タスマン (NPC)

ニュージーランドのラグビーユニオンチーム

タスマン(Tasman)は、ニュージーランドのタスマン地方ネルソン地方マールボロ地方の3州を代表する、ニュージーランド州代表選手権(NPC、National Provincial Championship)のラグビーユニオンチームである。愛称は「タスマン・マコ(Tasman Mako)」[1]

ここでは、チームを統括する組織「タスマン・ラグビー・ユニオン(Tasman Rugby Union)」についても述べる。

ホームスタジアム

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ノースランド
 
Nハーバー
 
オークランド
 
Cマヌカウ
 
BOプレンティー
 
ワイカト
 
タラナキ
 
ホークスベイ
 
マナワツ
 
ウェリントン
 
タスマン
 
カンタベリー
 
オタゴ
 
サウスランド
NPC参加14チームの所在地

ホームスタジアムは、マールボロ地方ブレナムにあるランズダウン・パーク(Lansdowne Park)と、ネルソンのトラファルガー・パーク(Trafalgar Park)[1]

沿革

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タスマンは、後述のように3州の旧ユニオンからできた、ニュージーランドでもっとも新しいユニオンおよびその代表チームである。

2005年、タスマン・ラグビー・ユニオンが設立される[2]

2006年、ニュージーランドの州ごとに選抜されたチームで競うNPC(ニュージーランド州代表選手権、National Provincial Championship)に、タスマンが初出場[3]

2019年・2020年で、NPC連覇を果たした[4][5][6]

タスマン・ラグビー・ユニオン

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1870年5月、ニュージーランドで初めて、ラグビーの試合がネルソンで行われ、「ニュージーランドラグビー発祥の地」となる[1]

1885年、ネルソン地方タスマン地方で、ネルソン・ラグビーユニオン(Nelson Rugby Union)、愛称「グリフィンズ(the Griffins)」が設立された[1][2]

1888年、マールボロ地方マールボロ・ユニオン(Marlborough Union)が設立される。愛称は「レッド・デビルズ(Red Devils)」[2]

1920年、ネルソンから港湾部が分離した形でゴールデンベイズ=モトゥエカ・ラグビーユニオン(Golden Bays-Motueka Rugby Unions)が設立[7][2]

1969年にネルソンとゴールデンベイズ=モトゥエカが再合併し、ネルソン・ベイズ・ラグビーサブユニオン(Nelson Bays Rugby Sub-Union)となる[2]

2005年12月、マールボロとネルソン・ベイズが合併し、タスマン・ラグビー・ユニオンとなる[2]

スーパーラグビー

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クライストチャーチに拠点を置くスーパーラグビー参加チーム、クルセイダーズに選手を輩出している。そのほか、ハイランダーズチーフスブルーズなどにタスマン出身の選手がいる[1]

出典

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  1. ^ a b c d e Our Story” (英語). Tasman Mako. 2024年11月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Tasman Rugby Union”. www.tasmanrugby.co.nz. 2024年11月14日閲覧。
  3. ^ Tasman Rugby Union”. www.tasmanrugby.co.nz. 2024年11月14日閲覧。
  4. ^ Mitre 10 Cup: Tasman Mako overpower Wellington to bag maiden national title”. www.stuff.co.nz. 2024年11月14日閲覧。
  5. ^ Tasman Mako win tense Mitre 10 Cup final against Auckland”. www.stuff.co.nz. 2024年11月14日閲覧。
  6. ^ Tasman Rugby Union”. www.tasmanrugby.co.nz. 2024年11月14日閲覧。
  7. ^ PERSONAL MATTERS”. Papers Past. 2024年11月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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