ヘスペロルニトイデス

トロオドン科の恐竜

ヘスペロルニトイデス(学名 Hesperornithoides「西の鳥の姿をしたもの」の意味)は、後期ジュラ紀に生息し、アメリカワイオミング州モリソン層から発見されたトロオドン科恐竜。本属はヘスペロルニトイデス・ミエススレリの一種のみ知られている。

ヘスペロルニトイデス
生息年代: 中生代後期ジュラ紀,Oxfordian–Tithonian
ヘスペロルニトイデスの全身骨格
地質時代
後期ジュラ紀
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
下目 : テタヌラ下目 Tetanurae
階級なし : コエルロサウルス類 Coelurosauria
: トロオドン科 Troodontidae
: ヘスペロルニトイデス属 Hesperornithoides
学名
Hesperornithoides
Hartman et al.2019
タイプ種
Hesperornithoides miessleri
Hartman et al.2019
  • H. miessleri Hartman et al.2019

小型で原始的なトロオドン科の恐竜である[1]。推定全長は約0.89メートルととても小型な獣脚類だった。

2005年までは、ヘスペロルニトイデスはシノルニトイデスの近縁属と思われていた。2017年の会議で発表された未発表の系統解析結果により、ヘスペオルニトイデス(当時は非公式名「ロリ」で知られていた)がシノヴェナトルの近縁種であることが判明した。2019年には、本属はトロオドン科の比較的離れたな位置の属に位置づけられた。

トロオドン科

シノベナトル亜科

アルマス

リアオニングベナトル英語版

ヘスペロルニトイデス

シシアサウルス英語版

シヌソナスス

ダリアンサウルス英語版

"Derived troodontids"

脚注

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  1. ^ 小林快次『恐竜2最新研究』講談社講談社文庫〉、2020年2月18日

関連項目

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