今江冬子

日本の舞台女優 (1963-2024)

今江 冬子(いまえ ふゆこ、1963年10月12日 - 2024年4月30日)は、日本舞台女優オフィススリーアイズ所属。主にコメディエンヌとして活動。

いまえ ふゆこ

今江 冬子
生誕 (1963-10-12) 1963年10月12日
日本の旗 日本東京
死没 (2024-04-30) 2024年4月30日(60歳没)
国籍 日本の旗 日本
職業 舞台女優
活動期間 1985年 - 2003年
今江祥智
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生涯

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作家今江祥智の一人娘として東京に生まれ、1968年4月から京都市上賀茂に育つ。1971年春、両親が協議離婚したことにより父と二人暮らしになる。父の作品である『優しさごっこ』『冬の光』には、あかりの名で登場。

高校時代、佐藤信唐十郎寺山修司の芝居に熱中し、吉田日出子主演の「上海バンスキング」を観て演劇を志す。高校卒業後、18歳で上京し、無名塾とオンシアター自由劇場串田孫一の息子で、父祥智の友人である串田和美が主宰)を受験して自由劇場に合格、研究生となる。

1985年12月、串田和美作・演出の「幻の水族館」で役者としてデビュー。稽古中の事故による半月板損壊で約半年間の療養生活を経て、自由劇場に復帰。1988年に念願だった「上海バンスキング」の映画版で吉田日出子との共演を果たす。

1991年から劇団健康に参加していたが、1992年に劇団が解散。1993年からナイロン100℃に参加。2003年妊娠を機に、演劇活動を休止中である。

2024年4月30日、死去。数年前から病気療養中であった[1]。60歳没。

脚注

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  1. ^ ナイロン100℃を休団中の今江冬子、60歳で死去”. ステージナタリー (2024年5月8日). 2024年5月8日閲覧。