バレーボールポーランド女子代表

バレーボールポーランド女子代表(バレーボールポーランドじょしだいひょう、ポーランド語: Reprezentacja Polski w piłce siatkowej kobiet)は、バレーボールの国際大会で編成されるポーランドの女子バレーボールナショナルチームである。

バレーボールポーランド女子代表
国または地域 ポーランドの旗 ポーランド
大陸連盟 欧州バレーボール連盟
協会 ポーランドバレーボール連盟
監督 イタリアの旗 ステファノ・ラヴァリーニ
国名コード POL (Poland)
FIVBランキング 7位(2024年3月版)[1]
オリンピック
出場回数 3回
初出場 1964 東京
最高成績 3位銅メダル(1964、1968)
世界選手権
出場回数 10回
初出場 1952 世界選手権
最高成績 2位銀メダル(1952)
ワールドカップ
出場回数 2回
初出場 2003 ワールドカップ
最高成績 6位(2007)
欧州選手権
出場回数 25回
最高成績 1位優勝(2003、2005)
テンプレートを表示
ポーランド女子代表

歴史

編集

1947年国際バレーボール連盟へ加盟[2]。同年ポーランド女子ナショナルチームが編成された。初めて出場した国際試合はチェコスロバキアに1-3で敗れたが[要出典]、すぐに強豪国の仲間入りをし、1950年代から1960年代にかけてオリンピックで2大会連続銅メダル、世界選手権で3度メダルを獲得した。

1970年以降はメダルからは遠ざかっていたが、2003年欧州選手権で優勝するとその年に開催されたワールドカップではマウゴジャータ・グリンカが活躍し大会MIPを獲得した。2004年のアテネ五輪へは出場できなかったが、ワールドグランプリに初出場した。続く2005年欧州選手権で2連覇を達成した。この結果から同年11月のワールドグランドチャンピオンズカップにヨーロッパ大陸代表として出場し、4位となる。しかし、2006年のワールドグランプリで最下位に終わり、ニエムチック監督が退き、同年の世界選手権には当時のコーチが監督として指揮を渡り15位タイに終わった。

2007年、イタリアを2002年世界選手権優勝に導いたマルコ・ボニッタが代表監督に就任。2007年ワールドグランプリでは予選ラウンドで日本、イタリア、ロシアなどの強豪を降し決勝ラウンドに進出、大会を6位で終えた。欧州選手権は4位に終わったがFIVBのワールドカードに指名され、2007年ワールドカップに出場した。

2008年1月の北京オリンピック欧州予選ではロシアに敗れ2位に終わったものの、同年5月の世界最終予選の切符を取得。5月24日のセルビア戦でフルセットの末に勝利し、40年ぶりのオリンピック出場を果した。同年8月の北京五輪には予選ラウンドでアメリカ日本とフルセットの激闘を演じるも敗戦し9位で同大会を終えた。

2009年からマトラク監督が就任し、同年のトリノ国際で優勝、ヨーロッパ選手権を地元開催し銅メダルに輝いた。また、2010年のワールドグランプリで予選ラウンドを7勝2敗の3位の成績で3年ぶりに決勝ラウンドへ進出した。決勝ラウンドでは日本に勝利するも6位となった。同年の世界選手権には1次ラウンドで日本、セルビアに敗れて3位通過、2次ラウンドから調子を上げ最終戦で中国を破り9位となった。

2011年以降は主力選手が揃わず苦戦を強いられる。同年ヨーロッパ選手権で5位とメダルに届かず、ロンドンオリンピックへは大陸予選で敗退し、出場権を逃した。

過去の成績

編集

オリンピックの成績

編集

世界選手権の成績

編集

ワールドカップの成績

編集

1973年から1999年まで不参加。

欧州選手権の成績

編集

現在の代表

編集

2018年FIVBバレーボールネーションズリーグに登録されたメンバー[3][4]

監督   ヤツェク・ナブロツキ
No. 選手名 シャツネーム 身長 所属 P 備考
1 ユリア・ノビツカ Nowicka 174 BKS Profi Credit Bielsko Biala S
2 ガブリエラ・ポランスカ Polanska 202 Grot Budowlani Lodz MB
3 クラウディア・アラギェルスカ Alagierska 190 Legionovia Legionowo MB
4 マルレナ・プレシニェロビッチ Plesnierowicz 176 BKS Profi Credit Bielsko Biala S
5 アグニェシュカ・コンコレフスカ Kakolewska 197 Grot Budowlani Lodz MB  
6 ユスティナ・ウカシク Lukasik 187 Trefl Proxima Krakow MB
7 エミリア・ムハ Mucha 186 BKS Profi Credit Bielsko Biala WS
8 マリア・ステンゼル Stenzel 168 Impel Wroclaw L
9 オリビア・ロジャンスキ Rozanski 185 BKS Profi Credit Bielsko Biala WS
10 スザンナ・エフィミエンコ=ムウォトコフスカ Efimienko 197 LKS Commercecon Lodz MB
12 モニカ・ボチェク Bociek 185 PolskiCukier Muszynianka Muszy OP
13 アガタ・ビトコフスカ Witkowska 170 Grot Budowlani Lodz L
14 マルティナ・ウカシク Lukasik 189 Trefl Proxima Krakow OP
15 マルティナ・グライベル Grajber 180 Grot Budowlani Lodz WS
16 ナタリア・メンジク Medrzyk 183 Chemik Police WS
17 マルビナ・スマジェク Smarzek 191 Chemik Police OP
18 アリツィア・グラブカ Grabka 178 Legionovia Legionowo S
20 オリビア・バウク Baluk 175 PSPS Chemik Police WS
22 ナタリア・ムレク Murek 180 Impel Wroclaw WS
23 ユリア・トワルドフスカ Twardowska 185 Grot Budowlani Lodz WS
26 ベロニカ・ボウォドコ Wolodko 180 Impel Wroclaw S

歴代代表選手

編集

脚注

編集
  1. ^ FIVB. “FIVB Women’s Volleyball World Ranking”. 2024年3月3日閲覧。
  2. ^ Confédération Européenne de Volleyball (CEV)”. FIVB. 2010年8月5日閲覧。
  3. ^ TEAM ROSTER
  4. ^ FIVBバレーボール・ネーションズリーグ2018 女子豊田ま大会 オフィシャルプログラム 29ページ

関連項目

編集

外部リンク

編集