天真みちる
日本の女性タレント、女優
天真 みちる(てんま みちる、11月18日[1] - )は、元宝塚歌劇団花組の男役[1]。
てんま みちる 天真 みちる | |
---|---|
生年月日 | 11月18日 |
出身地 | 日本 神奈川県厚木市 |
身長 | 169cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2006年 - |
活動内容 |
2006年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2018年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
配偶者 | 既婚 |
公式サイト | 天真みちるオフィシャルサイト |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2004年、宝塚音楽学校入学。
2006年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に92期生として入団[5][2]。入団時の成績は12番[5]。宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で初舞台[5]。その後、花組に配属[5][2]。
おじさん役に定評のある名バイプレーヤーとして活躍し[2]、2018年10月14日、「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[6][1]。
退団後は俳優としてだけでなく、脚本家・演出家・社長・劇団主宰など多岐に渡って活動している[2]。
2021年に自身のSNSで結婚したことを発表[4]。
エピソード
編集「タンバリン芸人」の異名を持ち、宝塚在団中に出演した「SMAP×SMAP」(フジテレビ)では、曲に合わせてタンバリン芸を披露し、中居正広から「友達になれそう」と告げられた[7][4]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集- 2006年3 - 5月、宙組『NEVER SAY GOODBYE』(宝塚大劇場のみ)
花組時代
編集- 2006年6月、『ファントム』団員男、新人公演:客の男(本役:天宮菜生)
- 2007年2月、『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴(トカゲ)』新人公演:ボーイ(本役:紫陽レネ)『TUXEED JAZZ』
- 2008年2月、『蒼いくちづけ』(バウホール)レンフィールド
- 2008年5月、『愛と死のアラビア』新人公演:メドヘッド(本役:嶺乃一真)『Red Hot Sea』
- 2009年1月、『太王四神記』新人公演:スンノ部族長(本役:紫陽レネ)
- 2009年5月、『哀しみのコルドバ』ロベルト/ロペ『Red Hot SeaII』(全国ツアー)
- 2009年9月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』村人、新人公演:ドランド(本役:扇めぐむ)『EXCITER!!』
- 2010年1月、『BUND/NEON 上海』(バウホール)郁咏馥
- 2010年3月、『虞美人』新人公演:宋義(本役:悠真倫)
- 2010年7月、『麗しのサブリナ』アンソニー、新人公演:フェアチャイルド(本役:夏美よう)『EXCITER!!』
- 2010年11月、『CODE HERO/コード・ヒーロー』(バウホール・日本青年館)ケネス
- 2011年2月、『愛のプレリュード』新人公演:ドルフィー・アンダーソン(本役:紫峰七海)『Le Paradis!!』
- 2011年6月、『ファントム』ジョセフ・ブケー、新人公演:ジャン・クロード(本役:夏美よう)
- 2011年10月、『カナリア』(ドラマシティ・日本青年館)小悪魔
- 2012年1月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』新人公演:ワーニコフ刑務所長(本役:悠真倫)『カノン』
- 2012年5月、『近松・恋の道行』(バウホール・日本青年館)芳沢あやめ/定吉
- 2012年7月、『サン=テグジュペリ』サレス、新人公演:レオン・ヴェルト(本役:汝鳥伶)『CONGA!!』
- 2013年2月、『オーシャンズ11』ブルーザー、新人公演:ソール・ブルーム(本役:悠真倫)
- 2013年6月、『フォーエバー・ガーシュイン-五線譜に描く夢-』(バウホール)アイラ・ガーシュイン
- 2013年8月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』ジャン『Mr. Swing!』
- 2014年2月、『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』ロデリゲス/ウィリアム・ベーア『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
- 2014年6月、『ノクターン-遠い夏の日の記憶-』(バウホール)ルージン
- 2014年8月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』ツェップス
- 2015年1月、『風の次郎吉-大江戸夜飛翔-』(ドラマシティ・日本青年館)三助
- 2015年3月、『カリスタの海に抱かれて』ミシェル・バルドー『宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)』
- 2015年3月、『スターダム』(バウホール)サイモン
- 2015年10月、『新源氏物語』右大臣『Melodia-熱く美しき旋律-』
- 2016年2月、『Ernest in Love』(梅田芸術劇場・中日劇場)八百屋/ヨゼフ/召し使い
- 2016年4月、『ME AND MY GIRL』チャールズ・ヘザーセット
- 2016年9月、『アイラブアインシュタイン』(バウホール)ハンス
- 2016年11月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』求婚者ゴラーズ
- 2017年3月、『MY HERO』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ)スマイル・スマイリー
- 2017年6月、『邪馬台国の風』ナシメ『Santé!!』
- 2017年10月、『はいからさんが通る』(ドラマシティ・日本青年館)牛五郎
- 2018年1月、『ポーの一族』ビル/ハロルド
- 2018年5月、『あかねさす紫の花』銀麻呂『Santé!!〜最高級ワインをあなたに〜』(博多座)
- 2018年7月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』田中宗甫『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』 退団公演、Wエトワール[4]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2021年1 - 2月、『よみがえる明治座東京喜劇』(明治座)[8]
- 2021年4 - 5月、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』(梅田芸術劇場・東急シアターオーブ)[9]
- 2022年4 - 5月、『星の王子さま』(あましんアルカイックホール・あうるすぽっと・デザインホール)[10]
- 2022年6月、『HELI-X III〜レディ・スピランセス〜』(サンシャイン劇場・メルパルク大阪ホール)フルカス[11]
- 2023年6月、『HELI-X~スパイラル・ラビリンス~』(サンシャイン劇場)フルカス[12][13]
書籍
編集脚本
編集TV出演
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f 初書籍上梓!『こう見えて元タカラジェンヌです』を書いた天真みちるさんを直撃インタビュー|vol.1 Domani。
- ^ a b c d e 元宝塚花組スター・天真みちる、同期の宙組トップ・真風涼帆の公演で号泣 初舞台のラインダンスで振り返る宝塚の青春 日テレNEWS。
- ^ 『宝塚おとめ 2018年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、19頁。ISBN 978-4-86649-049-6。
- ^ a b c d e f 元宝塚歌劇 天真みちる結婚「10年来の友人」 タンバリン芸で一躍有名に デイリースポーツ。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 118.
- ^ Profile 天真みちるオフィシャルサイト。
- ^ こう見えて元タカラジェンヌです 天真みちる(ケイクス)。
- ^ “田中美佐子ら出演「よみがえる明治座東京喜劇」開幕に高田文夫「感動しました」”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年9月4日閲覧。
- ^ 宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
- ^ “音楽劇「星の王子さま」東京へ、河下楽「皆さんに気持ちを届けることが恩返し」”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “舞台「HELI-X」第3弾の新キャストに彩凪翔&天真みちる、トークイベントも”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “舞台「HELI-X」第3弾の新キャストに彩凪翔&天真みちる、トークイベントも”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “舞台「HELI-X~スパイラル・ラビリンス~」ムービー&ソロビジュアル解禁”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年9月4日閲覧。
- ^ こう見えて元タカラジェンヌです 遅れてきた社会人篇 左右社 SAYUSHA
- ^ “七海ひろきが私立探偵に、主演舞台「RED&BEAR」上演決定”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年9月4日閲覧。
- ^ tsubofumiのツイート(1474305868242255876?)
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
編集- 天真みちるオフィシャルサイト
- 天真みちる (@utatteodoreruyo) - X(旧Twitter)
- 天真みちる (@tenma.michiru.official) - Instagram