共立通

大阪府大阪市阿倍野区にある町名
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共立通(きょうりつどおり)は、大阪府大阪市阿倍野区にある町名。現行行政地名は共立通町一丁目および共立通二丁目。

共立通
大谷中学校・高等学校
大谷中学校・高等学校
共立通の位置(大阪市内)
共立通
共立通
共立通の位置
共立通の位置(大阪府内)
共立通
共立通
共立通 (大阪府)
北緯34度38分20.36秒 東経135度30分28.97秒 / 北緯34.6389889度 東経135.5080472度 / 34.6389889; 135.5080472
日本の旗 日本
都道府県 大阪府
市町村 大阪市
阿倍野区
面積
 • 合計 0.105447474 km2
人口
2024年(令和6年)9月30日現在)[2]
 • 合計 1,738人
 • 密度 16,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
545-0041[3]
市外局番 06(大阪MA[4]
ナンバープレート なにわ

地理

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阿倍野区の西部に位置し、南に丸山通1~2丁目、東に阿倍野筋4〜5丁目、西に西成区天下茶屋東、そして北は大阪市設南霊園(墓地)に面している。

大阪メトロ谷町線の阿倍野駅は最も近いが、ターミナル駅の天王寺にも徒歩圏内で交通の利便性は優れている。

全域「第二種中高層住居専用地域」でまた地区内にはセンターラインのある道路が無いため、閑静な住宅地となっている。

町会は共立1北町会と共立1南町会、共立2東町会と共立2西町会に分かれている。

歴史

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地名の由来

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東成郡天王寺村の一部であったとき、小字名に経立・中経立・奥経立があり、上町台地紀州街道に通じる道が経立を通過していたことから、経立(きょうだつ)の文字と読みが共立(きょうりつ)と改められ、共立通と呼びならわされていたことに由来する[5][6]

沿革

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  • 1929年昭和4年)、大阪市住吉区天王寺町の一部より成立。
  • 1943年(昭和18年)、分区により、阿倍野区の所属となる。
  • 1967年(昭和42年)、一部が阿倍野筋1 - 5丁目となる[7]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
共立通一丁目 478世帯 944人
共立通二丁目 375世帯 794人
853世帯 1,738人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 2,112人 [8]
2000年(平成12年) 1,934人 [9]
2005年(平成17年) 1,847人 [10]
2010年(平成22年) 1,699人 [11]
2015年(平成27年) 1,708人 [12]
2020年(令和2年) 1,738人 [13]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 760世帯 [8]
2000年(平成12年) 730世帯 [9]
2005年(平成17年) 716世帯 [10]
2010年(平成22年) 725世帯 [11]
2015年(平成27年) 750世帯 [12]
2020年(令和2年) 796世帯 [13]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[14]。なお、小学校・中学校入学時に学校選択制度を導入しており、通学区域以外に阿倍野区の小学校(自宅から概ね2km以内)・中学校から選択することも可能[15]

丁目 小学校 中学校
共立通一丁目 全域 大阪市立丸山小学校 大阪市立松虫中学校
共立通二丁目 全域

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[16]

丁目 事業所数 従業員数
共立通一丁目 16事業所 53人
共立通二丁目 13事業所 223人
29事業所 276人

施設

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その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ 大阪府大阪市阿倍野区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年10月20日閲覧。
  2. ^ a b 住民基本台帳人口・外国人人口”. 大阪市 (2024年10月17日). 2024年12月23日閲覧。
  3. ^ a b 共立通の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 堀田暁生『大阪の地名由来辞典』(東京堂出版、2010年) p.124
  6. ^ 阿倍野の地名 大阪市阿倍野区 2024年2月17日閲覧
  7. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 408.
  8. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2024年3月10日閲覧。
  14. ^ 阿倍野区市立小中学校通学区域一覧” (PDF). 大阪市阿倍野区 (2019年11月7日). 2019年12月1日閲覧。 “(ファイル元のページ)
  15. ^ 阿倍野区の学校選択制制度案内(学校選択制希望調査票提出まで)” (PDF). 大阪市阿倍野区 (2019年11月7日). 2019年12月1日閲覧。
  16. ^ 令和3経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2024年12月21日閲覧。
  17. ^ 郵便番号簿 2019年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年11月4日閲覧。