丸の内 (岡山市)
丸の内(まるのうち)は、岡山県岡山市北区にある町丁である。岡山城本丸が所在する。
丸の内 | |
---|---|
町丁 | |
岡山城天守閣 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 岡山県 |
市町村 | 岡山市 |
行政区 | 北区 |
地区 | 内山下 |
人口情報(2024年(令和6年)6月30日現在[1]) | |
人口 | 593 人 |
世帯数 | 338 世帯 |
面積(2020年(令和2年)10月1日現在[2]) | |
0.27105212 km² | |
人口密度 | 2187.77 人/km² |
設置日 | 1970年(昭和45年)10月20日 |
郵便番号 | 700-0823 [3] |
市外局番 | 086(岡山MA)[4] |
ナンバープレート | 岡山 |
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郵便番号は〒700-0823(岡山中央郵便局管区)。
概要
編集岡山市中心市街地にあり、旧内山下地区の県庁通りから北部にあたる[5][6]。
旧岡山市立内山下小学校東南角にある石山跡から南下して内山下一丁目の南端、旧大手門跡付近に達した街路(石山みち)を境に、西側が丸の内一丁目、東側が丸の内二丁目となる[5][6]。
当地の南側は内山下、西側は表町、北側は石関町・天神町、東側には旭川が南流しており、旭川を挟んで後楽園・古京町と接している。丸の内総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)の数値丁目の県庁通り南側には岡山県庁が所在する(内山下二丁目)[5]。
町区改訂のため、現在は丸の内二丁目に岡山城本丸(鳥城公園)が所在するほか、岡山市民会館、林原美術館、岡山県立図書館、RSKホールディングスなどがある。また、一丁目には日本銀行岡山支店や中国銀行の本店などが所在している[5]。
以前は、上記の他に当地には、岡山赤十字病院や榊原病院、岡山市立美術館、NHK岡山放送局なども立地していたが、いずれも市内他所へ移転している。また、当地には岡山市立内山下小学校や岡山市立丸の内中学校も所在していたが、周囲の学校との統廃合により、両校とも閉校となっている。丸の内中学校跡地には前述の県立図書館が新設されている。なお、岡山市立内山下幼稚園は現存する[5][7]。
沿革
編集歴史
編集天正元年 (1573年)、宇喜多直家が現在の山陽放送あたりにあった石山城に入城すると、直ちに城下町の経営に着手、子・秀家は石山の東の岡山に本丸を移し、現在の内山下・石関町などの一帯を城郭に取り込み、これを中心にして城下町の骨格を作り上げた[6]。
丸の内は内山下や天神町・石関町なども含め岡山の地名の発祥地であるといえる[6]。
地名の由来
編集「丸の内」とは、城郭の内側を意味する言葉である。当地の大部分は岡山城の内部にあたり、さらに当地内に本丸が所在することが地名の由来となっている[6]。
年表
編集地勢
編集- 河川
- 丘
- いずれも小規模な丘であり、市街化のため存在はわかりにくくなっている。
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)6月30日現在(岡山市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 | 男 | 女 |
---|---|---|---|---|
丸の内一丁目 | 180世帯 | 313人 | 133人 | 180人 |
丸の内二丁目 | 158世帯 | 280人 | 122人 | 158人 |
小・中学校の学区
編集公立の小・中学校に通学する場合、学区は次のように指定されている[9] 。
区域 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
丸の内一丁目 | 岡山中央小学校 | 岡山中央中学校 |
丸の内二丁目 |
主要施設
編集- 公的施設
- 教育施設
- 岡山市立内山下幼稚園 - 2丁目
- 医療・福祉施設
- 金融機関
- 一般企業・商店
- ホテルコンフォート岡山 - 1丁目
- 岡山禁酒会館 - 1丁目
- シネマクレール丸の内 - 1丁目
- アイサワ工業 - 1丁目
- RSK山陽放送 - 2丁目
- 文化施設
- 林原美術館 - 2丁目
- 神社仏閣
- 念佛宗無量寿寺岡山別院 - 1丁目
- 史跡・観光名所
交通
編集- 道路
- 路面電車
ゆかりのある人物
編集脚注
編集- ^ a b “令和6年7月号” (XLSX). 岡山市. 2024年8月15日閲覧。 “統計月報 令和6年|岡山市”
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. 2024年8月15日閲覧。
- ^ “丸の内の郵便番号”. 日本郵便. 2024年8月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b c d e 『県別マップル岡山県道路地図』昭文社(2013年)
- ^ a b c d e 巌津政右衛門 『岡山地名事典』日本文教出版社(1974年)
- ^ 『県別マップル岡山県道路地図』昭文社(2001年)
- ^ “旧新・新旧町名対照表” (XLS). 岡山市. 2024年8月14日閲覧。 “住居表示の実施状況”
- ^ “岡山市立小学校、中学校の就学に関する規則 別表第1” (PDF). 岡山市. 2020年9月30日閲覧。
- ^ 『現代人物事典 出身県別 西日本版』岡山1167頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年11月12日閲覧。
参考文献
編集- 巌津政右衛門 『岡山地名事典』日本文教出版社(1974年)
- 『現代人物事典 出身県別 西日本版』サン・データ・システム、1980年。
- 『県別マップル岡山県道路地図』昭文社(2013年)
- 『県別マップル岡山県道路地図』昭文社(2001年)