大阪貯金事務センター(おおさかちょきんじむセンター)は、兵庫県伊丹市に所在する[1]ゆうちょ銀行貯金事務センターのひとつ。

大阪府兵庫県[2]京都府滋賀県奈良県及び和歌山県[3]に所在するゆうちょ銀行直営店・郵便局で取り扱った貯金商品に関する事務を行っている。

沿革

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  • 1886年(明治19年)4月 - 大阪府大阪市東区京橋3丁目の大阪逓信管理局内に「駅逓局第四部貯金課出張所」として設置。
  • 1887年(明治20年)4月 - 「大阪為替貯金局出張所」と改称。
  • 1890年(明治23年)7月 - 「大阪郵便為替貯金分局」と改称。
  • 1891年(明治24年)8月 - 「大阪郵便為替貯金管理支所」と改称。
  • 1908年(明治41年)12月 - 振替貯金の取扱を開始。
  • 1909年(明治42年)7月 - 「大阪郵便貯金支局」と改称。
  • 1913年(大正2年)6月 - 「大阪為替貯金支局」と改称。
  • 1921年(大正9年)10月 - 「大阪貯金支局」と改称。
  • 1933年(昭和8年) - 西区江戸堀に分館開設。振替貯金課が移転。
  • 1935年(昭和10年) - 天王寺区東高津北之町に分館開設。江戸堀分館を閉鎖。
  • 1936年(昭和11年)10月 - 当局で管理していた京都府の振替貯金関連事務を、新設の京都貯金支局に移管。
  • 1940年(昭和15年)7月 - 当局で管理していた京都府及び滋賀県の貯金原簿を、京都貯金支局に移管。
  • (時期不明) - 当局で管理していた奈良県及び和歌山県の貯金原簿を、京都貯金支局に移管。
  • (時期不明) - 当局で管理していた兵庫県の貯金関連事務を、新設の神戸貯金支局に移管。
  • 1949年(昭和24年)6月 - 「大阪地方貯金局」と改称。
  • 1952年(昭和27年)10月16日 - 天王寺郵便局貯金局内分室が開設。[4]
  • 1968年(昭和43年)7月 - 郵便番号制の施行に伴い、「543-99」の専用郵便番号が付定される。
  • 1969年(昭和44年)2月3日 - 天王寺区城南寺町に庁舎を新築移転。
  • 1984年(昭和59年)7月 - 「大阪貯金事務センター」と改称。
  • (時期不明) - 西区本田に分館開設。
  • 1991年(平成3年)8月19日 - 近畿郵政局から調査事務を移転。
  • (時期不明) - 都島区東野田に分館開設。
  • 1994年(平成6年)8月1日 - 新大阪郵便局の開設に伴い、当センター固有の郵便番号が「539-99」になる。
  • 1997年(平成10年)2月 - 郵便番号七桁化に伴い、当センター固有の郵便番号が「539-8794」となる。
  • 2001年(平成13年)1月 - 郵政事業庁発足に伴い、同庁の機関となる。
  • (時期不明) - 本田分館閉鎖。
  • 2003年(平成15年)4月 - 日本郵政公社設立に伴い、同公社の機関となる。
  • 2004年(平成16年)1月 - 京都貯金事務センター及び神戸貯金事務センターの機能を統合。[5]
  • (時期不明) - 京都及び神戸の分館(旧・京都貯金事務センター及び神戸貯金事務センター)を閉鎖。
  • (時期不明) - 「クレジット管理センター」を、当センターの一部署として開設。
  • 2007年(平成19年)7月 - 天王寺郵便局の管轄下にあった貯金事務センター内分室が大阪南郵便局の管轄に移り「城南寺町分室」となる。
  • 2007年(平成19年)10月 - ゆうちょ銀行発足とともに、同社の一機関となる。
  • (時期不明) - クレジット管理センターが当センターより独立、単独の機関となる。
  • (時期不明) - 住之江区に「南港分館」を開設。機能の一部が移転。
  • 2021年(令和3年)1月 - 現在の兵庫県伊丹市に社屋を新築移転。南港分館閉鎖。[6]

脚注

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  1. ^ この他、大阪府大阪市都島区東野田に分館がある。
  2. ^ かつては神戸貯金事務センターで処理を行っていた。
  3. ^ この1府3県は、かつては京都貯金事務センターで処理を行っていた。
  4. ^ その後、大阪南郵便局の管轄に移り「城南寺町分室」となったが、2021年1月の当センターの伊丹への社屋移転に伴い廃局。
  5. ^ 両事務センターの旧庁舎は、その後もしばらくの間「京都分館」「神戸分館」として残務処理を行っていた。
  6. ^ なお、当センター固有の郵便番号は、天王寺時代の「539-8794」のままとなっている。