ピアノ協奏曲第25番 (モーツァルト)
モーツァルトが1786年に作曲したピアノ協奏曲
ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K. 503 は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1786年に作曲したピアノ協奏曲。
概要
編集音楽・音声外部リンク | |
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Mozart:Klavierkonzert C-Dur KV.503 - フランチェスコ・ピエモンテージ(P)、マンフレート・ホーネック指揮hr交響楽団による演奏。hr交響楽団公式YouTube。 | |
Mozart:Piano Concerto No.25 - ハンネス・ミナー(P)、ダンカン・ウォード指揮南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。AVROTROS Klassiek公式YouTube。 |
モーツァルト自身の作品目録によれば、本作は1786年12月4日に完成された。初演は翌日の12月5日に行われたとされる説があるが、定かではない。
20番台の協奏曲の中では比較的録音や演奏の機会は少ないが、1784年の第14番(K. 449)から続いてきたピアノ協奏曲の連作を締めくくる華麗で雄大な曲。本作からモーツァルトの死までは、ピアノ協奏曲は第26番『戴冠式』(K. 537)と第27番(K. 595)が散発的に書かれただけである。また、本作が完成した2日後には、ケッヘル番号が1つ違いの交響曲第38番『プラハ』(K. 504)が完成した。
モーツァルトの弟子のヨハン・ネポムク・フンメルが、ピアノ・フルート・ヴァイオリン・チェロ用の編曲を残しており、白神典子らが録音している。また、フンメルはピアノ独奏用にも編曲している。
楽器編成
編集曲の構成
編集全3楽章。演奏時間は約30分。第1楽章のカデンツァはモーツァルト自身のものは残されていない。また、第2、第3楽章にはカデンツァはない。
- 第2楽章 アンダンテ
外部リンク
編集- ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K. 503の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
- ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503 - Mozart con grazia
- 『新モーツァルト全集』におけるKonzert für Klavier und Orchester in C KV 503の楽譜及び校訂報告
- Mozart Piano Concerto K.503 - BBC Radio 3 Discovering Music (from Internet archive)