キーリーラットニコム駅

タイの鉄道駅

キーリーラットニコム駅(キーリーラットニコムえき、タイ語:สถานีรถไฟคีรีรัฐนิคม)は、タイ王国南部スラートターニー県キーリーラットニコム郡にある、タイ国有鉄道 南本線キーリーラットニコム支線である。

キーリーラットニコム駅
คีรีรัฐนิคม
Khiri Ratthanikhom
バーンヤン (4.00 km)
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
スラートターニー県
キーリーラットニコム郡
北緯9度1分51秒 東経98度56分48秒 / 北緯9.03083度 東経98.94667度 / 9.03083; 98.94667
駅番号 4238
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 三等駅
所属路線 南本線キーリーラットニコム支線
キロ程 662.00 km(旧トンブリー駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1956年 4月13日
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概要

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キーリーラットニコム駅は、タイ国有鉄道 南本線キーリーラットニコム支線の終点駅であり、タイ国鉄最西端の駅である。三等駅で1日1往復のみの列車運行を行っている。上りがキーリーラットニコム駅発6:00スラートターニー駅着6:58、下りがスラートターニー駅発16:55キーリーラットニコム駅着17:55だけである。つまり乗車するためにはキーリーラットニコム駅に6:00に行くか、キーリーラットニコム駅に17:55到着後帰りの便を確保するかである。キーリーラットニコム駅周辺にはホテル等の宿泊施設は無く、またタクシー、バス等の交通機関もない。道路ではスラートターニー駅より30数kmであるが山道の為1時間程度かかる。キーリーラットニコム駅周辺の児童がスラートターニーの学校に通学の為利用している。キーリーラットニコム駅-スラートターニー駅間の距離は35.02kmであり運賃は8バーツ(約20)である。

駅構内には有蓋車3両を改造した図書館がある。

歴史

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キーリーラットニコム支線はもともとターヌン(パンガー湾)まで、さらにはプーケット島までの路線として工事が着工された。1956年4月13日バーントゥンポー分岐駅から当駅までの区間が完成し開業した。この時点でそれ以降の工事は凍結され今日に至っている[1]

駅構造

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単式ホーム1面1線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺

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民家以外何もないのが、当駅の特徴である。

脚注

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  1. ^ 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)p.423-424

参考文献

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  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目

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