小野明子
日本のヴァイオリニスト、音楽教育者
小野明子(おのあきこ、Akiko Ono)は、東京生まれのクラシック音楽のヴァイオリン奏者[1]。1978年7月27日生まれ[2][3]。
小野 明子 | |
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生誕 | 1978年7月27日 |
出身地 | 日本東京都 |
学歴 | ユーディ・メニューイン音楽学校 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
略歴
編集12歳から英国メニューイン音楽院に単身留学し、ユーディ・メニューインに師事。1993年、ユニセフ主催イタリア演奏旅行に招かれ、バチカンでローマ教皇ヨハネ・パウロ2世に謁見。1994年、イスラエル建国記念式典演奏会(エルサレム)に出演。1996年、ロンドンロイヤルアルバートホールで開催された「メニューイン80歳記念ガラコンサート」にムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、アンネ=ゾフィー・ムターらと出演。1998年11月、ユニセフガラコンサートでのメニューイン指揮エッセンフィルハーモニーとのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲でドイツ・デビュー。同年、世界人権デー発足50周年記念会議に招待され、ニューヨーク国連本部でバッハを演奏。文化庁芸術家在外研修員に選ばれ、ウィーン国立音楽大学を経て大学院に学ぶ。2004年秋から英国メニューイン音楽院講師に就任。
これまでにナターシャ・ボヤスキー、ドーラ・シュワルツベルク、ミヒャエル・フリッシェンシュラーガー、小林健次、小林武史、富川歓、足立佳代子に師事。現在使用しているヴァイオリンは1772年のJ. B. ガダニーニ[4]。
受賞歴
編集- 1999年 - 第46回パガニーニ国際コンクール第3位
- 2000年 - ユーディ・メニューイン国際コンクールシニア部門第1位
- 2001年 - エリザベート王妃国際音楽コンクール第6位
- 2002年 - 第18回ヴィオッティ・ヴァルセージア国際コンクール第1位
- ウィーン国立音楽大学ソリストコンクール第1位
- 2002年 - シゲティ国際ヴァイオリンコンクール入賞
- 2003年 - 第6回フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウス・コンクール第1位
ディスコグラフィー
編集- チゴイネルワイゼン(2008年[5])
脚注
編集出典
編集- ^ “akiko-ono”. www.aspen.jp. 2024年5月14日閲覧。
- ^ “akiko-ono”. queenelisabethcompetition.be. 2024年5月14日閲覧。
- ^ “Akiko Ono Japan - 27 VII 1978”. www.cypres-records.com. 2024年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月14日閲覧。
- ^ “イギリス人から貸していただいている「G.B.ガダニーニ(1772年製)」で…”. www.triton-arts.net. 2024年5月14日閲覧。
- ^ “チゴイネルワイゼン小野明子(VN) 野平一郎(PNO)”. artist.cdjournal.com. CDjournal. 2024年5月14日閲覧。