バーントゥンポー駅
タイの鉄道駅
バーントゥンポー駅(バーントゥンポーえき、タイ語:สถานีรถไฟชุมทางบ้านทุ่งโพธิ์)は、タイ王国南部スラートターニー県プンピン郡にある、タイ国有鉄道南本線の駅である。
バーントゥンポー駅 | |
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バーントゥンポー駅 | |
ชุมทางบ้านทุ่งโพธิ์ Ban Thung Pho Junction | |
所在地 |
タイ王国 スラートターニー県 プンピン郡 |
駅番号 | 4229 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 二等駅 |
電報略号 | ทโ. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1916年7月17日 |
乗入路線 | |
所属路線 | 南本線 |
キロ程 | 631.00 km(旧トンブリー駅起点) |
◄マルアン (7.08 km) (4.03 km) スラートターニー► | |
所属路線 | キーリーラットニコム支線 |
キロ程 | 0.00 km(バーントゥンポー駅起点) |
(3.35 km) バーンドンラック► |
バーントゥンポー駅は、タイ王国南部スラートターニー県の人口9万人が暮らすプンピン郡にある。駅の正面側は東向きであり、町の中心部から北西方向にかなり外れた地点に位置する。
二等駅であるが1日に4本(2往復)の普通列車しか停車しない為、利用しづらい。上記2往復のうち1往復は、キーリーラットニコム支線の列車である。
プンピン郡には、タイ南部の物流拠点の一つとして内陸コンテナデポ (ICD) が設置されており、当駅にもコンテナの取扱いを行うためコンテナヤードが設けられている[1]。
歴史
編集南北3カ所(ペッチャブリー駅、ソンクラー駅、カンタン駅)から開始された[2]南本線全通工事は、終盤に入った1916年7月17日に南側からの工事がチュムポーン駅まで到達したことに伴い、当駅が途中駅として開業した。1951年に、当駅で分岐するプーケット支線の建設が開始され、1956年4月13日にキーリーラットニコムまでの区間が開通し、分岐駅となった[3]。
- 1911年6月9日 【開業】ペッチャブリー駅 - チャアム駅 (36.57km)
- 1911年11月25日 【開業】チャアム駅 - フワヒン駅 (25.93km)
- 1914年1月1日 【開業】フワヒン駅 - ワンポン駅 (19.86km)
- 1914年6月1日 【開業】ワンポン駅 - プラチュワップキーリーカン駅 (69.48km)
- 1915年12月1日 【開業】プラチュアップキーリーカーン駅 - バーンクルット駅 (58.2km)
- 1915年3月15日 【開業】バーンクルット駅 - バーンサパーンヤイ駅 (15.99km)
- 1916年7月17日 【開業】チュムポーン駅 - バーンナ駅 (193.81km)
- 1956年4月13日 【開業】バーントゥンポー分岐駅 - キーリーラットニコム駅 (31.00km)
駅構造
編集脚注
編集参考文献
編集- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5