和角仁
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和角 仁(わずみ ひとし、1932年〈昭和7年〉12月1日[1] - )は、日本の演劇評論家。歌舞伎・日本舞踊の研究でも知られる。日本演劇協会会員、日本演劇学会会員。予備校講師(古文担当)。テクニックを重視した授業は、グリデン古文と呼ばれ、当時の受験生から厚い支持を得ていた。
わずみ ひとし 和角 仁 | |
生年月日 | 1932年12月1日(92歳) |
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出生地 | 日本・北海道[1] |
学歴 | 早稲田大学大学院文学研究科 |
職業 | 演劇評論家・演劇制作[1] |
所属 | 日本演劇学会[1] |
ジャンル | 歌舞伎・日本舞踊 |
活動期間 | 1964年 - |
主な作品 | |
『市川染五郎』 『日本舞踊大鑑』 『歌舞伎入門事典』[1] | |
経歴
編集北海道に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科(日本文学専攻)修了。三宅周太郎、安藤鶴夫、加賀山直三に師事し、1964年より歌舞伎の評論活動に入る。
『創』『朝日ジャーナル』『演劇界』などで評論活動を行う。あわせて1965年から1974年まで、目白学園短期大学(現目白大学短期大学部)講師(芸能史・歌舞伎・演出研究)を務める。
その後、劇団「民芸」の演出家、宮内満也と「劇団ピストールの会」を創り、1965年から2003年まで、俳優座劇場、本多劇場などで「令嬢ジュリー」「かもめ」などを公演する。また、1990年から1999年にかけて澤村宗十郎と提携「古典歌舞伎復活の会」を結成し、国立劇場で歌舞伎の公演活動を行う。
著書
編集大学受験参考書
編集- 『みてすぐわかる古文』(三省堂、1982年)
- 『みてすぐわかる古文 続』(三省堂、1984年)
- 『みてすぐわかる古文演習』(三省堂、1986年 / 新版、1990年)
- 『みてすぐわかるグリデン古文』(三省堂、1989年)
- 『和角のグリデン古文』(三省堂、1994年)
- (北山雅珠)『和角・北山の文学史』(三省堂、1995年)
- (北山雅珠)『和角・北山の感動の古文単語148』(三省堂、1996年)
- 『絶対のグリデン古文』(三省堂、1999年)
- 『驚異のグリデン解法』(学習研究社、1987年 / 改訂版 『驚異のグリデン文法』、2002年)
- 『魔法のグリデン解釈』(学習研究社、1990年 / 改訂版、2002年)
- 『グリデン式傍線問題解法公式』(学習研究社、1993年)
- 『和角の古文頻出問題』(学習研究社、1994年)
- 『最強のグリデン古文実況放送(上)(下)』(ナガセ、1993年)
歌舞伎・日本舞踊関連書籍
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- 日本演劇協会(監修・編集)『演劇年鑑2023別冊』日本演劇協会〈文化庁委託事業〉、2023年(2023年3月31日発行)、全123頁。ISBN 978-4-09-671311-2。「②職種・⑤生年月日・出生地・⑥卒業・⑦現職ほか・⑧代表的作品等」