プラチュワップキーリーカン駅
タイの鉄道駅
プラチュワップキーリーカン駅(プラチュワップキーリーカンえき、タイ語:สถานีรถไฟประจวบคีรีขันธ์)は、タイ王国中部プラチュワップキーリーカン県ムアンプラチュワップキーリーカン郡にある、タイ国有鉄道南本線の駅である。
プラチュワップキーリーカン駅 | |
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プラチュワップキーリーカン駅 | |
ประจวบคีรีขันธ์ Prachuap Khiri Khan | |
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所在地 |
![]() プラチュワップキーリーカン県 ムアンプラチュワップキーリーカン郡 |
駅番号 | 4142 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 一等駅 |
所属路線 | 南本線 |
キロ程 | 302.33 km(旧トンブリー駅起点) |
電報略号 | จข. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1914年6月1日 |
概要
編集プラチュワップキーリーカン駅は、タイ王国南部プラチュワップキーリーカン県の県庁所在地であり、人口9万人が暮らすムアンプラチュワップキーリーカン郡にある。町の中心部に位置する為、利便性が良い。駅の正面側(東側)が、市街地である。1日に22本(11往復、内1往復は当駅が始発、終着)の列車が発着する。内訳は特急3往復、急行1往復、快速4往復、普通3往復である。一等駅であるが、全列車が停車するわけではない。当駅に発着するバンコク発着の優等列車は全てクルンテープ駅発着であり、その乗車距離は318.38kmであり、特急列車利用で4時間30分程度である。当駅より隣国ミャンマーまで20km、リゾート海岸まで600mと近距離のため、訪れる観光客が多い。
歴史
編集タイ国有鉄道南本線の本格的な工事は北側1カ所(ペッチャブリー駅)、南側2カ所(ソンクラー駅、カンタン駅)の3カ所より開始された[1]。当駅はペッチャブリー駅側からの工事により1914年6月1日に開業した。この時点では終着駅であったが、その1年6か月後の1915年12月1日にバーンクルット駅までの延伸開業により当駅は中間駅となった。
駅構造
編集駅周辺
編集脚注
編集- ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.31
- ^ 【タイ】【タイ仕掛人インタビュー】海辺の町初の日本食店「富士山」がオープン 2018年1月16日閲覧。
- ^ タイの海辺の田舎町でスローライフ 店主・橋本修一のブログ
参考文献
編集- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5