夜ごとの夢
『夜ごとの夢』(よごとのゆめ)は、1933年に公開された成瀬巳喜男監督の日本のサイレント映画[1]。
夜ごとの夢 | |
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Every-Night Dreams | |
監督 | 成瀬巳喜男 |
脚本 | 池田忠雄 |
原作 | 成瀬巳喜男 |
出演者 |
栗島すみ子 斎藤達雄 吉川満子 |
主題歌 | 「ほんとにさうなら」 |
撮影 | 猪飼助太郎 |
製作会社 | 松竹キネマ(松竹キネマ蒲田撮影所)[1] |
配給 | 松竹キネマ[2] |
公開 | 1933年6月8日[1] |
上映時間 | 64分[1] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
この映画は、大恐慌時代の日本で息子を養うためにバーのホステスとして働くシングルマザーの奮闘している姿を描いている。
プロット
編集おみつ(栗島すみ子)は、係留中の船乗りを楽しませる港のバーでホステスとして働いている[3]。おみつは息子の文坊(小島照子)を一人で支え、ベビーシッターをしている夫婦(新井淳と吉川満子)と同じアパートに住んでいる。
ある日、疎遠になった夫の水原(斎藤達雄)が、息子に会いにやってくる[3]。水原はおみつに和解するように説得する。水原は家族の世話をするつもりだと宣言するが、病気がちで、仕事を見つけることができない[3]。
ある日、遊んでいた文坊が車にひかれ、負傷していて入院が必要になる[3]。