中田哲雄(なかた てつお 1941年11月6日-)は、日本通産官僚で、中小企業庁長官などを歴任。同志社大学教授。

来歴・人物

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通産省1964年(昭和39年)入省組は相次ぐ任地先での死去や病気などで人選も流動し[1]官房三課長(官房総務課長)を経て渡辺修や、通産審議官となる細川恒らとの次官の本命レースにも加わっていた。著書に、小宮隆太郎横堀恵一共編の『世界貿易体制』(東洋経済新報社、1999年)などがある。

略歴

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同期入省

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熊谷弘(内閣官房長官、通産相)、渡辺修(通産次官)、横田捷宏日銀政策委員)、大角恒生人事院公平局長)、合田宏四郎(関東通産局長、日本ガス協会副会長)、伊吹迪人通産研究所次長)、川田洋輝資源エネルギー庁長官)、谷仁(中小企業総合研究機構理事長)、蒲(伊藤)よし子(夭折)など[1]

脚注

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  1. ^ a b 例えば糟谷晃(戸山高・東大から1964年通産省入省)などは、通産省通商政策局経済協力部長在任中の1990年2月に逝去(佐高信著『官僚たちの志と死』(講談社、1996年)、秦郁彦編著「日本官僚制総合事典 1868-2000」(東京大学出版会、2001年、巻末 各省年次入省者編)などを参照。)。
  2. ^ 栗林良光「大蔵省の危機」(講談社文庫、1996年2月15日)P40
先代
関收
防衛庁装備局長
1992年 - 1994年
次代
荒井寿光
先代
長田英機
中小企業庁長官
1994年 - 1995年
次代
新欣樹