ロドルフォ・リピツァー賞国際ヴァイオリン・コンクール
20世紀から続くバイオリンのコンクールと表彰(イタリア)
ロドルフォ・リピツァー賞国際ヴァイオリン・コンクール(伊: Concorso Internazionale di Violino “Premio Rodolfo Lipizer”)は、イタリア、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ゴリツィアで開催される若手ヴァイオリン奏者のためのコンクールである。
概要
編集ゴリツィア生まれのヴァイオリニストであるロドルフォ・リピツァーの名を冠する。1982年に第1回が開催された[1]。
参加資格は、満35歳未満の各国のヴァイオリン奏者であり、審査委員は、イタリアの作曲家と、イタリア国内外の国際的に著名なヴァイオリニストで構成される[2]。第1位の賞金は1万ユーロである[3]。[注釈 1]
このコンクールでは、二次審査(セミファイナル)の課題曲には、イタリアの著名な現代作曲家からコンクール用の新曲が書き下ろされることになっている。第42回(2023年)では、ダニエレ・ザネットヴィッチが[4]、第43回(2024年)では、ジョヴァンニ・アルビニが[5]、それぞれ曲を提供した。
開催年と入賞者
編集過去の優勝者などについては、公式ウェブサイトに掲載されている[6]。
第1回(1982年)
編集第2回(1983年)
編集- 第1位 木野雅之(日本)[9][10]
- 第2位 Konstantin Stolanov (ベルギー)
- 第3位 クリストフ・ポッペン (ドイツ)
- 第4位 クシシュトフ・ヴェグルジーン (ポーランド)
- 第5位 Olga Nodel (ソ連)
第3回(1984年)
編集- 第1位 なし
- 第2位 クシシュトフ・ヴェグルジーン[注釈 2] (ポーランド)
- 第3位 Marco Fornaciari (イタリア)
- 第5位 鷲山かおり(日本)[11]、Berthilde Dufour (フランス)
- 第6位 Faffaella Acella (オーストリア)、Claudia Federspieler (イタリア)
第4回(1985年)
編集- 第1位 なし
- 第2位 テディ・パパヴラミ (アルバニア)
- 第3位 Sung-Sie Yang (韓国)、クリストフ・スミエタナ (ポーランド)、ジュラ・シュトュッレール (ハンガリー)
- 第6位 Anna Leonardo (ベルギー)、Giacobbe Stevanato (イタリア)
第5回(1986年)
編集- 第1位 アレクサンドル・ドゥバッハ (スイス)
- 第2位 Lyndon Daniel Taylor (アメリカ)
- 第3位 なし
- 第4位 Daniel Nodel (ソ連)
- 第5位 Etienne Pfender (フランス)
第6回(1987年)
編集- 第1位 Maximilian Schoner (オーストリア)
- 第2位 Stephan Picard (西ドイツ)
- 第3位 アラ・マリキアン (レバノン)、菊地裕美(日本)
- 第5位 Yuri Braginsky (ベルギー)
- 第6位 レヌーツァ・チュレイ (ルーマニア)
第7回(1988年)
編集- 第1位 Kun Hu (中国)
- 第2位 ジャン=マルク・フィリップス=ヴァルジャベディアン (フランス)
- 第3位 Kazimier Olechowski (ポーランド)
- 第6位 ソニア・コーケアラ (フィンランド)、フランチスカ・ピーチ (西ドイツ)
第8回(1989年)
編集- 第1位 セルゲイ・クリロフ (ソ連)
- 第2位 フランチスカ・ピーチ[注釈 2] (西ドイツ)
- 第3位 イグナス・ジャン (フランス)
- 第4位 植村理葉(日本)
- 第5位 Mateja Marinkovic (ユーゴスラヴィア)
- 第6位 フィリップ・アイヒ (フランス)
第9回(1990年)
編集- 第1位 菅野美絵子 (日本)
- 第2位 Myriam Dal Don (イタリア)
- 第3位 グレブ・ニキティン (ソ連)
- 第4位 Mircea Calin (ルーマニア)、アンナリー・パティパタナクーン(英: Annalee Patipatanakoon) (カナダ)
- 第6位 Mikhail Tsinman (ソ連)
第10回(1991年)
編集- 第1位 リヴィウ・プルナール (ルーマニア)
- 第2位 バーバラ・ブルクドルフ (ドイツ)
- 第3位 Mario Korunic (ユーゴスラヴィア)、フリーデマン・アマデウス・トライバー (ドイツ)
- 第5位 モヴセス・ポゴシアン (アルメニア)
- 第6位 伊藤真貴 (日本)
第11回(1992年)
編集- 第1位 アナスタシア・チェボタリョーワ(ロシア)
- 第2位 Chang Guo (中国)
- 第3位 ジョヴァンニ・アンジェレーリ (イタリア)、ロラン・ゲーレン (オランダ)、石橋幸子(日本)
- 第6位 小林多美子(日本)
第12回(1993年)
編集- 第1位 ステファン・ミレンコヴィッチ (ユーゴスラヴィア)
- 第2位 Gabriele Pieranunzi (イタリア)
- 第3位 エマヌエーレ・バルディーニ (イタリア)
- 第4位 Melina Mandozzi (スイス)
- 第5位 Chang Guo[注釈 2] (中国)
- 第6位 Violetta Eckhardt (ハンガリー)
第13回(1994年)
編集- 第1位 なし
- 第2位 Nicolas Gourbeix (フランス)、イゴール・マリノフスキー (ロシア)
- 第4位 アラ・マリキアン (レバノン)、佐藤まどか(日本)、Yi Wang (中国)
- 第6位 ラドスラフ・シュルツ (ポーランド)
第14回(1995年)
編集- 第1位 クリストフ・バラティ (ハンガリー)
- 第2位 フローリン・クロイトル (ルーマニア)
- 第3位 ジョヴァンニ・アンジェレーリ[注釈 3] (イタリア)、Andreas Zumthor (スイス)
- 第5位 Sergey Ostrovsky (イスラエル)
- 第6位 Marko Josifoski (ユーゴスラヴィア)
第15回(1996年)
編集- 第1位 ターニャ・ベッカー=ベンダー (ドイツ)
- 第2位 Rodion Petrov (ロシア)
- 第3位 Aroussiak Baltaian (ブルガリア)
- 第4位 Miloš Petrović (ユーゴスラヴィア)
- 第5位 Darius Dikšaitis (リトアニア)
- 第6位 Dominika Falger (ポーランド)
第16回(1997年)
編集- 第1位 Yana Deshkova[注釈 4] (ブルガリア)
- 第2位 Sergey Levitin (ロシア)
- 第3位 Yi-Fang Huang (台湾)
- 第4位 小野明子 (日本)、田中晶子 (日本)
- 第6位 Xiang Chen (オーストラリア)
第17回(1998年)
編集- 第1位 なし
- 第2位 Daniel Kobyliansky (イスラエル)
- 第3位 François Sochard (フランス)
- 第4位 Kowoon Yang (韓国)
- 第5位 ネマニャ・ラドゥロビッチ (ユーゴスラヴィア)、Evgueni Stembolski (ロシア)
- 第6位 ジャック・リーベック (イギリス)
第18回(1999年)
編集- 第1位 イージャ・スザンヌ・ホウ (カナダ)
- 第2位 小野明子[注釈 5] (日本)、Rodion Zamuruev (ロシア)
- 第4位 Gabriel Nikolas Adorjan (デンマーク)
- 第5位 大島莉紗 (日本)
- 第6位 オレグ・カスキフ (ウクライナ)
第19回(2000年)
編集- 第1位 バイバ・スクリデ (ラトヴィア)
- 第2位 グラフ・ムリャ (ロシア)
- 第3位 Shlomo Dobrinsky (イスラエル)
- 第4位 坪井悠佳 (日本)[13]
- 第5位 Christophe Mourguiart (フランス)
- 第6位 Fatima Aaziza (ポーランド)
第20回(2001年)
編集- 第1位 岡崎慶輔 (日本)
- 第2位 Michael Hsu-Wartha (ドイツ/台湾)、Jin-Woo Lee (韓国)
- 第4位 アモリ・コエトー (フランス)
- 第5位 Omar Chen Guey (ブラジル)、Miloš Petrović[注釈 6] (ユーゴスラヴィア)
第21回(2002年)
編集- 第1位 日下紗矢子 (日本)
- 第2位 糸井真紀 (日本)
- 第3位 Mayra Adjei-Salinas (ドイツ)
- 第4位 宮下綾子 (日本)
- 第5位 ヴァディム・ツィジク (ロシア)
- 第6位 乾ノエ (ギリシア/日本)
第22回(2003年)
編集- 第1位 ジジョン・ワン (中国)
- 第2位 ヴァレンティーナ・スヴィヤトロフスカヤ (ロシア)
- 第3位 Dimiter Ivanov (ドイツ)、アンタル・ザライ (ハンガリー)
- 第5位 加藤えりな (日本)
- 第6位 Emil Israel Chudnovsky (アメリカ)
第23回(2004年)
編集- 第1位 アンタル・ザライ[注釈 2] (ハンガリー)
- 第2位 アンドレアス・純・ヤンケ (ドイツ)
- 第3位 Jae-Won Lee (韓国)、Yvonne Smeulers (オランダ)
- 第5位 レア・ビリンガー (ドイツ)、Eung Soo Kim (韓国)
第24回(2005年)
編集- 第1位 Roman Simovic (ロシア)
- 第2位 なし
- 第3位 なし
- 第4位 Nicolas Gros (フランス)
- 第5位 Maksim Gusev (ロシア)、アンドレイ・バラーノフ (ロシア)、Geoffrey Yeh (台湾)
第25回(2006年)
編集- 第1位 アモリ・コエトー[注釈 7] (フランス)
- 第2位 Yoon Shin Song (韓国)
- 第3位 Eung Soo Kim[注釈 8] (韓国)
- 第4位 Jaha Lee (韓国)
- 第5位 アンドレイ・バラーノフ[注釈 2] (ロシア)
- 第6位 アンデルス・ニルソン (ノルウェイ)
第26回(2007年)
編集- 第1位 Wonhee Bae (韓国)
- 第2位 レア・ビリンガー[注釈 9] (ドイツ)
- 第3位 ルザンダ・パンフィリ (モルドバ)
- 第4位 Eung Soo Kim[注釈 10] (韓国)
- 第5位 Khrystyna Krekhovetska (ウクライナ)
- 第6位 James Lee[注釈 2] (韓国)
第27回(2008年)
編集- 第1位 Artur Chermonov (キルギスタン)
- 第2位 Byol Kang (韓国)
- 第3位 アンドレイ・バラーノフ[注釈 11] (ロシア)、Mikhail Pochekin (ロシア)
- 第5位 Eung Soo Kim[注釈 12] (韓国)、Maxim Kosinov (ロシア)
第28回(2009年)
編集- 第1位 なし
- 第2位 シニ=マーリア・シモネン (フィンランド)
- 第3位 トマ・ルフォール (フランス)
- 第4位 Su Jin Lim (韓国)
- 第5位 Martha Cohen (ドイツ)
- 第6位 Ilya Gaysin (ロシア)、Eugenia Ryabinina (ロシア)
第29回(2010年)
編集- 第1位 なし
- 第2位 Dmitry Serebrennikov (ロシア)
- 第3位 Suliman Tekalli (アメリカ)
- 第4位 小林正枝 (日本)、Laura Park Chen (アメリカ)
- 第6位 Alberto Menchen Cuenca (スペイン)、イヴァン・ポチェキン (ロシア)
第30回(2011年)
編集- 第1位 ステファン・タララ (ドイツ)
- 第2位 Ermir Abeshi (アルバニア)、マリア・ミルシテイン (ロシア)
- 第4位 Arsenis Selalmazidis (ロシア)、クリスティーン・バラナス (ラトビア)
- 第6位 Olga Volkova (ロシア)
第31回(2012年)
編集- 第1位 Ying Fu (中国)
- 第2位 Jaewon Kim (韓国)、Jae Hyeong Lee (韓国)
- 第4位 エレナ・グラーフ (ドイツ)
- 第5位 森園康香 (日本)、George-Claudiu Tudorache (ルーマニア)
第32回(2013年)
編集- 第1位 フョードル・ルディン (ロシア)
- 第2位 Amalia Hall (オランダ)
- 第3位 David Petrlik (フランス)
- 第4位 Min Kyung Sul (韓国)
- 第5位 Shuichi Okada (フランス)
- 第6位 レオナルド・フー (ドイツ)
第33回(2014年)
編集- 第1位 なし
- 第2位 倉冨亮太 (日本)
- 第3位 松山総留 (日本)
- 第4位 メルエルト・カルメノワ (カザフスタン)
- 第5位 Emily Sun (オーストラリア)
- 第6位 So Jin Kim (韓国)
第34回(2015年)
編集- 第1位 パオロ・タリアメント (イタリア)
- 第2位 ガブリエーレ・チェーチ(伊: Gabriele Ceci) (イタリア)
- 第3位 Nitzan Bartana (イスラエル)
- 第4位 Stepan Lavrov (ロシア)
- 第5位 Olga Iakushina (ロシア)、エカテリーナ・ヴァリウリーナ (ロシア)
第35回(2016年)
編集- 第1位 オルガ・スロウブコヴァ (チェコ)
- 第2位 Lorenz Chen (ドイツ)
- 第3位 James Dong Jun Di (オーストラリア)、Hayato Ishibashi (日本)
- 第5位 中村太地 (日本)
- 第6位 David Ardukhanian (ロシア)
第36回(2017年)
編集- 第1位 Jung Yoon Yang (韓国)
- 第2位 Vasyl Zatsikha (ウクライナ)
- 第3位 中村太地[注釈 2] (日本)
- 第4位 Diana Pasko (ロシア)
- 第5位 David Ardukhanian[注釈 2] (ロシア)
- 第6位 Laura Delgado Casado (スペイン)
第37回(2018年)
編集- 第1位 Matthew Hakkarainen (アメリカ)
- 第2位 ハウィジッヒ・エルダース (フランス)
- 第3位 Simon Ximeng Zhu (ドイツ)
- 第4位 Hui Hua (中国)
- 第5位 栗原壱成 (日本)
- 第6位 シモン・ウィーナー (スイス)
第38回(2019年)
編集- 第1位 なし
- 第2位 栗原壱成[注釈 2] (日本)
- 第3位 Chaofan Wang (中国)
- 第4位 Tianren Xie (中国)
- 第5位 Namhyun Kim (韓国)
- 第6位 Maria Lundina (ロシア)
第39回(2020年)
編集- 第1位 Karen Su (米国)
- 第2位 SongHa Choi (ドイツ/韓国)
- 第3位 Anne Maria Wehrmeyer (ドイツ)
- 第4位 Nikola Pajanović (スロベニア)
第40回(2021年)
編集- 第1位 なし
- 第2位 Teofil Milenkovic (イタリア)
- 第3位 Bohdan Luts (ウクライナ)
- 第4位 Anton Jablokov (スロバキア)
- 第5位 Dennis Gasanov (ロシア)
- 第6位 Tang Yun (中国)
第41回(2022年)
編集- 第1位 Ruslan Talas (カザフスタン)
- 第2位 木村和奏 (日本)
- 第3位 Xunyue Zhang (中国)
- 第4位 Lorenz Karls (スウェーデン/オーストリア)
- 第5位 Siqi Yu (中国)
- 第6位 佐々木美緒 (日本)
第42回(2023年)
編集- 第1位 Ziling Guo (中国)
- 第2位 垣内絵実梨 (日本)
- 第3位 Elena Luisa Schwalbe (ドイツ)
- 第4位 Sofiia Plakhtsinska (ウクライナ)
- 第5位 Giulio Greci (イタリア)
- 第6位 佐藤玲果 (日本)
第43回(2024年)
編集- 第1位 Aozhe Zhang (中国)
- 第2位 Yun Tang (中国)
- 第3位 Bo Cui (中国)
- 第4位 Nicola Pajanovic (スロベニア)
- 第5位 Sofiia Plakhtsinska[注釈 2] (ウクライナ)
- 第6位 Rodion Synchyshyn (ウクライナ)
コンクールの課題曲
編集コンクールの課題曲は、イタリアの作曲家に委嘱して用意される。
凡例=
- ◯:エレナ・リピツァーに献呈
- ◇:ロレンツォ・クァッリに献呈
年 | 作曲家 | 曲名 | 備考 |
---|---|---|---|
1984 | ジュリオ・ヴィオッツィ | 「ファンタジア」ヴァイオリンとピアノのための | ◯ |
1985 | マリオ・ザフレード | 「レチタティーヴォと変奏曲」ヴァイオリン独奏のための | |
1986 | ジョルジオ・フェラーリ | 「前奏曲とカプリッチョ」ヴァイオリンとピアノのための | ◯ |
1987 | ルチアーノ・シャイー | 「レチタティーヴォとアレグロ」ヴァイオリンとピアノのための | ◯ |
1988 | リッカルド・マリピエロ | 「セカンド・モザイク」ヴァイオリン独奏のための | |
1989 | グイド・トゥルキ | 「クロイツェリアーナ」ヴァイオリンとピアノのための | |
1990 | オッターヴィオ・ジーノ | 「アリオーソとブルレスカ」ヴァイオリンとピアノのための | ◯ |
1991 | ロベルト・ハゾン | 「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲ト長調」(縮小版) | |
1992 | ジョルジオ・カンビッサ | ヴァイオリンとピアノのための「ビザリア」作品 | ◯、◇ |
1993 | フィルミーノ・シフォニア | 「ツヴィッチャーマシン」ヴァイオリンとピアノのための | ロドルフォ・リピツァーの作品とパウル・クレーの絵画に発想を得た |
1994 | フランコ・ドナトーニ | 「Ciglio III」ヴァイオリンとピアノのための | |
1995 | フラヴィオ・テスティ | 「カンゾンチーナ」ヴァイオリン独奏のための | |
1996 | ジャコモ・マンゾーニ | 「フュリオソ」ヴァイオリンとピアノのための | |
1997 | アレッサンドロ・ソルビアーティ | 「ソネット」ヴァイオリンとピアノのための | ◯と◇ |
1998 | レナート・ディオニジ | 「ソナチネ」ヴァイオリンとピアノのための | |
1999 | ブルーノ・ザノリーニ | 「ロドルフォ・リピツァーの名によるカプリッチョ」ヴァイオリン独奏のための | |
シルヴァーノ・ブッソッティ | 「歌曲の発明 : コンクールのC」ヴァイオリンとピアノのための | ||
テレーザ・プロカッチーニ | 「ミューテーション」作品160、ヴァイオリンとピアノのための | ||
2001 | サンドロ・ゴルリ | 「Lieve」ヴァイオリン独奏のための | |
2002 | アルド・クレメンティ | 「ソナタ Y」ヴァイオリン独奏のための | |
2003 | ガエターノ・ジャンニ=ルポリーニ | 「ノヴェレッタ」ヴァイオリンとピアノのための | |
2005 | アドリアーノ・グァルニエリ | 「糸は輝く…」ヴァイオリン独奏のためのカデンツァ | |
2006 | フランコ・オッポ | 「ディテュランブ」ヴァイオリン独奏のための | |
2006 | イルマ・ラヴィナーレ | 「カデンツァ」ヴァイオリン独奏のための | |
2008 | ジルベルト・ボスコ | 「The echo returns」ヴァイオリンとピアノのための | |
2007 | ロマン・ヴラド | 「詩」ヴァイオリンとピアノのための | ◯ |
2009 | ステファノ・プロカチョーリ | 「そして私の魂の矛盾はゆっくりとさまよう」ヴァイオリンとピアノのための | |
2010 | グイド・バッジアーニ | 「交互の球体」ヴァイオリンとピアノのための | |
2012 | フェルナンド・スルピツィ | 「4つの気まぐれで楽しい推理」(グイド・アレティーノ)ヴァイオリンとピアノのための | |
2013 | ビアジオ・プティニャーノ | 「アトラス・オブ・イマジネーション」ヴァイオリンとピアノのための | |
2014 | カルロ・ペディーニ | 「リピゼリアーナ」作品、ヴァイオリンとピアノのための | ◯と◇ |
2015 | エドガル・アランディア・C. | ヴァイオリン独奏曲「空を見つめ、風を聞く」 | |
2016 | アウレリオ・サモリ | 「メタモルフォージ・ディ・エアロ」、ヴァイオリンとピアノのための | ◇ |
2017 | ロベルト・モリネッリ | 「リコルディ・ディゾンツォ」ヴァイオリンとピアノのための | |
2018 | ピエロ・ニーロ | 「リピツァーに宛てたメモ」、ヴァイオリンとピアノのための | |
2019 | ロレンツォ・スバフィ | カプリッチ幻想曲1番と2番、ヴァイオリン独奏曲 | R・リピツァー賞国際ヴァイオリンコンクールに献呈 |
2019 / 2020年※ | グイド・ピポロ | 「時間とともに振動する速い弦 : アクイレイア総主教区の思い出」、ヴァイオリン独奏用 | |
_____ | _____ | "※"=新型コロナウイルスの世界的流行を受けて中止[要出典]。 | |
2021 | エレナ・プレヴィディ | 「インフェルノ。ヴァイオリンと声楽のためのファンタジー」ダンテの「神曲」第5歌のテーマによる | |
2022 | ヴィルジニオ・ゾッカテッリ | 「My Elegiac Heart」ヴァイオリンとピアノのための | |
2023 | ダニエレ・ザネットヴィッチ | 「グロリア変奏曲」ヴァイオリン独奏のための | |
2024 | ジョヴァンニ・アルビニ | 「ベートーヴェニアーナ」作品80 ヴァイオリンとピアノのための |
脚注
編集注釈
編集- ^ 以上は2023年開催の第42回についてのもの。
- ^ a b c d e f g h i j 前年にも入賞。
- ^ 第11回(1992年)にも入賞。
- ^ 主な出典[6]に記載された"Iana Deshkova"を修正[12]。
- ^ 第16回(1997年)にも入賞。
- ^ 第15回(1996年)にも入賞。
- ^ 第20回(2001年)にも入賞。
- ^ 第23回(2004年)にも入賞。
- ^ 第23回(2004年)にも入賞。
- ^ 第23回(2004年)、第25回(前年)にも入賞。
- ^ 第24回(2005年)、第25回(2006年)にも入賞。
- ^ 第23回(2004年)、第25回(2006年)、第26回(前年)にも入賞。
出典
編集- ^ “Il Concorso di violino storia” (イタリア語). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月23日閲覧。
- ^ “42° Concorso Internazionale di violino “Premio Rodolfo Lipizer”” (イタリア語). Concertisti Classica. 2025年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月8日閲覧。
- ^ “Prizes awarded at 42nd Rodolfo Lipizer International Violin Competition” (英語). The Strad. (2023年9月19日). オリジナルの2024年7月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ “42° CONCORSO INTERNAZIONALE DI VIOLINO “PREMIO RODOLFO LIPIZER” 2023” (イタリア語). 国際ヴァイオリンコンクール「ロドルフォ・リピツァー賞」. 2025年2月5日閲覧。
- ^ “Inaugurazione del 43° Concorso Internazionale di Violino “Premio Rodolfo Lipizer”” (イタリア語). 国際ヴァイオリンコンクール「ロドルフォ・リピツァー賞」. 2025年2月5日閲覧。
- ^ a b “Albo d’oro del ‘Premio Rodolfo Lipizer’” (イタリア語). 国際ヴァイオリンコンクール「ロドルフォ・リピツァー賞」. 2025年2月5日閲覧。
- ^ 荻昌弘「―FISH-EYE 映画」『レコード芸術』第32巻2(389)、音楽之友社、1983年2月、327頁、NDLJP:7976016。
- ^ “講師紹介(茨城国際音楽アカデミーinかさま) - 木村恭子”. 2024年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月13日閲覧。
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- ^ 奥田佳道、山田治生「練木繁夫 木野雅之 吉野直子 玉敷やよい&蓮井求道 ロトフィ・マンスーリ タン・ドゥン」『音楽の友』第51巻第6号、音楽之友社、1993年6月、108-111(56コマ)、doi:10.11501/6022210、NDLJP:6022210、2025年2月8日閲覧。「(前略)ロドルフォ・リピツァー国際コンクールで優勝、84年ロンドンのカール・フレッシュ(後略)」
- ^ 『音楽の友』第44巻第10号、音楽之友社、1986年10月、125 コマ、doi:10.11501/6022130、NDLJP:6022130、2025年2月8日閲覧。
- ^ “Concertmasters: Yana Deshkova” (英語). Radio Bulgaria. 2025年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月11日閲覧。 “In 1997 Yana Deshkova won first prize at the Rodolfo Lipizer international violin competition”
- ^ 「リピツァー賞国際ヴァイオリンコンクール」『音楽現代』第30巻11(通号355)、芸術現代社、2000年11月、36 コマ、doi:10.11501/7946535、NDLJP:7946535、2025年2月8日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
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