中里駅 (樺太)
日本の領有下の樺太大泊郡千歳村にあった鉄道省の駅
中里駅(なかさとえき)は、樺太大泊郡千歳村に存在した鉄道省樺太東線の駅。 現在はロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部のミツレフカ駅(о.п. Мицулевка)である。
ミツレフカ駅 中里駅 | |
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駅名標 | |
о.п. Мицулевка | |
◄ダチノエ | |
所在地 |
ロシア 極東連邦管区サハリン州 |
駅番号 | 990433 |
所属事業者 |
ロシア鉄道 極東鉄道支社サハリン地域部 |
駅種別 | 貨物駅 грузовая |
駅名変遷 |
1906年-1911年 :ミツリヨフカ 1911年-1946年 : 中里(なかさと) |
所属路線 | コルサコフ - ノグリキ線 |
キロ程 | 31.5 km(コルサコフ港起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1906年12月1日 |
備考 | 駅員無配置駅 |
歴史
編集- 1906年(明治39年)12月1日 - 600mm軌間の軍用軽便鉄道のコルサコフ(楠渓町)駅 - ウラジミロフカ(豊原)駅間(43.3km)に開通により開業。当時の駅名は、ミツリヨフカ。
- 1907年(明治40年)
- 1911年(明治44年)3月29日 - 中里駅に改称[1]。
- 1910年(明治43年)11月3日 - 1,067mm軌間への改軌工事完成。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化により、鉄道省(国有鉄道)に編入。
- 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
- 1946年(昭和21年)
- 2月1日 - 日本の鉄道路線としては、書類上廃止。
- 4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ミツレフカ」
現在の駅構造
編集運行状況
編集現在
編集- ピャーチ・ウグロフ - ユジノサハリンスク間の近郊列車(Д2系気動車列車、コルサコフ方面1本・ユジノサハリンスク方面2本)が平日のみ停車する。
隣の駅
編集日本統治時代
編集現在
編集※朝に運行される6017列車はエレクトリーチカであるが、当駅を通過する。