株式会社三洋堂書店(さんようどうしょてん、: Sanyodo Co., Ltd.)は、日本書店チェーンである。持株会社の株式会社三洋堂ホールディングスが東証スタンダード市場に上場している。

株式会社三洋堂ホールディングス
Sanyodo Holdings Inc.
本社(2014年5月)
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
467-0856
愛知県名古屋市瑞穂区新開町18-22
北緯35度7分26.4秒 東経136度55分2.5秒 / 北緯35.124000度 東経136.917361度 / 35.124000; 136.917361座標: 北緯35度7分26.4秒 東経136度55分2.5秒 / 北緯35.124000度 東経136.917361度 / 35.124000; 136.917361
設立 1978年昭和53年)12月21日
業種 小売業
法人番号 8180001008414
代表者 加藤和裕代表取締役社長最高経営責任者最高執行役員
資本金 19億86百万円(2021年3月現在)[2]
発行済株式総数 7,400,000株[2]
売上高 連結 208億85百万円
(2021年3月期)[2]
純資産 連結 33億75百万円
(2021年3月期)[2]
総資産 連結 147億62百万円
(2021年3月期)[2]
従業員数 単独 49名、連結 206名
(2021年3月現在)[2]
決算期 3月31日
会計監査人 三優監査法人[2]
主要株主 (株)トーハン 36.49%
(有)日和エステート 23.47%
加藤 和裕 10.20%
(2021年3月31日現在)[2]
主要子会社 (株)三洋堂書店 100%
(株)三洋堂プログレ 100%
外部リンク https://ir.sanyodo.co.jp/
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株式会社三洋堂書店
Sanyodo Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
467-0856
愛知県名古屋市瑞穂区新開町18-22
設立 2012年平成24年)4月2日
業種 小売業
法人番号 3180001105050
代表者 代表取締役社長 加藤和裕
資本金 1000万円
決算期 3月31日
主要株主 (株)三洋堂ホールディングス 100%
外部リンク https://www.sanyodo.co.jp/
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上前津店

概要

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新刊本文具の販売、古本の販売・買取、CDDVDのレンタル・販売、ゲームソフトの販売・買取を行っている(店舗により事業形態は異なる)。

東海地方を中心に、近畿地方にも店舗網を広げている。また、関東地方にも出店している。

現在の本社は名古屋市瑞穂区新開町18-22で、新開橋店の4階に本社・本部がある。書籍の主要取引先はトーハン、文具の主要取引先は愛知コクヨ加藤憲

1959年(昭和34年)に愛知県名古屋市昭和区杁中にて創業。

1991年(平成3年)11月22日、愛知県名古屋市昭和区隼人町に開店した3階建ての当時の同社最大級の広さであった店舗に本店を移転[3]

1996年(平成8年)12月12日、直営店の取次をこれまでの日本出版販売からトーハンに変更[4]

2005年度(平成17年度)より決算期を3月末に変更。

2006年(平成18年)11月1日、東証スタンダード(ジャスダック)に上場[5]

2008年(平成20年)2月29日、愛知県清須市の清須店の2階でコミックレンタル売り場を併設した書店の1号店をオープン[6]

2010年(平成22年)4月1日、中古本売買事業を扱う全額出資子会社のメディサイトコーポレーションを設立[7]。同社は中部地方以外の新刊書店に対し、フランチャイズ方式で書店内で中古本売買のノウハウを提供する[7]

2012年(平成24年)、持株会社体制に移行。(旧)株式会社三洋堂書店は株式会社三洋堂ホールディングスに商号変更し、新たに事業会社として株式会社三洋堂書店を設立した。

2012年(平成24年)、店頭で保険商品を扱う子会社の三洋堂おひさま保険を設立。同年2月17日に保険商品取り扱い1号店の新開橋店をオープン[8]

2014年(平成26年)9月、ゲオホールディングスとの業務資本提携を発表[9]。レンタル商材の共同調達を実施するほか、三洋堂書店の店舗建物にゲオ店舗が入居するなどしている。

2016年(平成28年)2月、三洋堂ホールディングスが子会社でフランチャイズ加盟店への経営指導などを行っていた、株式会社メディサイトコーポレーションを吸収合併[10]

2017年(平成29年)7月、株式会社アクトス(本社:岐阜県多治見市)と低価格のスポーツクラブ「アクトスWill_G(ウィルジー)」店舗のフランチャイズ契約を締結。同年11月、志段味店に1号店をオープン[11]

2020年(令和2年)9月、新開橋店2階に新品・中古トレカの販売・買取を行い、デュエルスペースも備えた「三洋堂トレカ館」1号店をオープン。

2020年(令和2年)12月1日、株式会社三洋堂書店 公式サイト(日本語)をリニューアル。ネット予約・注文、店頭在庫確認・取り置き(スマ取置)、レンタル在庫検索のほか、地元の漫画家・小説家のコラム、三洋堂スタッフの紹介記事を配信[12]

2022年(令和4年)12月、江南店1階にゲームやフィギュアなどのホビー商品の中古買取・販売を行う「駿河屋FC店」1号店をオープン。

2024年(令和6年)2月、豊田市の本新店で、24時間営業を開始。サイト注文&スマ取置き、顔認証入店、セルフレジによる「スマート無人営業」。同年4月には名古屋市のよもぎ店でも24時間営業を開始。

経営理念

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キャッチフレーズ
「ほんとのであいのおてつだい」

店舗一覧

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(2023年7月現在)

愛知県

岐阜県

三重県

奈良県

滋賀県

福井県

長野県

茨城県

でらコミ!

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三洋堂スタッフがお薦めする30作品から、読者投票で "でらおもしろいイチオシコミック" を選ぶ漫画大賞。

毎年1月に店頭とTwitterで投票を行い、3月に発表される。

2020年「でらコミ!」

2021年「でらコミ!2」

2022年「でらコミ!3」

2023年「でらコミ!4」

2024年「でらコミ!5」

脚注

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  1. ^ “三洋堂書店 11月1日ジャスダック上場” タイハン特報(大量販売新聞社・2006年11月9日)
  2. ^ a b c d e f g h 有価証券報告書-第44期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)”. EDINET. 2022年5月21日閲覧。
  3. ^ 「三洋堂書店、名古屋に最大級店。」『日経流通新聞』1991年11月12日、9ページ。
  4. ^ 「出版取次――トーハン・日販の首位争い激化、流通合理化を加速(攻防96)」『日経流通新聞』1996年12月17日、12ページ。
  5. ^ 「アコーディア・ゴルフ、三洋堂書店(新規上場承認)」『日本経済新聞』2006年10月3日、朝刊 14ページ。
  6. ^ 「コミックレンタル展開、三洋堂書店、愛知に1号店。」『日経MJ(流通新聞)』2008年2月29日、11ページ。
  7. ^ a b 「三洋堂書店、中古本事業をFC展開、新会社設立、来期10店目標。」『日経MJ(流通新聞)』2010年3月31日、4ページ。
  8. ^ 「三洋堂書店が保険販売、収益多角化へ子会社設立――30店で取り扱い、まず損保中心。」『日本経済新聞』2012年2月2日、地方経済面 中部 7ページ。
  9. ^ 「「三洋堂書店」とゲオが資本提携。」『日本経済新聞』2014年9月12日、朝刊 13ページ。
  10. ^ 三洋堂HD/FC指導の子会社を吸収合併”. 流通ニュース. 株式会社流通ニュース (2015年12月11日). 2022年5月21日閲覧。
  11. ^ 「三洋堂HD、フィットネス参入(フラッシュ)」『日経産業新聞』2017年9月12日、14ページ。
  12. ^ メール会員に入会して、お買い物をもっと便利でおトクにしちゃいましょう!”. 三洋堂書店. 2024年6月6日閲覧。
  13. ^ 「三洋堂、4年内に全店改装 中古本・雑貨の扱い増やす――生き残りへ多角化。」『日本経済新聞』2012年4月6日、地方経済面 中部 7ページ。

外部リンク

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