ワールドサッカー ウイニングイレブン 2012
2011 テレビゲーム
『ワールドサッカーウイニングイレブン2012』(英語表記:WORLD SOCCER Winning Eleven 2012、欧州名:Pro Evolution Soccer 2012)は、コナミデジタルエンタテインメントから発売されたサッカーゲーム。PlayStation 3版が2011年10月6日に、PlayStation Portable、PlayStation 2、およびWii版(ウイニングイレブンプレーメーカー 2012)が11月3日に、ニンテンドー3DS版は12月8日に発売された。ウイイレシリーズとしては今作で16作目(PS(2000も含む。)、PS2、PS3の通算。Jリーグ版、ファイナルエヴォリューション等は除く)である。略称は『ウイイレ 2012』、イメージキャラクターは香川真司。
ジャンル | スポーツ - サッカー - アクション |
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対応機種 | PS3、PS2、PSP、Wii、3DS、iOS、Xbox 360アジア版、PC海外のみ |
開発元 | ウイニングイレブンプロダクション |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
人数 |
[PS3]1 - 7人(オンライン時2 - 8人) [PSP]1人(アドホックモード2 - 4人) [PS2]1 - 8人 [Wii]1 - 4人(オンライン時2 - 4人) [3DS]1人(ワイヤレス、オンライン時2人) |
発売日 |
PS3: 2011年10月6日 PS2, PSP, Wii: 2011年11月3日 3DS: 2011年12月1日[1] 2011年12月8日[2] 2012年2月21日[3] iOS: 2011年11月18日 |
売上本数 |
PS3:493,343本[4] PS2:9,367本[5] PSP:194,104本[6] Wii:53,068本[4] 3DS:31,088本[4] |
UEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグは引き続き搭載、前作で登場したコパ・リベルタドーレスも引き続きモードの1つとして搭載される。3DS版は2作目にしてオンライン対戦が初搭載された。PS2版はコナミ(コナミデジタルエンタテインメント)最後のPS2ソフトであり、『drummania[7]』から始まった同社のPS2ソフトは約12年間で終了した。
新要素
編集- フットボールライフ
- ビカム・ア・レジェンド、マスターリーグ、そしてクラブオーナーの3モードをまとめたもの(PS3版のみ収録)。
- Jリーグパック(ワールドサッカー ウイニングイレブン 2012用)
- PlayStation Storeで2012年3月1日より同年11月29日迄の約9ヶ月間限定で配信されていた追加ダウンロードコンテンツ。このパックを搭載することにより、Jリーグクラブが使用可能となる。配信開始時のデータは2011年末のデータで、後に2012年のデータは無料アップデートされた。従来、Jリーグクラブについては別タイトルの『Jリーグウイニングイレブン』シリーズで展開されていたが、これにより事実上のシリーズ統合がなされた。
ウイニングイレブン2013でも同様にダウンロードコンテンツという形での配信となる。
実況・解説
編集ライセンス
編集クラブライセンス
編集- リーガ・エスパニョーラ
- フルライセンス
- セリエA
- フルライセンスではないものの(イタリアリーグという偽名で登場)、全クラブが実名。
- リーグ・アン
- フルライセンス
- プレミアリーグ
- トッテナム・ホットスパーFC、マンチェスター・ユナイテッドFCのみ実名。ただし、リーグの他チームもチーム名は偽名だが、選手名は実名。
- エールディヴィジ
- フルライセンス
- スーペル・リーガ
- ポルトガルリーグという偽名で登場するが、スーペル・リーガに所属している3クラブが登場する。PS2版とPSP版とWii版は3チームのみでリーグは未収録。
- ブンデスリーガ
- リーグは存在せず、バイエルン・ミュンヘンとバイヤー・レバークーゼンのみ収録される。
- Jリーグ
- 2012年3月1日にPSNによるダウンロード販売開始。2011年シーズン終了時のJ1・J2全38クラブを収録。4月27日には2012年シーズン開始時点のJ1・J2全40クラブ収録のバージョンにアップデートされた。
UEFAチャンピオンズリーグに登場するチーム
編集表記はゲーム内に準拠
- マンチェスター ユナイテッド
- リール
- マルセイユ
- インテル
- ACミラン
- ナポリ
- アヤックス
- FCポルト
- バルセロナ
- レアル マドリー
- バレンシア
- バイエルン・ミュンヘン
- バイヤー レバークーゼン
- オリンピアコス
- オツェルル ガラツィ
- CSKAモスクワ
- ゼニト サンクトペテルブルク
- FCバーゼル1893
- トラブゾンスポル
- シャフタール ドネツク
コパ・リベルタドーレスに登場するチーム
編集- クラブアメリカ
- ハグアレス・チアパス
- クラブ・サン・ルイス
- インデペンディエンテ
- エストゥディアンテス
- ゴトイ・クルス
- アルヘンティノス・ジュニオルス
- ベレス・サルスフィエルド
- ホルヘ・ウィルステルマン
- ボリバル
- オリエンテ・ペトロレロ
- クルゼイロ
- コリンチャンス
- グレミオ
- フルミネンセ
- インテルナシオナル
- サントスFC
- コロコロ
- ウニベルシダ・カトリカ
- ウニオン・エスパニョーラ
- アトレティコ・ジュニオール
- デポルテス・トリマ
- オンセ・カルダス
- リガ・デ・キト
- デポルティーボ・キト
- エレメク
- セロ・ポルテーニョ
- グアラニ
- クラブ・リベルタ
- アリアンサ・リマ
- レオン・デ・ワヌコ
- ウニベルシダ・サン・マルティン
- リーベルプール
- ナシオナル・モンテビデオ
- ペニャロール
- カラカスFC
- FCデポルティーボ・ペタレ
- デポルティーボ・タチラFC
ナショナルチーム
編集
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太字 – ライセンスを獲得したチーム Fict. – 偽名
スタジアムライセンス
編集- オールド・トラフォード(マンチェスターユナイテッド)
- ウェンブリー・スタジアム(イングランド代表など)
- カンプ・ノウ(バルセロナ)
- サンチャゴ・ベルナベウ(レアルマドリー)
- スタッド・ド・フランス(フランス代表)
- ルイ二世スタジアム(モナコ)
- ユヴェントス・スタジアム(ユヴェントス)
- サンシーロ(ミラン・インテル)
- スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ(ローマ・ラツィオ・イタリア代表)
- エスタディオ・ド・ドラゴン(ポルト)
- ジョゼ・アルバラーデ(スポルティング・リスボン)
- ルイス・フランシニ(DSスポルティング)
- アムステルダム・アレナ(アヤックス)
- エル・モニュメンタル(アルゼンチン代表)
- 埼玉スタジアム2002(日本代表)
- アリアンツ・アレナ(バイエルン・UEFAチャンピオンズリーグ決勝会場)
が実名で登場。
脚注
編集- ^ “PES 2012 3D – Pro Evolution Soccer”. Nintrndo 3DS Games. Nintendo UK. 2024年2月18日閲覧。
- ^ “ワールドサッカー ウイニングイレブン 2012(3DS)のレビュー・評価・感想情報”. ファミ通.com. KADOKAWA. 2024年3月27日閲覧。
- ^ J.P. Corbran (2012年3月19日). “Pro Evolution Soccer 2012 3D Review” (英語). Nintendo World Report. 2024年3月27日閲覧。
- ^ a b c 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。
- ^ 『電撃PlayStation』Vol.507、アスキー・メディアワークス、2011年、214頁。
- ^ 『電撃PlayStation』Vol.511、アスキー・メディアワークス、2012年、214頁。
- ^ 2000年3月4日に本体と同時発売をした。
- ^ サッカーオーストラリア代表はアジアサッカー連盟に在籍。