大浦彩瑛
大浦 彩瑛(おおうら さえ、1995年10月8日 - )は、女子競輪選手。京都府京田辺市出身[1]。日本競輪選手会神奈川支部所属、ホームバンクは川崎競輪場。日本競輪選手養成所(以下、養成所)第126期生。師匠は福田知也(88期)。既婚[1]。
来歴
編集中学、高校では陸上競技(短距離)に打ち込む[2]。大学は武庫川女子大学に進学し、食物栄養学を専攻。卒業後は上京し航空関連企業に就職[1][2]。社会人を3年経験し、今の夫と結婚する[3]。そして26歳の時、転職を考えていた時にガールズケイリンを知り一念発起、「直感が働いて」競輪選手を目指すようになる[1][3]。ちなみに、大学生の時にクロスバイクを買っていたこともあり、就職する際も京都の実家から4日間ほどかけて上京したほどであり、社会人時代には東京から仙台まで自転車で行ったこともあり、また夫との初デートは片道2時間かけてカレーを食べに行ったことだったという[2]。
ガールズケイリンのことを知らなかった夫からは当初驚かれたが、のち理解を得られたことから第124回養成所選手候補生入所試験を受験するも、二次試験で失敗し不合格となる[2]。それから仕事を辞め1年間はトレーニングとアルバイトを続け、2023年1月19日、第126回養成所選手候補生入所試験(適性受験)に合格[4]。126期生の中では唯一の既婚者であった[1][2]。
在所中は滝澤所長が注目した選手のみを集めた「T教場」で鍛え上げられ、第3回記録会ではゴールデンキャップを獲得[1][5]。卒業式直前に行われた卒業記念レースでは、予選2走を3着・2着で勝ち上がるも決勝戦は6着[6]。卒業記念レースも含めた在所中の競走訓練成績は、14勝で8位[7]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f 日刊スポーツ大阪本社版、2024年6月26日付13面
- ^ a b c d e “【競輪】ガールズ大浦彩瑛 126期唯一の“マダム”レーサー、会社員から転身/注目ルーキー”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年8月28日) 2024年10月3日閲覧。
- ^ a b “【競輪・卒業記念レース】大浦彩瑛 佐藤慎太郎のコラムで開眼「競輪選手になれた」”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社). (2024年3月6日) 2024年7月2日閲覧。
- ^ “日本競輪選手養成所第126回(女子)選手候補生入所試験合格者名簿” (PDF). KEIRIN.JP (2023年1月19日). 2023年1月19日閲覧。
- ^ “【125期・126期】養成所で第3回記録会を実施 男女12名がゴールデンキャップ獲得、女子は過去最多”. netkeirin (2024年2月5日). 2024年7月2日閲覧。
- ^ “第126回選手候補生 卒業記念レース 全着順一覧” (PDF). JKA (2024年3月6日). 2024年3月21日閲覧。
- ^ “競走成績戦法別一覧表(第126回生)総合” (PDF). JKA (2023年3月6日). 2023年3月18日閲覧。