中田哲雄
来歴・人物
編集通産省1964年(昭和39年)入省組は相次ぐ任地先での死去や病気などで人選も流動し[1]、官房三課長(官房総務課長)を経て渡辺修や、通産審議官となる細川恒らとの次官の本命レースにも加わっていた。著書に、小宮隆太郎・横堀恵一共編の『世界貿易体制』(東洋経済新報社、1999年)などがある。
略歴
編集- 東京都出身。
- 東京都立日比谷高等学校卒業
- 1964年(昭和39年):東京大学法学部第2類卒業、通商産業省入省。鉱山保安局管理課属。
- 1966年(昭和41年)7月:中小企業庁官房総務課総括係長
- 1968年(昭和43年)7月:大臣官房総務課法令審査委員補佐
- 1971年(昭和46年)7月: 外務省在ケニア日本国大使館一等書記官
- 1974年(昭和49年)5月:中小企業庁計画部計画課課長補佐
- 1975年(昭和50年)11月:大臣官房総務課長補佐
- 1976年(昭和51年)9月:機械情報産業局総務課長補佐
- 1977年(昭和52年)7月:大臣官房秘書課長補佐
- 1978年(昭和53年)12月:生活産業局住宅産業課長
- 1981年(昭和56年)6月:富山県理事・富山県知事公室次長
- 1982年(昭和57年)11月:富山県知事公室長
- 1985年(昭和60年)6月:通産省機械情報産業局産業機械課長
- 1987年(昭和62年)11月:機械情報産業局総務課長
- 1988年(昭和63年)6月:大臣官房総務課長
- 1989年(平成元年)6月:情報管理課長兼通産研究所次長(併)研究部長
- 1989年(平成元年)7月:大臣官房政策実施対策室次長
- 1990年(平成2年)6月:近畿通商産業局長
- 1991年(平成3年)6月:大臣官房審議官(立地公害局担当)
- 1992年(平成4年)7月:防衛庁装備局長
- 1994年(平成6年)7月:中小企業庁長官
- 1995年(平成7年):退官
- 1995年 - 1997年 日本輸出入銀行理事
- 1997年 - 2004年 財団法人産業研究所所長・理事
- 1998年 - 2003年 独立行政法人日本貿易振興会理事(アジア経済研究所担当)
- 2004年 - 2006年 同志社大学大学院ビジネス研究科長・教授
- 2006年 - 同志社大学大学院ビジネス研究科教授
同期入省
編集熊谷弘(内閣官房長官、通産相)、渡辺修(通産次官)、横田捷宏(日銀政策委員)、大角恒生(人事院公平局長)、合田宏四郎(関東通産局長、日本ガス協会副会長)、伊吹迪人(通産研究所次長)、川田洋輝(資源エネルギー庁長官)、谷仁(中小企業総合研究機構理事長)、蒲(伊藤)よし子(夭折)など[1]。
脚注
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