ベルリン地下鉄IK形電車
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IK型電車(あいけいがたでんしゃ)は、ベルリン地下鉄U1、U2、U5において使用されている電車である。なお、この車両はベルリン地下鉄の中では唯一大型規格と小型規格の両方で運用することが可能な車両である。愛称は「Icke」。
ベルリン市交通局IK型電車 | |
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左側がIK型電車(2015年) | |
基本情報 | |
運用者 | ベルリン地下鉄 |
製造所 | シュタッドラー・レール |
投入先 | U1、U2、U3、U5 |
主要諸元 | |
軸配置 | 2′Bo′+Bo′Bo′+Bo′Bo′+Bo′2′ |
軌間 | 1,435 mm(標準軌) |
電気方式 |
直流750V (第三軌条方式) |
最高速度 | 70 km/h |
主電動機 |
三相誘導電動機 VEM 製 DKOBZ 0606-4 |
主電動機出力 | 90 kW |
編成出力 | 1,080 kW |
制御方式 | IGBT素子VVVFインバータ制御 |
制御装置 | ABB 製 BORDLINE® CC400 DC 750V U 1000[1] |
備考 |
連結器の形状 シャルフェンベルク式連結器 |
概要
編集2012年6月、ベルリン市交通局 (BVG) は当初、シュタッドラー・レールに2編成のプロトタイプを発注した。これは老朽化したA3L71型を置き換えるためである。2015年9月から定期的に試験を行っている。
この車両はライトレールやトラムを基に設計された。なお、回生ブレーキは列車の必要なエネルギーの最大20%を回復する。
なお、2017年7月から12月までさらなる増備をおこなっている。これはU5号線で車両不足が発生したからである。
脚注
編集- ^ “Compact converter BORDLINE® CC400 for light metros with 600/750 V DC line voltage” (英語). ABB (2017年11月13日). 2022年11月15日閲覧。