カンヌ国際映画祭 女優賞

カンヌ国際映画祭 女優賞Prix d'interprétation féminine)は、カンヌ国際映画祭の部門の1つ。

受賞者リスト

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開催年 受賞者 出演作品
1946年 ミシェル・モルガン   田園交響楽
La Symphonie Pastorale
1947年 なし
1949年 イザ・ミランダ   鉄格子の彼方
Le mura di Malapaga
1951年 ベティ・デイヴィス   イヴの総て
All About Eve
1952年 リー・グラント   探偵物語
Detective Story
1953年 シャーリー・ブース   愛しのシバよ帰れ
Come Back, Little Sheba
1954年 なし
1955年 Bolshaya semyaの出演者全員に対して   Bolshaya semya[1]
1956年 スーザン・ヘイワード   明日泣く
I'll Cry Tomorrow
1957年 ジュリエッタ・マシーナ   カビリアの夜
Le notti di Cabiria
1958年 イングリッド・チューリンビビ・アンデルセンエヴァ・ダールベック
バルブロ・ヒオルト・アフ・オルネス  
女はそれを待っている
Nära livet
1959年 シモーヌ・シニョレ   年上の女
Room at the Top
1960年 ジャンヌ・モロー   雨のしのび逢い
Moderato cantabile
メリナ・メルクーリ   日曜はダメよ
Ποτέ Την Κυριακή
1961年 ソフィア・ローレン   ふたりの女
La ciociara
1962年 キャサリン・ヘプバーン   夜への長い旅路
Long Day's Journey into Night
リタ・トゥシンハム   蜜の味
A Taste of Honey
1963年 マリナ・ブラディ   女王蜂
L'ape regina
1964年 アン・バンクロフト   女が愛情に渇くとき
The Pumpkin Eater
バーバラ・バリー   わかれ道
One Potato, Two Potato
1965年 サマンサ・エッガー   コレクター
The Collector
1966年 ヴァネッサ・レッドグレイヴ   モーガン
Morgan – A Suitable Case for Treatment
1967年 ピア・デゲルマルク   みじかくも美しく燃え
Elvira Madigan
1968年 なし
1969年 ヴァネッサ・レッドグレイヴ   裸足のイサドラ
Isadora
1970年 オッタヴィア・ピッコロ   わが青春のフロレンス
Metello
1971年 キティ・ウィン   哀しみの街かど
The Panic in Needle Park
1972年 スザンナ・ヨーク   ロバート・アルトマンのイメージズ
Images
1973年 ジョアン・ウッドワード   まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響
The Effect of Gamma Rays on Man-in-the-Moon Marigolds
1974年 マリー=ジョゼ・ナット   Les violons du bal
1975年 ヴァレリー・ペリン   レニー・ブルース
Lenny
1976年 ドミニク・サンダ   沈黙の官能
L'eredità Ferramonti
マリ・テレシク   Déryné hol van?
1977年 シェリー・デュヴァル   三人の女
3 Women
モニーク・メルキューレ   J.A. Martin Photographe
1978年 ジル・クレイバーグ   結婚しない女
An Unmarried Woman
イザベル・ユペール   Violette Nozière
1979年 サリー・フィールド   ノーマ・レイ
Norma Rae
1980年 アヌーク・エーメ   Salto nel vuoto
1981年 イザベル・アジャーニ   ポゼッション
Possession
カルテット
Quartet
1982年 ヤドヴィガ・ヤンコフスカ=チェースラック   アナザウェイ
Egymásra nézve
1983年 ハンナ・シグラ   ピエラ 愛の遍歴
Storia di Piera
1984年 ヘレン・ミレン   キャル
Cal
1985年 ノルマ・アレアンドロ   オフィシャル・ストーリー
La historia oficial
シェール   マスク
Mask
1986年 バルバラ・スコヴァ   ローザ・ルクセンブルク
Die Geduld der Rosa Luxemburg
フェルナンダ・トレス   Eu Sei Que Vou Te Amar
1987年 バーバラ・ハーシー   或る人々
Shy People
1988年 バーバラ・ハーシー  ジョディ・メイ  リンダ・ムブシ   ワールド・アパート
A World Apart
1989年 メリル・ストリープ   A Cry In the Dark
1990年 クリスティナ・ヤンダ   尋問
Przesłuchanie
1991年 イレーヌ・ジャコブ   ふたりのベロニカ
Podwójne życie Weroniki
1992年 ペルニラ・アウグスト   愛の風景
Den goda viljan
1993年 ホリー・ハンター   ピアノ・レッスン
The Piano
1994年 ヴィルナ・リージ   王妃マルゴ
La Reine Margot
1995年 ヘレン・ミレン   英国万歳!
The Madness of King George
1996年 ブレンダ・ブレッシン   秘密と嘘
Secrets & Lies
1997年 キャシー・バーク   ニル・バイ・マウス
Nil by Mouth
1998年 エロディ・ブシェーズ  ナターシャ・レニエ   天使が見た夢
La Vie rêvée des anges
1999年 セヴリーヌ・カネル   ユマニテ
L'humanité
エミリー・ドゥケンヌ   ロゼッタ
Rosetta
2000年 ビョーク   ダンサー・イン・ザ・ダーク
Dancer in the Dark
2001年 イザベル・ユペール   ピアニスト
La Pianiste
2002年 カティ・オウティネン   過去のない男
Mies vailla menneisyyttä
2003年 マリ=ジョゼ・クローズ   みなさん、さようなら
Les Invasions barbares
2004年 マギー・チャン   クリーン
Clean
2005年 ハンナ・ラズロ   フリー・ゾーン 〜明日が見える場所〜
Free Zone
2006年 ペネロペ・クルスカルメン・マウラロラ・ドゥエニャス
チュス・ランプレアヴェ、ブランカ・ポルティージョ、ヨハナ・コボ  
ボルベール〈帰郷〉
Volver
2007年 チョン・ドヨン   シークレット・サンシャイン
밀양
2008年 サンドラ・コルベローニ   Linha de Passe
2009年 シャルロット・ゲンズブール   アンチクライスト
Antichrist
2010年 ジュリエット・ビノシュ    トスカーナの贋作
Copie conforme
2011年 キルスティン・ダンスト    メランコリア
Melancholia
2012年 コスミナ・ストラタンクリスティナ・フルトゥル   汚れなき祈り
După dealuri
2013年 ベレニス・ベジョ   ある過去の行方
Le Passé
2014年 ジュリアン・ムーア   マップ・トゥ・ザ・スターズ
Maps to the Stars
2015年 ルーニー・マーラ   キャロル
Carol
エマニュエル・ベルコ   モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由
Mon roi
2016年 ジャクリン・ホセ   ローサは密告された
Ma Rosa
2017年 ダイアン・クルーガー   女は二度決断する
Aus dem Nichts
2018年 サマル・イェスリャーモワ 
Ayka
2019年 エミリー・ビーチャム  リトル・ジョー
Little Joe
2020年 新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴い、実施なし[2]
2021年 レナーテ・レインスヴェ英語版  わたしは最悪。
Verdens verste menneske
2022年 ザーラ・アミル・エブラヒミ英語版  Holy Spider

関連事項

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参照

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  1. ^ この年はPrix d'Interprétation (Acting Award)として、男優・女優の区別なく授与された。
  2. ^ Facebook (2020年6月4日). “The Cannes Film Festival was canceled. But now we know the films that would have screened” (英語). Los Angeles Times. 2021年7月18日閲覧。

外部リンク

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