二条通
京都市の通り
二条通(にじょうどおり)は京都市の主要な東西の通りの一つ。平安京の二条大路(にじょうおおじ)にあたる。平安京大内裏の南を東西に走り、朱雀大路に次ぐ広い通りだった。東は白川通から西は堀川通を超え二条城正面まで続いている。
二条城以西の千本通から西にも旧二条通があり、朱雀二条商店街振興組合という商店街がある。また、御前通から西には新二条通もあるが、二条通から旧二条通や新二条通を経由し広隆寺に向かう道は太子道とも呼ばれる。近年新しく開通した葛野大路通の葛野大路二条の交差点付近にも二条を冠した町名があり、平安京の名残を伝えている。
東端の左京区岡崎は六勝寺の跡地である。ここにはロームシアター京都・京都市美術館・京都国立近代美術館・京都市動物園など、やや北に位置する平安神宮とともに明治以降に作られた文化施設が建ち並ぶ。
寺町通の南東角には、梶井基次郎の小説『檸檬』で主人公がレモンを買い求めた果物屋「八百卯」が長きにわたって店を構えていたが、2009年1月25日に閉店している。
沿道の主な施設
編集関連項目
編集京都市内の東西の通り | ||
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西は 堀川通 まで |
北隣の通り:夷川通・冷泉通 | 東は 白川通 まで |
二条通 | ||
南隣の通り:押小路通・仁王門通(鴨川以東) |