ホレス・ロバートソン(Horace Robertson、1894年10月29日 - 1960年4月28日)は、オーストラリア軍人である[1][2]

安達二十三中将(左)から軍刀を受け取るホレス・ロバートソン少将(右)(1945年9月13日

経歴・人物

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ビクトリア州の生まれ[1][2]オーストラリア陸軍学校に入学し[2]、卒業後は指揮幕僚学校を経てイギリス陸軍大学校に入学した[1][2]。卒業後は第一次世界大戦の発生により従軍し[2]第二次世界大戦では太平洋戦争におけるウェーク島の戦いに参戦し第6オーストラリア師団長を務める[2]

戦後1946年昭和21年)2月にはジョン・ノースコットの後継として来日し[1][2]、日本占領イギリス連邦占領軍の総司令官に就任した[1][2]。中国地方および四国地方に駐留したイギリス領インド軍およびオーストラリア軍[1][2]ニュージーランド軍の指揮を1951年(昭和26年)の辞任まであたる[2]。また1950年に発生した朝鮮戦争においては朝鮮派遣英連邦司令官も務めた[2]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f ロバートソン”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社). 2024年3月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k ロバートソン ホレース”. 20世紀日本人名事典(日外アソシエーツ). 2024年3月9日閲覧。