佐波村 (岐阜県)
日本の岐阜県稲葉郡にあった村
佐波村(さばむら)はかつて岐阜県稲葉郡に存在した村である。稲葉郡の南端に位置し、旧柳津町の西部(境川西岸)である。
さばむら 佐波村 | |
---|---|
廃止日 | 1956年9月26日 |
廃止理由 |
合併 佐波村 → 羽島郡柳津町 |
現在の自治体 | 岐阜市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 稲葉郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 5.23 km2. |
総人口 |
2,778人 (柳津町誌、1956年) |
隣接自治体 | 岐阜市、羽島市、稲葉郡日置江村、羽島郡柳津村 |
佐波村役場 | |
所在地 | 岐阜県稲葉郡佐波村佐波4446 |
座標 | 北緯35度21分51秒 東経136度43分07秒 / 北緯35.36428度 東経136.7185度座標: 北緯35度21分51秒 東経136度43分07秒 / 北緯35.36428度 東経136.7185度 |
ウィキプロジェクト |
1956年(昭和31年)9月26日に羽島郡柳津村(即日町制施行で柳津町)に編入された後、2006年(平成18年)1月1日、岐阜市に編入された[1]。
歴史
編集- 江戸時代、この地域(佐波村、高桑村)は厚見郡であり、加納藩領であった。
- 1628年(寛永5年) - 佐波村が上佐波村と下佐波村に分立する。下佐波村は後に下佐波村南組[2]と下佐波村北組[3]に分立する。
- 1711年(正徳元年) - 上佐波村から中佐波村が分立する。
- 1871年(明治4年) - 下佐波村南組と下佐波村北組が合併し、下佐波村となる。
- 1872年(明治5年)7月5日 - 上佐波村、中佐波村、下佐波村が合併し、佐波村になる。
- 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制により佐波村が発足。
- 1897年(明治30年)4月1日[4] - 厚見郡、各務郡、方県郡の一部が合併し、稲葉郡となる。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 佐波村、高桑村が合併し、佐波村になる。
- 1956年(昭和31年)9月26日 - 羽島郡柳津村に編入され、即日町制施行。羽島郡柳津町になる[1]。
交通
編集- 国道21号(岐垣国道、現在の岐阜県道31号岐阜垂井線)
- 近畿日本鉄道岐阜線では佐波村に駅の建設が予定されていたが、岐阜線自体が幻の路線となり、実現されなかった。
小・中学校
編集- 佐波村立佐波小学校 (1960年岐阜市立柳津小学校へ統合。)
- 岐阜市稲葉郡佐波村稲葉郡日置江村中学校組合立南部中学校 (岐阜市立境川中学校の前身)
出身人物
編集名所・史跡
編集- 高桑城址
- 高桑星桜