 - 中央環境審議会は新潟南西部・長野北部の妙高・戸隠地域の分離について「妙高戸隠連山国立公園」(長野県・新潟県)として約4万ヘクタールを新たな国立公園に指定することを決め、望月義夫環境大臣に答申[2]。
- 2015年(平成27年)3月27日 - 官報で公示され「妙高戸隠連山国立公園」が正式に成立。
- 2016年(平成28年)7月19日 - 妙高戸隠連山国立公園連絡協議会を設立。
- 2018年(平成30年)10月1日~21日 - 登山道管理やライチョウ保護など費用確保を目的に入域料寄付実験(予定)[3]。
- 2020年(令和2年)7月1日 - 妙高市が主体となり妙高山・火打山における入域料寄付制度を本格導入[4]。
面積
編集総面積は39,772 ha
関係市町村
編集新潟県
編集長野県
編集主な名所
編集妙高山・焼山と妙高高原周辺・赤倉温泉及び周辺の温泉、黒姫山・戸隠山・飯縄山と飯綱高原。野尻湖とその周辺。雨飾山と周辺の小谷温泉、雨飾温泉。夢見平遊歩道[5]。
風景
編集管理機関
編集ビジターセンター
編集利用者数は2008年(平成20年)[6]。
センター名 | 設置者 | 所在地 | 利用者数(人) |
---|---|---|---|
妙高高原ビジターセンター | 新潟県 | 新潟県妙高市関川2248-4 | 59,439 |
脚注
編集- ^ “上信越国立公園、分割へ…「妙高・戸隠」新指定”. 読売新聞. 2014年4月18日閲覧。
- ^ “国立公園:妙高戸隠連山を指定 32番目に”. 毎日新聞. 2015年2月16日閲覧。
- ^ 妙高戸隠で入域料実験へ 公演の保護充実を図る」『日本経済新聞』朝刊2018年9月4日(社会面)2018年9月18日閲覧。
- ^ “地球への浄財です!7月から入域料正式導入 | ニュース”. 上越妙高タウン情報 (2020年6月13日). 2022年1月7日閲覧。
- ^ “夢見平「夢見ごこちな神の道」コース”. 環境省. 2022年6月5日閲覧。
- ^ 環境省自然ふれあい推進室"表II-9 国立公園内ビジターセンター等利用者数"自然公園等利用者数調(2013年3月18日閲覧。)