下津町塩津
日本の和歌山県海南市の町丁
下津町塩津(しもつちょうしおつ)は、和歌山県海南市の町丁。2012年10月1日現在の人口は614人[1]。郵便番号は649-0131。本項ではかつて同区域に存在した海部郡・海草郡塩津村(しおつむら)についても記す。
下津町塩津 | |
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国 | 日本 |
都道府県 | 和歌山県 |
市町村 | 海南市 |
人口 | |
• 合計 | 614人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
649-0131 |
地理
編集歴史
編集しおつむら 塩津村 | |
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廃止日 | 1955年2月1日 |
廃止理由 |
新設合併 下津町、大崎町、塩津村、加茂村、仁義村 → 下津町 |
現在の自治体 | 海南市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 和歌山県 |
郡 | 海草郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
1,522人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 |
海南市 海草郡大崎町、加茂村 |
塩津村役場 | |
所在地 | 和歌山県海草郡塩津村(大字なし) |
座標 | 北緯34度8分1.0秒 東経135度9分59.6秒 / 北緯34.133611度 東経135.166556度 |
ウィキプロジェクト |
経済
編集産業
編集- 農業
『大日本篤農家名鑑』によれば、塩津村の篤農家は橋本、榎本姓の人物がいた[2]。
- 商工業
塩津村の商工業者は、1894年出版の『和歌山県名誉家及商工人名録』によれば、肥料商の石橋、中山、穀物問屋商の九鬼、穀物商の中山、材木商の硲、荒物並びに肥物商の小山、旅人宿の中野、穀物酒類商の丸谷などがいた[3]。
1921年出版の『和歌山県実業参考録』によれば、万荒物商の堺、肥料商の峰野、肥料商蜜柑問屋業の九鬼、柑橘屋業の井田、柑橘問屋業の中崎、酢醤油商の二ツ井、醤油醸造業の中山、海産物商の札場、吉田、船舶艀取扱い並びに海産業の中野、米穀雑貨金物商の中村、回漕業の森山などがいた[4]。
- かつて存在した企業
交通
編集鉄道
編集区域内を西日本旅客鉄道の紀勢本線が通過するが、駅は所在しない。
バス
編集- 海南市コミュニティバス
- 戸坂線
- 加茂郷駅 - 塩津口 - 塩津 - 戸坂
道路
編集施設
編集- 海南市立塩津小学校
- 塩津郵便局
- 蛭子神社
- 極楽寺
- 妙石寺
- 教徳寺
出身・ゆかりのある人物
編集脚注
編集- ^ 地区別及び大字別人口・世帯数, 2014-2-15閲覧。
- ^ 『大日本篤農家名鑑』117頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年8月11日閲覧。
- ^ 『和歌山県名誉家及商工人名録』133頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年9月10日閲覧。
- ^ a b 『和歌山県実業参考録』492、533、534、542、555、569、571頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年9月6日閲覧。
- ^ a b c 『官報 1921年06月27日』官報 第2671号付録 15頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年9月1日閲覧。
- ^ 『日本現今人名辞典』い86 - 87頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年8月17日閲覧。
参考文献
編集- 大橋謙之助編『和歌山県名誉家及商工人名録』報道館、1894年。
- 『日本現今人名辞典』日本現今人名辞典発行所、1903年。
- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 大蔵省印刷局編『官報 1921年06月27日』日本マイクロ写真、1921年。
- 松本作蔵、安中荘太郎編『和歌山県実業参考録』実業公益社、1921年。
- 『角川日本地名大辞典 30 和歌山県』。
- 旧高旧領取調帳データベース