佳景山駅
宮城県石巻市鹿又にある東日本旅客鉄道の駅
佳景山駅(かけやまえき)は、宮城県石巻市鹿又字欠山(かけやま)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)石巻線の駅である[2]。
佳景山駅 | |
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駅舎(2023年7月) | |
かけやま Kakeyama | |
◄前谷地 (4.3 km) (4.1 km) 鹿又► | |
所在地 | 宮城県石巻市鹿又字欠山[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■石巻線 |
キロ程 | 17.1 km(小牛田起点) |
電報略号 | ケマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[2] |
開業年月日 | 1912年(大正元年)10月28日[1][2] |
備考 | 無人駅[1][2](乗車駅証明書発行機あり) |
歴史
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅である[2]。小牛田統括センター(小牛田駅)管理の無人駅である[2]。
簡易自動券売機が設置されていたが撤去され、乗車駅証明書発行機(自動精算機対応)が設置されている。
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駅舎内(2023年7月)
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ホーム(2023年7月)
駅周辺
編集駅前にタクシー会社1軒、駅から少し離れた所にコンビニエンスストアがある。
佳景山駅の南には駅名の由来である欠山という標高92メートルの山がある[2]。この山の北側が地滑りで崩落したために、欠山と呼ばれるようになったと言われる。江戸時代の寛政年間(1789年から1801年)に、故あってこの地に預けられた、鹽竈神社の神職で国学者でもある藤塚知明(藤塚式部)が、欠山に佳景山の字を当てた。大正時代にこの地に駅ができると、佳景山は駅名に採用されて、この地域の通称として広まった[8][9][10]。
- 石巻市立河南東中学校
- 河南農村環境改善センター
- 河南カントリーエレベーター
- 宮城県道257号河南登米線[2]
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e “駅の情報(佳景山駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 23号 盛岡駅・平泉駅・山寺駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年1月20日、27頁。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、481-482頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「運輸省告示第120号」『官報』1948年4月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “日本国有鉄道公示第52号”. 官報. (1982年6月5日)
- ^ “「通報」●石巻線佳景山駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1982年6月7日)
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月11日閲覧。
- ^ 『河南町誌』上518-519頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典4 宮城県』162頁。
- ^ 『日本山名辞典』237頁。
参考文献
編集- 河南町誌編纂委員会 『河南町誌』上 河南町、1967年。
- 角川日本地名大辞典編纂委員会 『角川日本地名大辞典4 宮城県』 角川書店、1979年。
- 徳川球雄・石井光造・武内正(編) 『日本山名辞典』 三省堂、2011年。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(佳景山駅):JR東日本