南条好輝
南条 好輝(なんじょう こうき、1952年〈昭和27年〉8月20日‐、別名:南條 好輝)は、日本の俳優である。MC企画所属。
なんじょう こうき 南条 好輝 | |
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別名義 | 南條 好輝 |
生年月日 | 1952年8月20日(72歳) |
出生地 | 日本, 兵庫県丹波篠山市 |
ジャンル | 俳優 |
活動期間 | 1980年代 - |
事務所 | MC企画 |
主な作品 | |
『やんちゃくれ』 | |
受賞 | |
「大阪文化祭賞」奨励賞(平成20年度(2008年) 現代演劇・大衆芸能部門) |
来歴
編集現在の兵庫県丹波篠山市出身、身長170cm。篠山鳳鳴高校、関西大学文学部卒業。
関西大学文化会演劇研究部「学園座」在籍時には、寺山修司の天井桟敷で修行経験もした。
その後は、NHK大阪放送劇団付属研究所、劇団五期会にも在籍。
テレビドラマでは、「連続テレビ小説」(NHK大阪放送局制作)や、必殺シリーズ(朝日放送制作)などに、数多く出演。NHKウイークリーステラ2019年1/25号によると、NHK朝の連続テレビ小説の最多出演(作数)となっている(役名なしも含む)。
南条ゼミナールを主宰し、朗読教室と劇団てんこもりを開いている。[1]
近松二十四番勝負
編集2004年7月以降、『南条好輝の近松二十四番勝負』と題した、三島ゆり子と2人だけでの80分間の「語り芝居」を開始。
近松門左衛門の世話物(全24本)の上演を、2011年10月(足掛け8年)に達成した[2]。
其の十四「丹波与作待夜のこむろぶし」の功績が評価され、平成20年度(2008年)「大阪文化祭賞」奨励賞(現代演劇・大衆芸能部門)を受賞した[3]。
出演
編集テレビドラマ
編集NHK
編集- 銀河テレビ小説 青春戯画集(1981年) - 浅妻時雄 役
- 連続テレビ小説
- 純ちゃんの応援歌(1989年) - 野田監督 役
- ええにょぼ(1993年)
- ぴあの(1994年) - 大工
- ふたりっ子(1996年) - バーヤン 役
- やんちゃくれ(1998年) - 平田浩介 役
- あすか(1999年) - 嵐山ホテルの板前頭・前田 役
- ほんまもん(2001年) - 板谷部長 役
- 芋たこなんきん(2006年) - 大浦医師 役
- ウェルかめ(2009年) - 商工会長・丸山
- カーネーション(2011年) - 生地屋・河瀬
- ごちそうさん(2013年) - 新井社長 役
- マッサン(2014年) - 島田物産 専務・山之内 役
- あさが来た(2015年) - 山屋与平 役
- わろてんか(2017年) - 伊能忠春 役
- おちょやん(2021年) - 岩下
2021年時点でNHK連続テレビ小説史上最多出演数を保持する(15作(14作と書かれているが、「純ちゃんの応援歌」も含めると15作である)と、いずれもNHK大阪放送局制作)[4]。
- ネット·バイオレンス〜名も知らぬ人々からの暴力〜(2000年11月11日)
- 聖徳太子(2001年11月10日) - 三輪君逆
- ジャッジ 〜島の裁判官奮闘記〜 第1〜2話(2007年10月6日・13日) - 紬工場社長
- 浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜 第6話「北前船始末(後編)」(2009年2月14日) - 境屋
- 歴史秘話ヒストリア 第21回「一件落着!?桜吹雪伝説」(2009年10月28日) - 遠山景晋
- 立花登青春手控え 第3回「女牢(おんなろう)」(2016年5月27日、NHK BSプレミアム) - 能登屋政右衛門
- NHKBS特集ドラマ 龍馬の遺言(2017年12月29日、NHK BSプレミアム) - 横井小楠 役[5]
- 小吉の女房(2019年) ‐ 大久保上野介
- 令和元年版 怪談牡丹燈籠(2019年) ‐ 与兵衛
日本テレビ・よみうりテレビ
編集- 花真珠(1990年)
TBS・毎日放送
編集- 水戸黄門
- 第30部
- 第1話「初春の旅立ち -水戸・日光-」(2002年1月7日)
- 第17話「二枚目助さん 女難の相 -倉敷-」(2002年5月6日)
- 第20話「岸壁に祈る母 -柏崎-」(2002年8月13日)
- 第34部 第3話「父子つないだ職人魂 -相馬-」(2005年1月24日) - 熊沢正吾
- 第35部 第13話「黄門様のお供は偽千太 -人吉-」(2006年1月16日) - 谷口十蔵
- 第36部 第2話「母子逢わせた達磨さま -高崎-」(2006年7月31日) - 絹川屋太一郎
- 第41部 第9話「女意気地とニブイ奴 -新宮-」(2010年6月7日)
- 第42部 最終話「お命頂戴!御老中 -江戸-」(2011年3月21日) - 友部彦三郎
- 第43部 第14話「母ちゃん探して伊勢参り -伊勢-」(2011年10月24日)
- 第30部
- てだのふあ・おきなわ亭(1979年) - ギンちゃん
- MBSドラマの風「夜の取調室」(2002年)
- 新・いのちの現場から2(2006年、ドラマ30)
- 遺品整理人 谷崎藍子3(2012年、月曜ゴールデン)
- VIVANT 第5話(2023年8月13日、TBS) - 星野
フジテレビ・関西テレビ
編集- 青春INGS ゆう子とヘレン 第12話「赤ヘルを逃がすな」(1983年) - 川辺
- 怪人二十面相と少年探偵団 第11,12回(1983年) - 黒川勝一
- 鬼平犯科帳
- 第2シリーズ 第8話「盗賊二筋道」(1990年)
- 第8シリーズ 最終話「さらば鬼平犯科帳スペシャル」(1998年) - 磯辺十郎左衛門
- 第9シリーズ 第4話「一本饂飩」(2001年) - 伊勢屋の番頭
- 荒木又右衛門 伊賀の決闘(1997年) - 孫右衛門
- 剣客商売 第4シリーズ 第5話「東海道見附宿」(2003年) - 辰吉
- 夏樹静子サスペンス「黒い帽子の女」(2007年7月27日、金曜プレステージ)
テレビ朝日・朝日放送
編集- 必殺シリーズ
- 新・必殺仕事人 第6話「主水喧嘩の仲裁する」(1981年) - 定吉
- 新・必殺仕舞人 第6話「南部よしゃれは鬼の道」(1982年) - 六助
- 必殺仕事人III 第2話「下駄をはかせたのは両替屋」(1982年10月15日) - 与吉
- 必殺仕事人IV
- 第12話「勇次 鼠小僧と間違えられる」(1984年) - 清吉
- 第26話「主水 外で子供をつくる」(1984年) - 新五
- 必殺橋掛人 第4話「小伝馬町の怪奇牢を探ります」(1985年) - 仙三
- 必殺仕事人V・激闘編 第27話「主水、トカゲのしっぽ切りに怒る」(1986年) - 倉吉
- 必殺仕事人V・旋風編 第2話「りつ、ハウスマヌカンになる」(1986年)- 朝吉
- 必殺仕事人2019(2019年3月10日) - 吉森
- 赤かぶ検事奮戦記II 第5話「火魔走る」(1981年12月25日)
- 赤かぶ検事奮戦記III 第2話「犯人は夫か妻か?」(1983年1月14日)
- 赤かぶ検事奮戦記IV 第4話「匂いに負けた誘惑」(1985年12月13日)
- 西部警察 PART-III 第48話「激追!! 地を走る3億ドル - 大阪・神戸篇 -」(1984年) - 軍司(演:福本清三)らに拉致されるエルシーウェア販売員
- 京都殺人案内(1986年4月19日、土曜ワイド劇場) - 小杉刑事
- 土曜ワイド劇場 ラーメン刑事「龍」の殺人推理5 ラーメン刑事VS讃岐うどん(2005年) - 大森署長(高松北署)
テレビ東京・テレビ大阪
編集- 月影兵庫あばれ旅 第1シリーズ 第4話「生きる為に忘れろ!」(1989年) - 藤波 役
- 参上! 天空剣士 第二十話「走れ!月太郎」(1990年) - 人夫頭
- 鞍馬天狗 第五話「闇に浮かぶ能面の恐怖」(1990年) - 香取任蔵 役
- 幕府お耳役檜十三郎 第3話「紫袱紗に包まれた謎」(1991年)
- 父からの手紙(2007年12月26日、水曜ミステリー9) ‐ 坂下教授 役
WOWOW
編集- 京極夏彦 「怪」 第2話「隠神だぬき」(2000年3月18日、WOWOW) - 文吉
- 大江戸グレートジャーニー 〜ザ・お伊勢参り〜(2020年)
アニメ
編集- じゃりン子チエ(1982年) - 仁吉 {地獄組ボスの秘書}
- チエちゃん奮戦記 じゃりン子チエ(1992年) - ハンコ屋
映画
編集- いちげんさん(1999年)
- -less(2001年) - 山下修一郎
- 老いてこそ我が道をゆく みたらし団子(2003年)
- 日曜日は終わらない(2005年)
- 恋する彼女、西へ。(2008年)
- 柘榴坂の仇討(2014年) - 商人
Vシネマ
編集ラジオドラマ
編集- アドベンチャーロード 美味しんぼ探偵局(1988年12月5日 - 16日、NHK-FM)
- ラジオ深夜便 天井裏(1994年3月28日、NHKラジオ第1)
- 特集オーディオドラマ ラヂオ(2000年8月21日 - 24日、NHK-FM)
- ドラマの風 夜の取調室(2001年7月7日、MBSラジオ)
- FMシアター(NHK-FM)
- 喜劇が生まれた日(2003年12月6日)
- ホーム・レス(2005年11月12日)
- パズル(2006年2月4日)
- ぶたぶた(2009年6月6日)
- ともに帰らん(2016年8月6日)
- オトンの焼きそば(2021年11月6日)
- 塀の中のリクエスト(2024年8月24日)
- 青春アドベンチャー(NHK-FM)
- アクア・ライフ 第4話・第9話(2005年11月17日・24日)
- 高天原探題(2019年3月11日 - 22日)
- 南号作戦 最後の輸送船 東城丸(2015年11月8日、ABCラジオ)[6]
舞台
編集- 劇団てんこもり(作・演出)
- 亀山家の通夜騒動(2008年)
- 消えた宝石(2009年)
- 愚兄の奇跡(2010年)
- 賑やかな精進上げ(2011年)
- つじつまあわせ(2012年)
- カップリングパーティー(2013年)
- ギャングズ・ビー・アンビシャス(2014年)
- 夢咲商店街.COM(2015年)
- おうじょうしまっせ(2016年)
- 今さらのシンデレラ(2017年)
- わたしのラジオ(2018年)
- ハイブリッドセレモニー(2019年)
- ゴールドラッシュ・ラプソディー(2023年)
- 下町情話(2024年8月10日〜8月11日、一心寺シアター倶楽)[7]
脚注
編集- ^ 南条ゼミナール
- ^ 南条好輝の近松二十四番勝負
- ^ 受賞者検索結果一覧 - 大阪文化祭賞 -
- ^ “「低視聴率で終わる朝ドラ」の意外すぎる共通点 | テレビ”. 東洋経済オンライン (2021年6月6日). 2021年6月10日閲覧。
- ^ NHKスペシャル 「ドラマ 龍馬 最後の30日」 - NHKクロニクル 番組表検索結果詳細
- ^ “放送ライブラリー / ABCラジオ戦後70年特別ドラマ 「南号作戦 最後の輸送船 東城丸」(2015年11月8日・朝日放送ラジオ)”. BPCJ 公益財団法人 放送番組センター. 2022年10月14日閲覧。
- ^ 一心寺シアター倶楽
外部リンク
編集- プロフィール - MC企画
- 南条好輝公式ホームページ
- オリコン芸能人事典