哀しみの街かど
アメリカ合衆国の映画
『哀しみの街かど』(原題:The Panic in Needle Park)は、1971年制作の、ジェームズ・ミルズの同名小説を原作としたアメリカ合衆国の映画。
哀しみの街かど | |
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The Panic in Needle Park | |
監督 | ジェリー・シャッツバーグ |
脚本 |
ジョーン・ディディオン ジョン・グレゴリー・ダン |
原作 | ジェームズ・ミルズ |
製作 | ドミニク・ダン |
撮影 | アダム・ホレンダー |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
1971年7月13日 1971年11月20日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $1,645,000[1] |
“ニードル・パーク”という、1970年代に麻薬常習者が屯し、麻薬の売り買いが行われていた公園での出来事を描く[2]。
あらすじ
編集中絶手術を受けて衰弱したヘレンは、やっとの思いで同棲相手の画家マーコのアトリエへたどり着く。だが2人の愛は冷め切っており、マーコにマリファナを売りに来たボビーは、弱ったヘレンに優しく寄り添う。その後、ヘレンは出血で病院に入院。退院の日、彼女を出迎えたのはボビーだった。ボビーに惹かれていくヘレンだが、彼はヘロイン中毒者であり、ボビーはヘレンを麻薬常習者の集まる公園“ニードル・パーク”に連れて行く。やがてヘレンは麻薬を使用するようになり、二人は堕ちて行くのだった。
キャスト
編集- ボビー…アル・パチーノ
- ヘレン…キティ・ウィン
- マーコ…ラウル・ジュリア
- ホッチナー…アラン・ビント
- ハンク…リチャード・ブライト
受賞
編集この映画でキティ・ウィンが第24回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞した。
脚注
編集- ^ Solomon, Aubrey. Twentieth Century Fox: A Corporate and Financial History (The Scarecrow Filmmakers Series). Lanham, Maryland: Scarecrow Press, 1989. ISBN 978-0-8108-4244-1. p256
- ^ Greenspun, Roger (1971年7月14日). “Screen: Schatzberg's ‘The Panic in Needle Park’” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 2019年4月26日閲覧。