ブルックリン・ブリッジ-シティ・ホール/チェンバーズ・ストリート駅

ニューヨーク市営地下鉄駅

ブルックリン・ブリッジ-シティ・ホール/チェンバーズ・ストリート駅(Brooklyn Bridge–City Hall/Chambers Street)はロウアー・マンハッタンにあるニューヨーク市地下鉄の複合駅である。IRTレキシントン・アベニュー線BMTナッソー・ストリート線が乗り入れ、以下の運行系統が停車する。

ブルックリン・ブリッジ
-シティ・ホール/
チェンバーズ・ストリート駅
Brooklyn Bridge–City Hall/Chambers Street
 
ニューヨーク市地下鉄乗換駅
ミュニシパル・ビルディング入口 地図
駅情報
マンハッタン
地区 シヴィック・センター
ディビジョン AディビジョンIRT)、BディビジョンBMT
路線 IRTレキシントン・アベニュー線
BMTナッソー・ストリート線
運行系統    4 Stops all times (常時)
   5 Stops all times except late nights (深夜帯以外)
   6 Stops all times (常時) <6>Stops rush hours in peak direction only (平日20時45分まで、混雑方向)
   J Stops all times (終日)
   Z Stops rush hours in peak direction only (ラッシュ時・混雑方向)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: M9, M22, M103
バスによる輸送 MTAバス: BM1, BM2, BM3, BM4, QM7, QM8
構造 地下駅
その他の情報
開業日 1914年 (110年前) (1914)[要出典]
利用状況
乗客数 (2015)複合駅全体で10,481,576[1]減少 4.2%
順位 29位
停車案内表
マーク 説明
Stops all times 終日停車
Stops late nights only 深夜のみ停車
Stops rush hours in peak direction only ラッシュ時に混雑方向のみ停車


駅構造

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G 地上階 出入口
M 改札階 改札、駅員詰所、メトロカード自動券売機
  (エレベーター、センター・ストリートとチェンバーズ・ストリート交差点南西、IRTレキシントン・アベニュー線ホームのみ障害者対応)
P
ナッソー・
ストリート線
ホーム
相対式ホーム、使用せず
北行線     ジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅行きキャナル・ストリート駅
島式ホーム、左側ドアが開く
北行線
乗車専用
使用せず
島式ホーム、使用せず
南行線
到着線
使用せず
島式ホーム、左側ドアが開く
南行線     ブロード・ストリート駅行きフルトン・ストリート駅
相対式ホーム、使用せず・ほぼ解体
P
レキシントン
・アベニュー線
ホーム
相対式ホーム、使用せず
北行緩行線     ペラム・ベイ・パーク駅行きキャナル・ストリート駅
  平日午後:パークチェスター駅行き(キャナル・ストリート駅)
島式ホーム、緩行線は左側、急行線は右側ドアが開く  
北行急行線   ウッドローン駅行き(深夜:キャナル・ストリート駅、それ以外:14丁目-ユニオン・スクエア駅
  夕ラッシュ:ネレイド・アベニュー駅行き(14丁目-ユニオン・スクエア駅)
  イーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅行き(14丁目-ユニオン・スクエア駅)
南行急行線   ユーティカ・アベニュー駅行きフルトン・ストリート駅
  深夜・ラッシュ時:ニューロッツ・アベニュー駅行き(フルトン・ストリート駅)
  平日:フラットブッシュ・アベニュー-ブルックリン・カレッジ駅行き(フルトン・ストリート駅)
  週末:ボウリング・グリーン駅行き(フルトン・ストリート駅)
島式ホーム、急行線は右側、緩行線は左側ドアが開く  
南行緩行線     当駅止まり →
(廃止:シティ・ホール駅
相対式ホーム、使用せず

BMTナッソー・ストリート線

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チェンバーズ・ストリート駅
Chambers Street
   
ニューヨーク市地下鉄
 
北行ホーム。右には使われていない中央ホームとダウンタウンホームがある。
駅情報
ディビジョン BディビジョンBMT
路線 BMTナッソー・ストリート線
運行系統    J   (終日)
   Z   (ラッシュ時・混雑方向)
構造 地下駅
ホーム数 島式ホーム 3面(運用中は2面)
相対式ホーム 2面(1面は廃止)
線路数 4線
その他の情報
開業日 1913年8月4日 (111年前) (1913-08-04)[2]
次の停車駅
北側の隣駅 フルトン・ストリート駅: J   Z  
南側の隣駅 キャナル・ストリート駅: J   Z  
停車案内表
マーク 説明
  終日停車
  ラッシュ時に混雑方向のみ停車

Chambers Street Subway Station (Dual System BMT)
座標北緯40度42分46秒 西経74度00分15秒 / 北緯40.71288度 西経74.0043度 / 40.71288; -74.0043
複合資産New York City Subway System MPS
NRHP登録番号05000669[3]
NRHP指定日July 6, 2005
配線図
 
 
 
 
 
 
 
 
         
       
       
   
 
 
 
 
 
マンハッタン橋(廃止)
         
       
       
       
       
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       
       
     
     
     
     
 
 
 
 

BMTナッソー・ストリート線チェンバーズ・ストリート駅(Chambers Street)はマンハッタン・ミュニシパル・ビルディング近くのセンター・ストリート - チェンバーズ・ストリート交差点にある島式ホーム3面・相対式ホーム1面(当初は2面)4線の駅である。

南行ホームは南端で少し高い位置にあるが、これは南のフルトン・ストリート駅で南北線が2層構造になるためである。中央2線は南で合流して車止めで終わっている。駅北側にも行き止まり線があるが、これはかつてマンハッタン橋方面の列車が使用されていたものである。こちらはクリスティー・ストリート連絡線建設の際に廃止された[4][5]。さらに、本線は北側でいったん複線になった後、キャナル・ストリート駅手前で線路が分岐し3線になる。

駅にはブルックリン橋を模した陶磁器タイルが設置されている。

ポップカルチャーにて

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画像

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IRTレキシントン・アベニュー線

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ブルックリン・ブリッジ
-シティ・ホール駅
Brooklyn Bridge–City Hall
       
ニューヨーク市地下鉄
 
アップタウン方面ホーム
駅情報
住所 Park Row & Centre Street
New York, NY 10007
ディビジョン AディビジョンIRT
路線 IRTレキシントン・アベニュー線
運行系統    4   (常時)
   5   (深夜帯以外)
   6   (常時) <6>  (平日20時45分まで、混雑方向)
構造 地下駅
ホーム数 島式ホーム 2面
対面乗り換え
相対式ホーム 2面(廃止)
線路数 4線
その他の情報
開業日 1904年10月27日 (120年前) (1904-10-27)[7]
バリアフリー設備   (BMTナッソー・ストリート線は非対応)
旧駅名/名称 ブルックリン・ブリッジ駅
Brooklyn Bridge
ブルックリン・ブリッジ-ワース・ストリート駅
Brooklyn Bridge – Worth Street
次の停車駅
北側の隣駅 キャナル・ストリート駅 (各駅停車): 4  6   <6> 
14丁目-ユニオン・スクエア駅 (急行): 4   5  
ワース・ストリート駅 (各駅停車:廃止): 定期運行なし
南側の隣駅 フルトン・ストリート駅: 4   5  
(終点): 6   <6> 
シティ・ホール駅 (各駅停車:廃止): 定期運行なし


北側の隣駅   キャナル・ストリート駅 (各駅停車): 4  6   <6> 
グランド・セントラル-42丁目駅 (急行): 4   5  
南側の隣駅   フルトン・ストリート駅: 4   5  
なし(終点): 6   <6> 
停車案内表
マーク 説明
  終日停車
  深夜のみ停車
  ラッシュ時に混雑方向のみ停車

Brooklyn Bridge-City Hall Subway Station (IRT)
座標北緯40度42分46秒 西経74度00分15秒 / 北緯40.71288度 西経74.0043度 / 40.71288; -74.0043
複合資産New York City Subway System MPS
NRHP登録番号05000674[3]
NRHP指定日July 6, 2005
配線図
 
 
 
 
     
   
ワース・ストリート駅
       
       
     
     
   
   
     
         
         
ブルックリン・ブリッジ-
             
シティ・ホール駅
             
         
 
 
 
   
     
 
 
   
       
シティ・ホール駅
 
 
     
       
留置線
   
 
 
   
     
 
 
   
 
 
 
     
フルトン・ストリート駅
     
     
     
     
 
 
 

IRTレキシントン・アベニュー線ブルックリン・ブリッジ-シティ・ホール駅(Brooklyn Bridge–City Hall)はブルックリン橋マンハッタン側にあたるパーク・ロウにあるエクスプレス駅である。6系統の南端駅だが、当駅での折り返し運転ではなくシティ・ホール駅のループ線を経由して方向転換している。

駅のすぐ北側にクロスオーバーがあり、急行線と緩行線の間を転線することができる。これにより、レキシントン・アベニュー線の各駅停車は必要に応じてシティ・ホール駅のループ線ではなく急行線を経由して南行することができる。1945年にシティ・ホール駅が廃止されたため、ブルックリン・ブリッジ-シティ・ホール駅(当時は単にブルックリン・ブリッジ駅と呼ばれていた)がレキシントン・アベニュー線各駅停車の最南端の駅となった。

駅の南側でダウンタウン方面緩行線は3本に分岐しており、西側の線路がシティ・ホール駅で北行緩行線の周りをループしている。他の2線は引上線で、ダウンタウン方面急行線と並んでいる。1960年代までは、フルトン・ストリート駅の北でダウンタウン方面急行線と合流していたが、現在はフルトン・ストリート駅の少し北に車止めが設けられており、時折留置線として使用されている。

駅改修工事によりタイルが新しくなり、ADA対応のエレベーターが設置された。当駅はIRTイースト・サイド・チェインの起点になっており、駅の南端に起点標が設けられている。

南行線の相対式ホームには電気設備と駅のすぐ北にあるブルックリン橋の連動装置を管理する信号扱所が設けられている。グランド・セントラル-42丁目駅の信号扱所がIRTレキシントン・アベニュー線全線を統括しているため、当駅の信号扱所は予備として通常は使われていない。連動装置の制御盤は南行緩行線の壁面に設けられており、車窓から見ることができる。また、ダウンタウン方面相対式ホームの南端部分は、ダウンタウン方面島式ホームにある出発係詰所の近くから見ることができる。 ワース・ストリート駅の廃止に伴いブルックリン・ブリッジ-ワース・ストリート駅に改名されたが、1995年に再びブルックリン・ブリッジ-シティ・ホール駅に戻されている。

画像

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脚注

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  1. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership”. Metropolitan Transportation Authority. 2016年4月19日閲覧。
  2. ^ New York Times, Passenger Killed on Loop's First Day, August 5, 1913, page 2
  3. ^ a b NPS Focus”. National Register of Historic Places. National Park Service. December 23, 2011閲覧。
  4. ^ http://www.youtube.com/watch?v=V69X72HAZ1g
  5. ^ http://ltvsquad.com/2005/07/04/marginalized/
  6. '^ Chuck Katz, Manhattan on Film: Walking Tours of Hollywood's Fabled Front Lot' (Limelight, 1995), p. 298-99.
  7. ^ New York Times, Our Subway Open: 150,000 Try It, October 28, 1904

参考文献

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外部リンク

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