大森茂
日本の外交官
大森 茂(おおもり しげる、1960年8月2日 - )は、日本の外交官。東宮侍従や、OECD政府代表部公使、法務省名古屋入国管理局長等を経て、駐セネガル特命全権大使を務めた。
経歴・人物
編集埼玉県出身。1984年一橋大学法学部卒業、外務省入省[1]、大臣官房配属。1995年欧亜局西欧第一課首席事務官。1997年在ベルギー日本国大使館参事官。1999年在クウェイト日本国大使館参事官。2002年大臣官房儀典外国訪問室長。2003年大臣官房国内広報課長。2004年中東アフリカ局アフリカ第一課長。2006年宮内庁東宮侍従。2009年在ラオス日本国大使館公使。2011年経済協力開発機構日本政府代表部公使。2015年法務省名古屋入国管理局長[2]。2017年から駐セネガル特命全権大使を務め[1]、首都ダカールで約13億円を限度額とする無償資金協力「ンブール県水産物付加価値向上のための改良型水揚場整備計画」に関する書簡の交換を行うなどした[3]。兼駐カーボヴェルデ兼駐ガンビア兼駐ギニアビサウ特命全権大使[4]。2018年8月、退官[5]。
同期
編集- 有吉勝秀(23年コスタリカ大使・20年エルサルバドル大使)
- 礒正人(22年クロアチア大使・18年デュッセルドルフ総領事)
- 伊藤康一(24年ギリシャ大使・20年ニュージーランド大使)
- 伊藤直樹(24年ベトナム大使・19年バングラデシュ大使・17年シカゴ総領事)
- 今村朗(23年セルビア大使・20年ジョージア大使・23年セルビア大使)
- 岩井文男(20年サウジアラビア大使・15年イラク大使)
- 岡田隆(20年アフガニスタン大使)
- 岡庭健(24年アラブ首長国連邦大使・21年ケニア大使)
- 菊田豊(21年ネパール大使・18年ナイジェリア大使)
- 下川眞樹太(22年フランス、アンドラ大使・19年ベルギー大使・17年大臣官房長・16年国際文化交流審議官)
- 杉山明(24年ノルウェー大使・21年特命全権大使(国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当)・18年スリランカ大使・17年儀典長・15年内閣審議官・13年山形県警察本部長)
- 鈴木哲(19年インド大使・17年総合外交政策局長・16年国際情報統括官)
- 竹若敬三(21年北極担当大使・19年ラオス大使)
- 千葉明(22年バチカン大使、19年ASEAN大使・16年ロサンゼルス総領事)
- 梨田和也(19年タイ大使・17年国際協力局長)
- 藤山美典(22年スイス兼リヒテンシュタイン大使)
- 藤原直(21年エディンバラ総領事)
- 正木靖(23年インドネシア大使・20年EU大使・17年欧州局長)
- 森下敬一郎(21年エクアドル大使・17年コロンビア大使)
- 山上信吾(20年オーストラリア大使・18年経済局長・17年国際情報統括官)
- 山田洋一郎(22年モルドバ大使・20年立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部教授(出向)・17年シアトル総領事)
- 山野内勘二(22年カナダ大使・18年ニューヨーク総領事・16年経済局長)
脚注
編集出典
編集- ^ a b ベルギー大使に林氏 日本経済新聞2017/3/14 11:45
- ^ 「大使紹介」外務省
- ^ 「セネガルの水産業振興のための無償資金協力」外務省
- ^ 「人事、外務省 」(2017/6/2 20:12)日本経済新聞
- ^ 「外務省人事(28日付)」『朝日新聞デジタル』2018年8月29日。オリジナルの2018年8月28日時点におけるアーカイブ。2022年7月30日閲覧。